『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 12巻』ラノベ感想(ネタバレあり)
ダンまちの12巻です。新章突入、前回の敗戦を経て大きく成長したベルです。
男の子から男へ。。。覚悟をもったベル。一皮以上剥けた感じはあります。ベルの成長ぶりがヤバイです。。。
すでに好意を持っていた女性陣も、惚れ直すのも仕方ないです(笑)特にエイナが・・・(笑)
新技も炸裂。そしてラストはまた気になる終わり方を。。。
以下、感想というか、備忘録です。ネタバレ全開なので、ご注意下さい。
プロローグ
物語を綴り終えた女神ヘスティアは万感を込めて告げます、ベルのランクアップを。レベル4・・・!
一章
レベル3から4まで約2ヶ月。
ランクアップに驚きはないベル。黒いミノタウルス、アステリオスとの戦いでランクアップの確信はあったと。読んでる側としてもあれだけの死闘を行なって、ランクアップ確実だろうと言う思いはありました(笑)
ギルドが定めたアステリオスのレベルは7と。。。そしてレベル3で立ち向かい、生還したベル。。。すごすぎです。。。
十分にランクアップする下地はありましたが、今回闘いが最後のきっかけと。
レベル4になり、発掘アビリティと新たなスキルが。
発掘アビリティは逃走。逃げ足が速くなると(笑)レアであるものの不名誉なアビリティ(笑)
3つ目のスキルは闘牛本能(オックススレイヤー)。猛牛系との戦闘で全能力が超高補整。。。まさにアステリオスとの闘いで得られたスキルです。これにより猛牛系相手には、レベルを超えた戦闘能力が発揮できると。
殻を破ったベル。そんなベルに、ヘスティアのもう1つの名前、ウェスタ、燃え続ける聖火と言う意味を告げます。ベルを見ていたら言いたくなったと。
前に進むためにも、今は休息の期間。武装の新調も必要です。時が来るまで英気を養う時だと。
やけに落ち着いている自分に不思議な気分を覚えるベル。
市壁上部に通じる階段からヘルメスとアスフィ。
ヘルメスの顔にはヘスティアからのドロップキックの跡が(笑)
グロスたちを利用した件について、ベルに謝罪するヘルメス。
許せなくてもいい、ただこれからもお節介するだろうと。ベルのファンだからと言って、去って行くヘルメス。アスフィ、割り切れるなら嫌わないで欲しいと。
そしてその後、フェルズがやってきます。
数日前とは別人のように見えると言うフェルズ。
自分ではわからないベルですが、強くなりたいと言う気持ちは以前よりも強くなっています。
今後何をするのかを聞かれ、ダンジョンへの挑戦を再開すると答えます。
ベルに死んでほしくないと言う事で、お節介をすると言います。戦う理由を与えると。
ダンジョン最下層の攻略。それを成し遂げないと人類とゼノスの共存はあり得ないと言います。
最下層には結ばれた誓約、そして決着があると。。。
最下層の攻略が何故ゼノス達に繋がるのかは教えてもらえませんでしたが、神意を示してくれたと。
摩天楼施設バベルで神会。
司会はガネーシャ(笑)議題は進み、ランクアップした冒険者の命名式。神々の目の色が変わる(笑)
もちろんベルの名前もあり、神々のニヤニヤが一気に深まる(笑)
ヘスティア・ファミリア、もう一人ランクアップしていたと。
ヴェルなんとかさん(笑)不冷(イグニス)に、速決です(笑)
「貴方に鍛えられた俺の熱は、こんなものじゃ冷めやしない、キリッ」(笑)
命名式はつつがなく進み、ベルの番に。そしてフレイヤが動きます。
美神の伴侶(ヴァナディース・オーズ)(笑)
そして、ロキ、道化の玩具(ロイザラス)(笑)
さらに、総受け(オールオッケー)(笑)(笑)(笑)
なんとか無難な称号をもらえました。って無難なのはここでは出てこないんかい(笑)
ベルがレベル4になり、ファミリアのランクもDに上がりました。
それに伴い、お達しが来ると言うヘファイストス。
ギルドの巨大掲示板に貼られる二つ名。ベルの新しい二つ名は白兎の脚(ラビット・フット)。様々な冒険者の眼差しは世界最速兎を違烈を認めています(>ω<)
それにこそばゆさを感じ、エイナの元へ。エイナ、なんか熱に浮かされた感じです(笑)
そしてエイナが白い封筒を渡します。恋文ではないです(笑)
強制任務です。
二章
一定のランクになると遠征が義務付けられると。到達階層を一つ増やすや階層主の討伐、未開拓地のマッピングなど。
そして遠征は自分のファミリアが主導でないとダメと。
ファミリアのメンバーと話し合い。
遠征はファミリアの過半数の参加が必要。低レベルのリリは、自分を除外したパーティ構成を提案。。。
しかし、ベルはみんなと一緒に強くなりたいと。みんなと一緒に前に進みたいと。みんなで遠征することに決定です。
ヘスティア、ミアハ、タケミカヅチのの派閥連合です。ミアハからはダフネとカサンドラ。タケミカヅチからは桜花と千草。そしてヘルメス・ファミリアのアイシャも。。。
豪華なパーティになり、これなら下層を目指すべきだと。しかし連携が心配です。
リリ、自分が目指すべきビジョンとして指揮官となることに。
そして他のメンバーも各々準備を進めます。
アイシャ、春姫に魔道書(グリモア)を渡し、魔法の強制発現させることに。
ちなみにグリモアはパクってきたものです(笑)
春姫、みんなの力になりたいと本をめくることに。
ベルはエイナに通過予定の階層の情報を教えてもらうことに。エイナ、完全に落ちてます(笑)それに敏感なヘスティア(笑)
そしてダンジョンへ。
が、ダフネ、また予知夢でよくないことが起きそうと。。。
遠征の予定期間は1週間。最終目的地は下層です。
そして早くも24階層。1日で中層の最深部まで来ます。
ベルの新武装、ユニコーンの角から作られた白幻でモンスターをなぎ倒します。前に苦戦した巨大蜂を駆逐していきます。
そして巨大蜂を量産しているコロニーを、英雄願望でチャージしたファイアボルトで焼き払います。
春姫にモンスターを手にかけらるのか心配されてましたが、偽善者になると決めたと言うベル。偽善者と罵られた者こそが、英雄になれる資格があると言う言葉を受け入れたと。
その決然として顔つきに春姫も赤面(〃∇〃)
そしてアイシャは、そろそろ食べごろかと(笑)
24階層で野営開始です。
魔法やスキルを見直し考察するベル。英雄願望の検証もこっそり行なっていたと。神様のナイフを持ち、新たな発明が閃きかけた、その時、ご飯の声がかかります。何やら新しいことを思いついたようです。
アイシャの話によると、27階層まではレベル2でもギリギリ通じるとのこと。しかし地形が厄介ということで、線引をしていると。
そして30階層まで行くとレベルとステータスが求められると。
そして下層と深層の情報はギルドが規制していると。世界が違いすぎて心がおられないように。。。
階層を超えて竜がうじゃうじゃ(笑)そのお話はソード・オラトリアで語られます。
そして遠征中に宴会が(笑)
それを見ていたベル。良いなと。そしてそんなベルをリリが見て、やはりベルはベルだと。変わってなくて良かったと言います。
不安にさせてごめんと頭を撫でるベル。やはり変わったと。より女たらしなったと(笑)
夜、アイシャがやって来ます。夜這いだったらどうすると(笑)
明日から下層、第二の死線、新世界と。
それでも先に進みたいと言うベル。
第3章
25階層へ。そこには水の楽園が。巨蒼の滝(グレートフォール)。27階層まで続く巨大な滝です。
ミッションの達成を報告するためのアイテムをこの25階層で集めることに。
下層での初戦闘、ブルークラブは難なく仕留めます。
この階層は水系のモンスターが多数生息していると。
そして財宝も手に入れます。
エイナ、最近下層での行方不明者が多いと気になってます。が、それは前からじゃんとミィシャに言われ、ベルのことが気になっているのがモロバレです(笑)羞恥に身悶えるエイナかわいい(*´∀`*)
25階層を約半分進んだところで、以前にエイナをストーカーしていたルヴィスと遭遇。一人でおり、何やら様子がおかしい。。。血まみれの相貌です。。。
その背後には大型モンスター。2Mはある人型の緑のモンスターです。
ルヴィスに手を伸ばす苔の巨人にやめろと疾走するベル。
しかし、レベル4のベルの攻撃が回避されます。強化種であることに気づきます。
そして苔の巨人、まさかの飛び道具、種子の弾雨を放ちます。ルヴィスのなけなしの警告でなんとか回避する一同。
そしてまさかのモンスターが撤退。。。
さらに千草の傷から蔦が生えてきました。。。
4章
千草とルヴィスの治療にあたります。
治療魔法を使いますが、傷口は塞ぐもの、蔦が消えることはありません。それどころか治療魔法を受けて成長するありさま。。。
先ほどの種子が体の中に根を張ってしまったと。
治療方法がないと絶望するカサンドラですが、ベルがまだ誰も死んでいない。勘でも良いので助かる方法は?とヒーラーのカサンドラに聞きます。
仲間で考えれば助けられると。。。覚悟を決めたベルの成長ぶりがヤバいです。。。
討伐か帰還か。討伐は危険だと言うリリ。そもそもなんの強化種かと言う問いに、モス・ヒュージの強化種だと思うと言うベル。
またあのモンスターと遭遇できるかわからないと言うリリですが、ルヴィスが目を覚まし、必ずやってくると言います。
奴は冒険者が集めた魔石を狙っていると。ルヴィスは魔石を持って囮になっていました。
そして魔石を喰らって強くなることに味をしめた奴は、過去に多大な犠牲者を出した血濡れのトロール以上に危険な存在だと。このままいけば未曾有の災害に。。。
ベルの結論はもちろん討伐です。
知恵を持ち狩人と自負する苔の巨人。かなり厄介な相手です。。。
仲間の人間を餌におびき出し、罠まではるという。。。
苔の巨人に向かうため、ベルたちは前衛と後衛に分けますが、苔の巨人は外殻だけの偽物。。。中身はルヴィスの仲間です。。。
狙われたのは後衛。。。
すぐさま後衛の場所に向かうベル、間に合わないかと思いきや、左足にチャージ!苔の巨人の腕を斬り落とします(゚д゚)!
ベルはヤバイと認識する苔の巨人ですが、まだ自分の方がちょっと強いと。
魔法を使うには歌う必要があると思っていた強化種は、速攻魔法のことは知らずファイアボルトを直撃で受けます。
詠唱の間に襲いかかってきた敵に脅威を感じ、ベル、必ずここで仕留めると。
が、さらなる罠に嵌められ、水中に引き込まれます。。。
大ピンチのベル。さらに他の水中モンスターも。。。
アクア・サーペストに襲われるベル。しかし、その間に離れていく苔の巨人。
不審に思いますが、流れが下方に無っていることに気づきます。グレートフォールに巻き込まれて落下するベル。。。
第5章
リリ、ベルが流されパニックに。。。
が、アイシャにベルは自分よりも強い。水流に巻き込まれてもしぶとく生き残るだろうと。
それを聞いてリリも冷静に。リリ、一時撤退を進言。撤退と言っても24階層の連絡路がある崖までと。
そして作戦を話すリリにフィンと重なりを感じるダフネです。
一命をとりとめたベル。が、閃光と呼ばれるイグアスに襲われます。
しかしまだ、なにもやっちゃいないと、覚悟を決め、全てを斬りはらうことに。ありったけの加速を持って・・・!
イグアスを倒し、また冒険者としての成長を実感します。
それに拍手がおき、その方向を向くとマーメイドが。。。
リリたち、ドルムルのパーティと会います。
そしてセーフティーポイントで待ち伏せして仕留める奴の話を聞き驚愕です。。。
ドルムルたちと行動を共にすることに。
マーメイドを見てウィーネの顔が横切りますが、ハーピィとセイレーンに襲われます。それらを倒すと、今度は先ほどとは違うモンスターのマーメイド。チャームを使われまずいと思いますが、全く効いてません(笑)
そして今度は先ほどのマーメイド。ゼノスかと聞くと、抱きつかれます(笑)
レイたちを知っていると。マーメイドはマリィと名乗ります。そして人差し指を噛み切って、ベルの口に突っ込みます(笑)完全回復です。
まだ精神的に幼そうなマリィ。お話ししようと言ってきます。しかし、仲間のところに帰えらないとと言うベル。
マリィ、苔の巨人のことを知っているとのこと。怖いと行ってはダメと。
ベルを滝の下に落として溜飲を下げた苔の巨人。次はリリたちだと。しかし数が多く厄介。そこであの手を使おうと。。。
アイシャがダンジョンの異変を感じます。モンスターの群れが四方八方から襲ってきます。
苔の巨人がパス・パレードを引き起こしました。。。
ベル、マリィにあいつは自分が倒すと。マリィの怖いものは全部自分が倒すと。
マリィ、ベルを連れて行ってくれます。
第6章
モンスターがバス・パレードを誘発する前代未聞の事態に動揺を隠せない一行。逃げの一手です。。。
マリィの導きで仲間の元へ急ぐベル。道が途絶えると、マリィをお姫様抱っこ(笑)この姿が他に見られたらヤバイと(笑)
応戦するヴェルフたち。善戦しますが、今度はモンスターパーティが。。。
そこで唄われたのは春姫の新しい魔法ココノエ。レベルブーストの連鎖、5人の冒険者のランクアップ。。。!全体階位昇華です。。。!
そこで持ち直したと思いましたが、苔の巨人はアイシャたちが倒した魔石を取り込んでいました。。。そしてアイシャに種子が埋め込まれます。。。
魔剣も効かず絶体絶命。。。
囮になるルヴィスたち。しかしリリは勇者(フィン)にはなれず、諦めないと。。。
そしてとそこにベル、4分間チャージしたファイアボルトが炸裂します。。。
強化種と相対するベル。ベルの動きについてこれない強化種。ベルは今までレベルアップした器と心が一致しないまま戦っていたと。。。目の前の敵が遅すぎると言うベル。。。白兎の猛攻です。
しかし回復の早い強化種。
一撃で仕留めると、ファイアボルトを神様のナイフに。そしてチャージ。。。ダブル・チャージ。。。それは「燃え続ける聖火」のように。。。勝負だと告げるベル。。。聖火の英断(アルゴ・ウェスタ)。。。業火と閃光、そして衝撃で怪物の断末魔が響き渡ります。。。!
エピローグ
下層を脱して、リヴィラの街へ。
ベル、ルヴィスやドルムルたちに礼を言われます。
しかし、一息ついたと思った中、街で殺しが。。。犯人は「疾風」だと。。。
うそーん。。。そこで終わるの。。。
次巻はリューが出てくるんですかね。
あとがき
火炎大地斬(笑)
チャージまでしてるから、威力はメラではなくメラゾーマですかね(笑)