『グランクレスト戦記 3巻 白亜の公子』ラノベ感想(ネタバレあり)

『グランクレスト戦記 3巻 白亜の公子』のラノベ感想と言うか、備忘録です。

この巻では完結せず、前編のお話です。

三巻にして登場人物録が載ってました。人物が増えてきたのでありがたいです。

そして世界地図。ほかの地域もでてきましたね。世界、思ったよりでかいです(笑)

以下、ネタバレ全開なので、ご注意下さい。

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開戦

ヴァルドリンドのほぼ全軍がアルトゥークに侵攻。

この戦いは勝利か死かのいずれかと。。。

そしてヴァルドリンドの動きは、魔女、人狼、そしてテオたちにも届きます。

シルーカ、常闇の森の住人には、兵役を課しました。

そこにアーヴィンがお茶を用意してくれました。

さらにルナとエマも。アーヴィンからメイドとしての訓練を受けていると(笑)

城に住んでいるのは7人と1匹です。

シルーカ、まずはこの戦いに勝つこと。

そうすれば同盟は瓦解。同盟の脅威がなくなれば連合も分裂です。

そうなればテオがシスティナに渡る日は遠からずやってくると。

第1章 業火

1

開戦の5ヶ月前の話です。

ヴィラールにアレクシス侯爵から親書が届きます。

連合の君主会議を開くのでハレーシアに来いとのこと。

気は進まないが行くしかないだろうと。

そして話はマルグレットの誕生日に。

25歳の誕生日は、とっくに過ぎてました(笑)

ヴィラール、後任の魔法師長は誰がいいかなという問いに、後任など考えたこともないと大股で出て行くマルグレットです(笑)

2

マルグレットを見て関わりたくない他の魔法師たち(笑)

仕方ないので、シルーカがヴィラールに話をしに。マルグレットは契約を続けたがっていると。

が、ヴィラール、マルグレットだけ特別扱いはできないと。

誕生日祝いの準備をしてくれと。

そして君主会議には、テオとラシックにも同行するように言います。

君主会議には、システィナ子爵ペデリコ・ロッシーニも出席するから会っておいて損はないと。。。

3

7年間契約魔法師を務めたマルグレットの誕生日を祝って宴が開かれます。

新しい魔法師長にはラウラが。

そしてシルーカ、寂しいと。。。

マルグレット、アルトゥークとヴィラールをよろしく頼むと。

ヴィラールとマルグレットのダンス。大きな拍手が起こります。

シルーカ、どう見てもお似合いなのにと。。。

そしてテオ、シルーカの手を取ってダンスをしに。ヴィラールたちが上手すぎて、他の人たちが出れません。なので下手な自分たちが踊れば、ほかの人も出やすくなるだろうと。

シルーカ、テオとのダンスにドキドキです(*´ω`*)

4

黒い影が近づいてきます。ミルザーです。

テオに君主よりも道化の才能があるのではと。。。( *`ω´)

が、それを笑顔でいなすテオです。

ミルザー、剣の稽古に少し付き合えと。

稽古と称して、違いを見せつけるつもりと。

テオ、ミルザーの刃を必死で凌ぎます。

テオ、攻めるのは得意ではないが、守るのは苦手ではないと。

守りに徹すると。

そして稽古は終了。

ミルザー、テオと同じように大陸を回り、同じものを見ていても、進むのは真逆の道と。。。

5

宴は一区切り。

マルグレットはヴィラールの部屋に呼ばれています、

ヴィラール、誕生日を忘れてはいなかったです。。。

そしてヴィラール、過去の母親の話をします。。。母、コンスタンスの血を呪っていて、ヴィラールを虐待したと。。。そして10歳の時に幽閉された部屋で狂死したと。。。

が、父はいつかヴィラールに流れるクライシェの血を恐れると。そう思った母はヴィラールが害されないようにあえて拒絶したのかもしれないと。

真実はわからないが、母を呪うよりも愛していたいと。。。

泣くマルグレット。。。

そしてずっと慕っていたと告白。。。

嬉しいと言うヴィラール。しかし妃にできないのは最初からあきらかだったと。

マルグレット、胸のつかえが取れたような気分になったと。そして長らくお世話になりましたと。。。(涙)

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第2章 進撃

1

近隣諸国の君主が集まります。

そこにはラシックも。

ラシック、セーヴィスに残るわけにはいかないか?と言います。

今はフォーヴィス、クローヴィスを連合に引き入れるために色々画策していると。

シルーカ、大軍を動員して、フォーヴィスとクローヴィスを通ると。そのまま連合につかないなら君主会議に連れて行き、なびかない場合は、聖印と領地をいただくしかないと。

フォーヴィス、クローヴィスを君主会議の手土産にすることが決まりました。

2

二国に使者を送りますが、また返答はなく、迷っているのだろうと。

しかし、期限は過ぎたと。

テオはラシックたちと。そこにミルザーも。。。

テオはセーヴィスの時に一緒に戦った君主たちと再びいっしょに戦えることを喜びます。

進軍開始です。

3

フォーヴィス王は戦う意思を見せたと。

シルーカ、港湾都市の攻略はテオに任せて欲しいとラシックに進言。

するとミルザーは、毒蛇とやらの城を奪うと。

4

ミルザー、使者としてブラニスのもとへ行き、降伏するように言います。

聖印を渡し、領地から離れろと。

が、ブラニス、ミルザーに剣を向けます。

囲まれていますが、それを物ともせず、斬り捨てます。。。

5

港湾都市を治める君主は、フォーヴィス王とは不仲と。

シルーカ、戦をするつもりはありません。

そして説得するのは男爵ではなく、街の人と。

門へ向かうテオ。テオの説得で城門を開くことに成功。

そして領主に会いに行きます。

シルーカの策通り、街の人を味方につけて、降伏を促します。

主従の誓いよりも、領民の幸せと、降伏を選ぶラドヴァンです。

歓声が街中に響きます!

6

フォーヴィス、籠城です。

が、先にフォーヴィス王の心が折れました。

フォーヴィス王、ラシックに一騎打ちを申し出ます。

そしてそれを受けるラシック。フォーヴィス王を打ち取ります。

ラシック、フォーヴィス王へ。

フォーヴィス全土が5日で征服されたことを聞き、クローヴィスも連合への帰順を申し出ます。

それを受諾するヴィラール。

高らかな勝利宣言です。やはり、テオよりもラシックの方が活躍している(笑)

第3章 決議

1

君主一行は、ハルーシアへ入ります。

そしてアレクシスの城へ。

あまりの豪華さに場違いだと思うテオです(笑)

ヴィラールに話しかけるクルート。こちらはヴィラールの味方みたいです。

そしてベルナール。こちらは敵と。

君主たちの多くは危機感が感じられないと。

目の前の平穏が永遠に続くと思っているようです。

同盟の脅威を気付かせるしかないと。。。

2

ヴィラール、アレクシスのもとへ。

アレクシス、シルーカに大講堂で救ってくれたことにお礼を言います。

そしてテオのことも知っていました。

ゆっくり話しをしたいと思っていたと。いずれ機会を設けさせて欲しいと。

そしてヴィラール、テオとシルーカに紹介しなければいけない人物を見つけたと。

システィナ子爵ペデリコ・ロッシーニです。

テオ、射抜くような視線。。。

そしてテオ・コルネーロと名乗ります。

コルネーロと聞いて、ペデリコの顔色が変わります。

テオ、ペデリコに宣戦布告。。。

3

テオとシルーカは宿舎に戻ります。

テオ、大変な一日だったと。

そこに来客が。

やってきたのは、なんとアレクシスです。

シルーカのために、得た爵位と領地を捨てたことに、目を輝かせるアレクシスです(笑)

爵位や領地よりも愛を選ぶ、その勇気が自分にもあればと。

アレクシスはどうしたいのかと聞きます。

アレクシス、マリーネを今でも愛していると。彼女と結ばれるためなら爵位と領地を捨ててもいいと。。。

アレクシスの想いが叶うように尽力すると。

そしてアレクシス、年の近いテオに、公の場以外は友人だと思って欲しいと。

城に戻るというアレクシス。

が、アーヴィンから襲撃との声が。。。

4

襲撃に対し、こちらも敵を倒してはいますが、数が多いと。

戦旗はオメルタ。それを受け入れたものは、決して命令にそむかないと。

狙っているのは、アレクシスではなく、テオです。。。

なんとか襲撃者たちを倒します。

アレクシス、危険にさらしてすまないと。

シルーカ、確証はないので、黙っていることに。それに、人違いであっても、侯爵暗殺未遂の罪は軽くないと。

5

君主会議が開かれます。

ベルナール、ヴィラールを糾弾する演説を始めます。

ヴィラール、意見が出尽くしてから発言します。反撃です。

同盟との全面戦争が決議されるのは間違いないと。

アレクシスも武力で対抗することに従うと。

そして連合の盟主を改めて選ぶべきと。

それにヴィラールを推すと言います。

しかしヴィラール、自分の負けだと。それを辞退。。。

クライシェの血を引くヴィラールが盟主になることはできないと。。。

が、アレクシス自身、なぜ断られたか理解していないようす。しかし会議の趨勢は逆転です。。。

連合の盟主はやはりアレクシスと。

そしてアレクシスを選んだからには、同盟との和平交渉を進めるべきと。

それが承認され、会議は幕を閉じます。

覇道

ヴァルドリンドの騎士団がアルトゥークに侵攻して7日。

ヴィラールの城の近くに陣を築きますが、攻めてくる様子はないと。

連合の君主会議によって、同盟を滅ぼす千載一遇のチャンスを逃しました。

そして、同盟は一方的に和平交渉の打ち切りを宣言。その上での侵攻です。

そこにダルタニアの船団が。。。

そこから一艘の小型船が。乗っていたのはマルグレット。

ヴィラールが迎えます。

そして、マルグレットからミルザーが同盟に寝返ったことを伝えます。。。

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あとがき

たしかに、量が少ないなと思ったら一冊収まらなくなったからでした(笑)

本巻が連合サイドの話で、次巻は同盟サイドのお話とのこと。

 


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kei

アニメやゲーム、マンガ、読んだ本のことなど、興味のあることをつらつらと書き連ねています。 書いている内容はとりとめのないものですが、このブログ名のように少しでも良い影響を与えられれば幸いです。 連絡先はこちら。 good.influence.k@gmail.com