『Summer Pockets(サマーポケッツ)』ゲーム感想(ネタバレあり)
Keyの『Summer Pockets(サマーポケッツ)』のゲーム感想と言うか、備忘録です。
Keyの新作が出るのは知っていたですが、6月に発売されていたんですね。あまり情報収集していなかったのと、正直あまり期待していたなかったので、ノーマークでした(笑)
なので、8月になってからのプレイです。でもぴったり夏休み時期にできたので、それはそれでよかったかなと(笑)
Rewrite以降、Keyの作品には触れてなかったんですが(Rewriteは私の読解力ではついていけなかった)、けっこう評判が良かったので購入してみました。
プレイした結果、予想以上に面白かったです。Keyの作品だなーって思いした。最後のルートもKeyらしくてずるかったなって(褒めてます)
久しぶりの泣きゲーだったせいもあるかもしれませんが、かなり泣きました。どの話も面白かったです。はずれが無いのが素晴らしいかったです。
何より全員ちゃんとクリアできたのが珍しいなと(笑)メインが4人しかいないのも良かったのかもしれないです。私、途中でつまらなくなるというか飽きるとすぐやめちゃうですよね。飽きないで進められただけでも良い作品だったんだなと思います。さすがKey。他のヒロインの出番も待ってます。特にのみき。
ちなみに私の攻略順は、鴎<紬<蒼<しろは、です。おすすめもこの順ですかね。しろはは最後がいいと思います。ちなみに攻略はマップでヒロインのシンボルを追っていけばそのルートに入れるので、特に難しいことはないです。
お気に入りキャラは、紬<蒼<鴎<しろは、です。ビジュアルもしろはがお気に入りですが、最後までやってよりいっそう好きになりました。
面白かったシナリオは、しろは<紬=蒼<鴎、です。この順はあくまで個別ルートでの評価です。最後のグランドルートを含めれば、ぶっちぎりでグランドルートです。やっぱずるいです(笑)
こんな夏休みを過ごせていたらと思える作品ですね。40日も休みがあるなんて社会に出ると信じられないですが、夏休みってやっぱり特別なものなんだなと感じました。
正確にはわかりませんが、プレイ時間は30時間くらいだったかなと。長すぎず短すぎずちょうどいい長さでした。もっとこの作品に触れていたかったなという意味では、もっと長くてもよかったのかなと思ったり。ちなみにミニゲームは一切やってないでの時間です。この手のゲームにミニゲームっていりますかね?
以下、ヒロイン4人の個別ルートです(グランドルートは載せてません)。ネタバレありなので、ご注意ください。
久島 鴎
スーツケース片手に、この島にやってきた少女。
幼少の頃、この島にサマーキャンプでやってきた鴎。
父親が学者で、父親が持っていた宝の地図を見つけた鴎は、その宝の記された場所を目指すことにします。
一人では心細い鴎は、同じく全国からやってきた子供達4人と探すことに。5人で宝箱の鍵を4つ、島に隠します。
その鍵の在り処を探す手伝いをすることになった羽依里です。
そして鍵を見つけ、宝箱の中を開けます。
その中には、宝の地図が。昔、鴎達が見つけたのは海賊船でした。
しかし海賊船を見つけた翌日にはサマーキャンプも終わり、みんな帰ることになっていました。
10年後、みんなでまた海賊船へ行こうと約束します。その約束を果たすため、一人でやってきた鴎です。
鴎、子供の頃は体が弱く、友達もいませんでした。そしていつか友達と冒険することを本を読みながら夢見ていました。
夏休みに遊んだ記憶があまりない鴎、そんな鴎だからこそ、昔の思い出が大事でした。
他のみんなはもっと他の思い出を作ってるんだろうなと。
そんなことはないというはいり。夏休みを過大評価していると。みんながこんなすごい体験をしてる訳ないと。していたらそれを忘れる訳ないと。
羽依里、鴎達5人が冒険した内容を夢見ます。が、頑なに自分はこの島にはきたことがないと。その一員ではないと思っていますが、それを鴎から聞いた話からだと。
そして目的の場所へやってきました。
しかしそこにあったのは海賊船ではなく、小さな帆船。
それを見て全てを思い出したと言う鴎。
スーツケースを見つけてと。。。中に本当の自分がいると。。。そう言って消えてしまう鴎です。
羽依里が一人家に戻り、そもそも出来すぎていたことに気づきます。4つの鍵が全てあることが出来すぎていると。。。
鴎の言葉通りスーツケースを見つけると、中には本が。ひげ猫団の冒険という本です。
その内容は、今までの鴎の話そのものでした。。。
羽依里が内容を知っていたのはこの本を昔読んだことがあったからです。
鴎の住んでいるという外れの島に行くことに。
そこであったのは鴎の母の鷺。本の作者でもありました。鴎は2年前からフィンランドにいると。。。入院していると。。。
そして帆船は鷺と鴎が用意したものでした。
それを本物の海賊船に見立て、皆を招待するつもりでした。が、それは叶わず。。。
今はほとんどを夢の中で過ごしていると。。。
スーツケースを見つけた羽依里を不思議に思う鷺。スーツケースは鷺が島に来た時になくしたと。
スーツケースに不思議な色の蝶が集まり、目を離した瞬間に消えていたと。。。
皆とはだれか。それは帆船の中にあると。鷺に鍵をもらい、帆船に向かいます。
中には手紙が。。。本を読んだファンからの手紙です。。。ヒロインであるカモメへのファンレター。。。
それが鴎の宝物でした(涙)
その読者のために、サプライズを考えていたと鴎です。
そして一枚の手紙を見つけます。羽依里が書いたものでした。。。
羽依里の初恋の女の子はカモメでした(涙)
手紙の返事をもらったはずと。家から宅配してもらいます。手紙には10年後の冒険への招待状でした。。。
今は長い時間を眠っている鴎。しかし約束を果たすために、羽依里の前はやってきた鴎です(涙)
10年後にしたのはいつか元気になってカモメのようにみんなをひっぱれるような女の子になってから会いたいと思っていました(涙)
そして決意する羽依里。帆船を海賊船にしたいんだと。
帆船の修理に夢中になり、夜に。
そこに鴎が出てきました。
お別れを言いにきた鴎です。。。
遠いところに行ってしまうと。。。
キスをして、鴎は消えてしまいます。。。
それは夢だったのかもと。それでも羽依里は、自分の信じたことのために残りの夏休みの時間を使うと。皆のためにこの船を。。。
皆に手紙を出す羽依里。
そして鷺から鴎が二度と覚めない眠りついていることを聞きます。
一緒に過ごした夏が楽しかったと。ありがとうと伝えたかった羽依里。好きだったと。
それを聞いた鷺は夢を叶えたんだねと(涙)
そして船は完成。手紙をもらってやってきた子達も島へやってきました。
100人以上が招待に応じてやってきてくれました(涙)
鴎も見ていました。ありがとうと(涙)
そして再会を誓います。長く旅のあと、再会が待っていると。。。
紬 ヴェンダース
廃灯台で見つけた金髪の少女。口癖はむぎゅ(笑)
人の名前が覚えるのが苦手で、歌に乗せて名前を覚えています。良一をはっだっかっのひとっで覚えたのにはツボにハマって笑いました(笑)蒼も巻き込まれてます(笑)
そして紬の友達であるおっぱいのシズクに会います。羽依里はパイリくんと呼ばれます(笑)
自分探しをしている紬。灯台にベランダができれば何か見つかるかもと、パリングルスの容器でベランダを作ることに(笑)
夏をシズクと3人で過ごします。
紬はこの夏で帰ってしまうと。しかもかなり遠くで電話も無理と言います。
夏の時間、全てを紬に使うことを決めた羽依里です。
そして紬が好きだと自覚し、告白です。逃げられました(笑)翌日は少し落ち着きました。
改めて告白。もうすぐ出てしまうこと気にしていた紬ですが、別れると分かっていても意味ないなんてことはないと言う羽依里。気持ちは受け入られました(*´∀`*)
自分探しの一環で、紬のよく歌っている歌が何かを調べることに。
島のみんなに聞かせて回ります。鴎に聞くと、外国の民謡との情報が。
そして遺品整理の中に何十年も前と思える古い写真を発見します。その中には紬本人と思える写真が。。。 背筋が凍る羽依里です。。。
古い童謡曲集を見つけ、そこに紬が鼻唄を歌っていた曲を見つけます。が、歌詞はわからないので、紬達で作ることに。恥ずかしい歌詞になりました(笑)
3人で島の外へ遊びに行く約束をします。
連日寝坊の紬に心配になります。まだ出てこないので、灯台の中に入ると紬はいません。
家の方にいるのかと、外で待っていると、灯台の中から出てくる紬。。。隠れていたと言いますが。。。
そして島の外へ行く日。楽しみにしていたはずの紬が来ません。灯台の中にシズクと入りますが中にやはりいません。不安になる二人。家に行こうとしますが、場所がわかりません。。。
島を探します。そこで神隠しの話を聞きます。。。昔にもいなくなった金髪少女が。。。
写真のことがシズクにもバレました。
夏の終わりに帰ると言っていた紬。故郷に帰るものだと思ってましたが。。。
そして夜になります。。。もう会えないかと思いましたが、灯台に光が。紬がいました。約束を守れず泣く紬ですが、気にするなと。
シズクとは結局紬がどういう子なのかは話さず、また明日と。
そして紬とシズクの3人でかき氷を食べていると、突然紬が消えます。。。プレゼントのリボンだけを残して。。。
一晩明けて翌日も帰って来ませんでした。
シズクと二人で写真を見ると、建物に気づきます。前に紬に案内してもらった家です。
可能性を信じて、その家に向かいます。
そこには紬の日記が。日付の古さに驚きます。羽依里の祖母が子供の頃ぐらいです。
そこには友達ができなかったことが書いてあります。友達はぬいぐるみだけと。。。
が、祖母と仲良くなってからは島の人たちにも受け入れられるようになって来たようです。
が、灯台守の男と駆け落ちする日記が見つかります。。。これが神隠しではありません。灯台守も紬を探していたからです。
しかし駆け落ちの後にも日記は続きます。
ツムギちゃんがいなくなったと。。。
最初は探していたみんなも探さなくなったと。かわいそう。みんながツムギを忘れないように自分が頑張ろうと書かれています。これは誰が書いているんだと。。。
灯台に向かう羽依里。
中に入ると、違和感を覚えます。外には一面の花畑。。。そこには不思議な色の蝶も。
そして上に上がろうとすると、和服姿のツムギです。同じ容姿に声ですが、違和感を感じます。羽依里のこともシズクのことも知りません。。。
この場所について話を聞きます。お互いに神隠しにあっていると。他の人も来たことがあるようですが、皆元の世界に帰ったと。
頑張れば帰れると。でもここにいたい人、囚われている人はずっとここにいると。
日記を見せます。駆け落ちの場所にはいかなかったツムギ。怖くなったと。島に残りたい、でも灯台に行かなければと考えていたらこの場所にいたと。
日記の続きを見て、優しい人だと。この人が羽依里の恋人だと嬉しいと。この人を信じてあげてと言います。
それを聞いて何があっても信じることを誓います。
そして出口が出てきました。パリングルスで出来たハシゴです。が、まだ決断できていないツムギは、残ります。
ハシゴを降りて、元の世界へ戻ります。そこには紬もいました。
あの場所のことは覚えてませんが、ツムギが言ったことは覚えてました。紬にずっと一緒にいようと約束します。最後まで一緒にいようと。。。紬が何であれ。。。
紬が探していたのはツムギでした。夏が終わったらツムギのもとへ行くと。
残り一週間。羽依里、一生分のイベントを先取りしようと提案。プランはシズクが考えます。
紬、やりたいことが見つかりました。2人と一緒にいることと(涙)
他の仲間にも頼んでイベントの準備を手伝ってもらいます。
そして全力で毎日を過ごします。最高の夏休みを笑顔で過ごします。。。
最終日前日、もっと一緒に居たいと。。。帰りたくないと。。。泣き出す紬。。。(涙)
シズク、やりたいことを全部やろうと。最後まで3人で楽しく遊ぶんでしょうと。
3人とも2人が大好きと。
そして8月31日。。。紬の誕生日を祝います。みんなで用意した5000本のロウソクのに火が灯ります。
紬、昔の話をします。
ツムギを忘れないように皆に呼びかけていた紬。でもツムギを覚えているのは羽依里の祖母と自分だけになってしまいました。
羽依里の祖母がやってきて、もうすぐツムギを知る人間はいなくなるから、自分のやりたいことをやるように言われました。
でも何をしていいかわからなかった紬は、ツムギが帰ってきたときに寂しくないように友達を作ることに。
そうしてシズクと友達になり、本当にシズクが好きになったと。そういう感情があることがわかり、本当にやりたいことを探すようになった紬です。そうして羽依里と出会い、恋をしました。ツムギのためではなく、自分のための恋です。。。
今ではやりたいことばかりと。この先も楽しみと。。。明日も明後日もずっと楽しいと(涙)
この島のこと歌詞にした歌を歌う紬です。。。
この夏を、歌声を忘れないと。。。
紬は帰ってしまいました(涙)
紬は夏休みそのものみたいな少女でした。
そして紬はツムギに会えました。ツムギ、ありがとうと。でも自分のところに帰ってきてはダメと。
いつかまたと送り出してくれました(涙)
空門 蒼
2人をクリアしたらリスタートになりました。うみの口調が変わった?
島をツーリング中に木に寄りかかりながら寝ている女の子を発見。
倒れそうになるのを助けますが、襲われたと誤解されます(笑)
夜、眠れなくて散歩していると、山から火の光が。追ってみると、そこには灯篭を待った蒼です。
そして蒼の近くに寄る不思議な光を放つ蝶。。。
さらに山の奥へ行く蒼。しかし追うことはしません。見てはいけないものを見た気がすると。
翌日、そのことを蒼に聞くと誤魔化します(笑)
が、あっさりバレます。1人だと危ないから自分も山にと言いますが、しきたりだから祭事の際は山に近づくなと。
そして蒼と2人でいる事が多い羽依里は、蒼に恋していることに気づきます。そして何も知らないことも。
うみから蔵に光る蝶がいることを聞き、鏡子に見せてもらいます。
七影蝶。死後、残された人に思いを伝えるために、死者の魂が蝶になると。。。
夜、また灯篭の光を見て、山へ。そこで七影蝶を見つけ、触れてみます。すると別の人の記憶が。。。その記憶に思考まで埋め尽くされ、闇へ向かって楽になろうと。。。
それを蒼に救われます。
七影蝶について聞くことに。この島は記憶の還る場所と言われていると。それが七影蝶。記憶だけとは言え、本来残ってはいけないものなので、それを導いているのが空門家で、代々取り仕切ってきた山の祭事だと。
そして蝶に触ってはいけないと。しかし蝶に触っていたのは蒼もです。
探さなければいかない記憶があると。。。
会わせたい人がいると。
連れていかれたのは、診療所。蒼の双子の姉、藍です。
昔事故にあってずっと眠っていると。。。
藍の記憶を見つければ目覚めると言う蒼。
それが山を歩き回っていた理由です。眠そうにしていたのもそれが原因です。
自分に出来ることはないかと考え、山歩きを一緒にすることに。少なからず惚れているからと説得です(笑)
蝶を導くことに。山の奥には神域。そこには御神木があります。
常世との境目になっていると。木が花を咲かせている間が祭事の期間。その間だけ導くことができると。
七影蝶について書かれた本が鏡子によって翻訳されたので、蒼を家に呼びます。
そこに眠っている体に七影蝶を戻す方法が書かれてました。これが探していたものだと喜び抱きつく蒼です(*´∀`*)
それからさらに記憶探しを頑張るようになった蒼です。が、辛い記憶に引っ張られそうになることも。。。蒼を守るのが自分と改めて決意します。
しかし花が散り始めています。蒼、この夏、絶対に見つけると。。。
朝、早くに起きられなくなっている羽依里。
何度も蝶に触れたせいで、眠っている間に記憶の整理が必要になっていると。。。このままでは起きられなく。。。
蒼を応援したい気持ちと、リスクを知ってしまったので、無理をさせたくない気持ちがあります。
なぜ藍のためにここまでするのかを聞きます。
藍が、ああなってしまったのは蒼のせいだと。藍に謝りたいと言う蒼です。。。
その夜、2人は結ばれました(〃∇〃)
朝帰りをすると、鏡子が新しく見つけた本について話してくれます。秘祭について。そして七影蝶に触れることへの禁忌について。。。禁忌を犯したものは、決して覚めない眠りに囚われると。。。
そしてお役目を続けていく蒼の眠りは日に日にひどく。。。
さらに診療所から緊急連絡。藍の心臓が止まったと。。。が、なんとか持ち直したとのことです。
しかし一人でお役目に向かった蒼。。。
イナリに呼びかけて、蒼を見つけます。が、寝ている蒼。灯篭の周りには10匹以上の七影蝶が。。。
そこにさらに3匹の七影蝶がやってきて、寝ている蒼の元を目指します。。。
それを邪魔するように一匹の弱々しい七影蝶が。。。前にも見たことがあるやつです。
蒼を守ってくれた蝶に触れます。やはり藍でした。。。
蒼が目を覚まして、藍の蝶を教えます。が、蒼には見えません。。。本当の気持ちに触れるのが怖かったと。。。見えるはずなかったと。。。最低だと。。。
そんなことないと言う羽依里。頑張ってきたじゃないかと。。。
手伝うと。古文書に頼るならと、七影蝶に触れて、蒼に唇を寄せます。
そして藍の気持ちが流れ込みます。。。
蒼が泣いたのは自分のせいだと責めていた藍。。。蒼の光る蝶を見たと言う話を信じてあげれば良かったと。でも光る蝶を見つけないと蒼が嘘つきになると。。。なら自分が見つけようと。。。仲直りのために。。。大切な人を想う、強い心。。。
七影蝶が蒼にも見えるようになりました。一緒に帰ろうと。藍の記憶を戻します。
翌朝、藍は目を覚ましました(涙)お互いを抱きしめ合います(涙)
羽依里のことも知ってました。支えてくれてありがとうと。でもお付き合いは認めないと(笑)
また二人で眠ります。
藍は10年の記憶を偏りがありながらも知っています。蒼が語り続けていたからです。
しかし今度は蒼が目を覚まさなくなりました。。。
今は記憶の整理をしているだけでちゃんと目覚めると信じます。
そして1週間後、蒼は目を覚ましました。外を見たいと言う蒼をおんぶして連れていくことに。
藍も蒼の望みを聞いてあげ欲しいと。蒼が起きていられるうちにと。。。
七影蝶が蒼からこぼれ落ちるように出て行きます。。。蒼、色んな人の声がして、自分を保つのがしんどいと。。。もう起きれる気がしないと。。。
蝶たちを帰してあげたいと。。。村の中を歩きながら迷い橘へ。。。
この夏楽しかったねと。。。
だけどこれからも楽しいと。。。もし蒼が眠り続けけても会いに来ると。。。
迷い橘へ着きます。が、蒼は眠りについています。。。
起きてくれと揺らしてももう。。。
そこに蝶たちが。。。蒼の体から溢れ出ます。。。
その中の1匹に強く反応するイナリ。。。それは蒼の。。。行くなと追いかけます。。。が、届きません。。。
灯篭を掲げても寄ってきません。。。木の花が全て散っています。。。山の祭事が終わっています。。。
一瞬だけ触れた蝶から、はいりへの恋の想いが。。。大好きと言う気持ちが伝わります。。。(涙)
ごめんねと。ずっと一緒にいられなくてと。。。でもずっと大好きと。。。(涙)
そして蝶は手の届かない所へ飛んで行ってしまいます。。。
お別れじゃないと。ただ眠るだけと。。。
起こすのは自分の役目と。。。
夏が終わったも約束通り、話を聞かせにやってくるはいりです。
そして再び夏がやってきます。二人の記憶を辿ろうと。。。
鳴瀬 しろは
またリスタート。そしてまたうみの口調が。。。だんだんと幼くなっているような。。。
食事の帰り、道に迷った羽依里は学校のプールに誰かいることに気づきます。
そこで泳いでいたのがしろはです。
泳ぎの練習をしているようでしたが(?)
どすこいって言われて煙たがられます(笑)どすこいはかなりしつこいと言う意味だそうです(笑)
あまり自分に関わらない方がいいと言うしろは。。。
良一や天善からもしろはと関わっていて変わったことがないか聞かれます。
4年前に事件があったと。しろはに唯一声をかけていた神田と言う男が、しろはに呪い殺されると言ったと。。。
鳴瀬神社にゆかりがあり、お年寄りはしろは自身を特別視する人も多いとか。
神田は死にはしませんでしたが、大きな事故などあったと。その時しろはに突き飛ばされたと言う目撃情報も。
巫女のような存在のしろはは良いも悪いも運んでくると。。。
それでもしろはに関わる羽依里。しろはにその事を聞くと。悪いことは本当に起こると。自分が起こしていると。。。
羽依里にも良くないことが起こると。。。危険だから島を出てと。。。
帰ることはできないので気をつけると言う羽依里です。
ピンとこない羽依里。が、その帰り道。猪に襲われます。。。
それでもピンとこない羽依里です。
それからも遊びに誘い、みんなと遊んでいるうちに距離は縮まります。
そしてある日、羽依里が停学中でこの島に来ている事をしろはに聞かれます。
家の人も心配してるから帰った方がいいと真剣に心配するしろは。
羽依里はやること色々があると。
しろはが泳げるようになったら帰る事を約束します。
水泳教室が始まります。
しかしまたも悪い予知を見てしまうしろは。それで溺れてしまった羽依里です。。。
それを後ろめたく思い、水泳教室に来なくなったしろは。
島の中を探していると、羽依里を探していると女の子がいると。
そしてしろはからプールへ呼び出されます。しろは、泳げるようになってました。
泳げるようになったら帰る約束。帰ってと。
そこに乱入者。羽依里の知り合い、恵です。帰ってと来るように言いに来たようです。
が、帰らない羽依里です。夏休みの過ごし方を見つけるために。
ちなみに恵の立ち絵なし(笑)それもそのはず。。。同級生です。。。男子校の(笑)
そしてしろはにも帰らない事を告げに行きました。
事故の話を聞きます。しろはは何もしてないけど、良くない未来が見える力があり、心配してつけていたと。それが崖から突き落としたと言う噂に。。。
悪くないのに自分の責任と思っています。。。
そしてこの夏、自分は死ぬと。。。そこには他の人もいたと。。。
このままだと巻き込んでしまうと。それが羽依里だと言います。
しろはの言う事を信じます。その上で、一緒に頑張ろうと。
みんなも巻き込みます。
話を聞くと祭りの日に溺れるようです。灯篭流し。その光ではないかと。
しかもしろはは、役があって舟を先導しなければなりません。
お役目を押したしろはのじーさんに交渉しに行きます。
が、説得は失敗。勝負で決めることに。水中格闘技です。
勝負開始。じーさんの痛烈な攻撃に意識が。。。
お前のせいと言われていた言葉、それはしろはも同じで、自分と重ねます。
じーさんを巴投げで投げ飛ばして、勝利するはいりです(*´∀`*)
そしてじーさんと話をします。じーさんはじーさんでちゃんとしろはのことを考えています。
お役目を降りるだけで本当にいいのかと。根本的な解決が必要と。
演目の間、しろはの側に居たいとお願いします。しかし肉親しかダメと。かりそめの夫婦になることに(笑)儀式的なものではあるそうですが(笑)
最初は戸惑ったしろはも儀式について受け入れました。
そして祭り前日。
一人で浜辺にいるしろは。より鮮明に見れるようになったと。
なんで話しかけて、色々な場所に誘ったのかと。一人なら良かったと。。。自分は死んでもいいと。。。
羽依里、それを聞いて自分の過去を話します。一年で夏の大会にアンカーで出場した羽依里。が、隣のレーンの選手に歯が立たず、バラバラになる感覚で、最後まで泳ぐことが出来ず。。。それから本番ではまともに泳ぐことができなくなります。
そしてクラブを離れ、学校を離れ、家族までバラバラに。。。
そして父親の一言。全ておまえのせいだなと。。。
反論できなかった羽依里。でも受け入れる強さはなく、ここに逃げてきたと。そしてここの生活が楽しくて帰れなくなったと。でも帰ると。明日が終われば帰ると言います。やり残してきたことがたくさんあると。
しろはにはないのかと。自分一人いなくなっていいなんて言うなと。少なくても自分は救われたと言います。
そして祭り当日。
お堂に向かう途中に蝶を見かけ、追いかけると、御神木の場所へ。そこにはうみがいます。。。散歩だと言ううみですが。。。
戻り、蝶番の儀が行われます。
そして海へ。しろはが演舞を舞います。海には無数の灯篭。
無事に儀式は終わりました。
そして雨が。海は荒れます。
もう一人溺れている人がいたと言うしろは。
一緒に灯篭を作った子供の堀田ちゃんの行方が分からないと。。。
小舟の中に堀田ちゃんがいると。。。
荒れる海の中、ボートで向かいます。
舟にいました。堀田ちゃんはこの舟に乗っていればお母さんに会えると、そう思ってました。。。前にお盆の話を羽依里がしたことを信じて。。。
堀田ちゃんを助けようとして、しろはは海の中へ。すぐさま飛び込むはいり。バラバラだった全てがつながるような気がしたと。無駄な時間なんてないと。。。
しろはの手を繋ぎます。が、そこにしろはではない何かが。時の編み人だと。いくら求めても無理だよと。
海の中できりもみにあいます。。。
そこに蝶が横切ります。頭上へと。。。それを追いかけます。誰かの声がしました。。。
手を伸ばし、意識は途絶えますが、助けられました。
しろはも無事です。が、あの時のことは覚えてないと。
そして夏休み最後の日。
みんなとお別れをします。
そしてしろはとも。しろはに謝られますが、しろはの力は呪いではないと。その力で救われたのかもしれないと。
はいり、夏休みの過ごし方を思い出しました。夏が大好き、それを思い出すためだけにやってきたんだと。
そして最後に告白です(*´∀`*)
しろはも好きになりましたと(〃∇〃)