『りゅうおうのおしごと! 7巻』ラノベ感想(ネタバレあり)

『りゅうおうのおしごと! 7巻』のラノベ感想と言うか、備忘録です。

八一の躍進が止まらない!・・・と思っていましたが。。。

そして銀子にゃんデンジャラス・ビーストも必見です(笑)

以下、ネタバレ全開なので、ご注意下さい。

 

第0譜

十年前の喜びの声

名人にはなれないんだと諦めかけていた時に、二人の弟子を取りました。四歳の女の子と六歳の男の子です。

そして再び名人になりたいと。挑戦が始まります。

第一譜

八一、順位戦全勝。公式戦も名人からの勝ち星を含めて10連勝です。

残り二局も勝てば昇級です。

八一の新手が革命を起こすと。。。

が、八一のスレは荒れてます(笑)

スレのタイトルは、クズ竜王を消して、トップブリーダー(笑)

もちろん史上最強のロリコンは消しません(笑)

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就位式

第三十期の竜王の推挙状を受け取る八一です。

十代で一億以上稼ぐ八一。。。

最後に花束の贈呈と、3人の紹介。あいと天衣と銀子です。みんなウェディングドレスのような着飾りです(〃∇〃)

が、誰から受け取っても絶望しかない(笑)

八一、出した結論は。。。全部受け取ると言うヘタレクズ(笑)3人は不満そうです(笑)

コーディネートは釈迦堂によるものでした。歩夢も付き添ってます。

この時期は棋士がピリピリしているから和ませたかったと。歩夢の表彰式もあるからと。

歩夢、次世代の名人と期待されています。。。

順位戦だけで言えば全勝と。。。

名人こそが目指すべきタイトルと。

B2級の歩夢は二ヵ月後にはB1級になっているかもしれません。

そして八一の昨日の対局の話に。

矢倉はもう終わりだなと言う八一の発言に周りはざわつきます。。。

今なら矢倉なら誰でも勝てると。。。

が、ともかく今の歩夢に隙はないと言う釈迦堂です。堂々と受けて立つと。

夜戦の弱点も克服済みです(笑)釈迦堂と二人で夜の特訓(笑)

銀子、真っ赤になり、就位式で竜王を殴打です(笑)

祝賀会

師匠が企画した清滝一門祝賀会です。一門のファン感謝祭みたいなものと。

豪華にして大赤字ですが(笑)

ただ、清滝は八一が名人に勝ったことがすごく嬉しかったみたいです(*´ω`*)

そして指導対局。人気の銀子には長蛇の列。罵られて喜ぶやつらばかりです(笑)指導調教(笑)

あいはノータイムで詰まします(笑)悪意がない分たちが悪いと(笑)

一方、天衣は完璧な指導対局と(*´ω`*)

ちなみに八一はタイトルホルダーなので、指導対局自粛です。

なので写真撮影やサインが主な仕事です。

が、あまり声はかけられていません(笑)

名人に勝ち、そこから無敗の八一は、ちょっと怖がられているだけと。。。

そこにシャルたち幼女3人がやって来ます。

八一にプレゼントと、駒袋などの布で作られたものを渡します。

涙する八一。涙を布盤で拭きます。良い匂いと。手触りも良いと。何の布で作られたかを聞きます。

ぱんちゅでした(笑)

清滝一門の挨拶。八一はパンツで涙を拭っていて遅れます(笑)

そして師匠の挨拶。弟子たち、そして娘の桂香に対する感謝を述べます。

幸福の絶頂の一門です。が、しかし。。。

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火種

ステージの挨拶が終わり、お酌をして回ります。

そこで序列で言えば、名人よりも竜王が上と。強さと格でも八一が将棋界の最高位に上り詰めたと言われます。

さらに師匠を超えただろうと。

来年には恩返しをと調子を合わせると。。。

それを聞いた師匠が怒りを爆発。昨日の矢倉の話も聞かれており、思い上がるなと。C級で指すくらいなら引退するとまで言います。。。

師匠にとって矢倉は人生そのものと。

師匠、八一にかかってこいと。どっちが上かお客さんにも見てもらうと。。。

八一、師匠の心を知らずに傷つけていたことにようやく思い至ります。。。

しかし、竜王としてへりくだることもできません。。。

重苦しい沈黙の中、シャルの天真爛漫な一言でその場はおさまりました。

大盛況で終わった祝賀会ですが、八一と師匠が視線を交わすことはなかったと。。。

師匠と弟子

あいと二人でタクシーで帰ります。

あいも心配そうです。。。

そしてB級2組の師匠は、順位戦厳しそうと。

今年も降級点だとC級1組に降格です。。。

つい2年前まではA級だっただけにショックも大きいと。。。

そもそもA級から落ちた時点で引退するつもりだったのかもしれないと。しかしその頃は八一が中学生棋士になれるかの瀬戸際だったので、動揺させたくなかったのかもしれないと。。。

八一のために師匠は自分を殺してきたんだと。。。

八一の軽んじた発言に怒るのも無理はないと。自分のバカさ加減に腹を立てます。

順位戦に勝ってほしいとあいと二人で願います。。。

B級2組8回戦

師匠は師匠でなぜあんなことを言ってしまったのかと、対局中にも雑念が。。。

が、勝ちは見えていると。エンジンがかかれば、若手も圧倒できると。

鮮やかな決め手を打つことができれば、弟子たちも自分を見直すだろうと。。。

が、その手は一手頓死。。。自ら詰まされに行く大悪手でした。。。

勝負の跡

師匠の勝ちを確信していた八一も一手頓死に凍りつきます。。。

素人のような負け方と。。。

順位戦7連敗。引退が現実味を帯びてきて、八一は心配になり師匠のもとへ。。。

が、上からやってきた鏡洲に状況を聞くと、師匠は笑っていたと。。。

八一、自分が心配しなくても師匠は大丈夫と言い聞かせます。。。

一応顔だけ出すかと対局室へ向かうと、啜り泣く声が。。。師匠です(涙)

第ニ譜

清滝師匠の家出

翌朝、師匠がまだ帰ってきていないと桂香から聞きます。

八一に探しに言ってほしいと。

ちなみにあいは道場で大人気とのこと。若い男もいると。そんな男はロリコンだから近づけるなと言う八一(笑)それはお前だ(笑)

そして銀子と二人で師匠を探しに行くことに。

夫婦善哉

銀子と二人でミナミへ。

銀子、ナンパ避けと言って八一と腕を組みます(〃∇〃)

師匠探し。。。と言いつつ、夫婦善哉で休憩(笑)二人で善哉を食べます。

あいたち小学生が善哉を食べるかをあいに聞きますが、それに不機嫌になり、ツーショット写真をあいに送る銀子(笑)

どう言うことか説明しろと言うあい(笑)店の前にいますと(笑)恐怖(笑)

包丁一本

本当に店の前にいました(笑)

どうやらあいの父親と待ち合わせをしていたと。

あい父がやってきて、師匠は店で休んでいると。

あいの父はヘルプで店にやってきたと。そしてあい父の昔話です。あい母との馴れ初めです。あい、間違いなく母の血を引いてます(笑)

が、肝心の師匠は勝手口から出て行ってました。

もうしばらく時間が必要みたいです。

二つの道

清滝、家に帰ってきました。それを迎える桂香。

清滝、今の将棋界は天国と。将棋だけに集中できる環境が整っていると。

しかし、それが自分には地獄と。

若手に、子供達に抜かれて行くのが、衰えていくのが不安と。。。

そんな不安をまぎらわすために、昔は対局中にも仲間としゃべっていたんだわかったと。

しかし、そんなことしても強い若手には抜かれると。。。

勝てなくては面白くない。面白くなければ勉強もしない。。。

でも勝負師の興奮は忘れられず、手取り早くギャンブルに走ると。

師匠はそれがスマホゲームだっただけです。。。そんな伏線が。。。

取れる道は二つ。

何もしないこと。もう一つは、若手に教えを請うことと。

しかし後者は簡単ではないと。

正しい道とわかっていてもできないと。。。

C級2組9回戦

残る対局は2局。

全勝者が4人のハイレベルです。

一方、蔵王は既に降級点二つ。本局で負ければ引退も見えると。。。

対戦相手は昇級候補。態勢は決し、蔵王は駒を投じます。。。

一方、八一の相手は最強の門番惣座。C級2組在籍34年、一度も降級点を取ったことがないと。あの名人ですら、C級2組在籍時に、惣座に負けています。。。

八一、居玉で攻め上がります。悪形の見本のような手と。

が、この悪形を崩せません。

固かった惣座玉を丸裸にして八一の勝利。

棋士室の誰もが言葉を失います。

同じく全勝中の鳩待から出た言葉は強すぎると。。。

そして対局した惣座。清滝と会話で言った言葉は、あれはもう同じ人間ではないと。。。宇宙人かロボットだと。。。

生き抜くことに固い意志を持つ惣座、その心を完全に折った八一です。。。

惣座、人生初の降級点を取り、フリークラスへの転出を宣言しました。。。

一門研

師匠に一門のみんなが呼び出されます。

そこでこの前のことを謝る師匠。

そして一門研をしないかとの提案です。

それに同意する八一たちです。

巨匠の憂鬱

生石はまだ飛鳥を弟子にしたわけじゃないと言うと、飛鳥は八一の弟子になると(笑)

こんなエロ餓鬼の弟子なんて認めないと言う生石です(笑)

風評被害に怒る八一(笑)

お父さんの分からず屋と言って出て言ってしまう飛鳥です。

話は王将戦の話に。

レーティング(戦闘力)みたいなものもあると。

名人で2000を超えますが、コンピュータだと3000、4000ともなると。。。

生石、ソフト先生に弱点を教えてもらうかと。

研究会in桜ノ宮

八一と銀子、研究会の後で桜ノ宮のホテルで時間を潰すのが手筋になっていると(笑)

そして銀子、師匠はどう言うつもりかと。時代遅れの戦法を自慢気に語るなんて聞いていて痛々しかったと。。。

昔はあんなに強かったのにと言います。

一門研に付き合う気かと八一に聞きます。

八一はそれで師匠が満足するならと。弟子も鍛えたいしと言います。

今のままだとソフト新手の即死魔法を知らなければかかり放題になってしまいます。

IT革命によって激変した世界。生まれた時からITに適応した世代が得た能力で、世代交代と。。。

八一、自分の演算能力を使えば、誰よりもソフト発の戦法を上手く使えると。

銀子、言葉を失います。。。それは現時点で人類最強と言っているに等しいです。。。

そんな中、八一、銀子にまだ着替え終わらないのかと。

生石との研究会の後の新しい研究会。銀子ちゃんのコスプレ研究会です(笑)

ジンクスやルーティンを重視するので、あくまでその一環と(笑)一線は超えてないとのことです(笑)

ちなみにコスプレは無料サービスがあったから。将棋で勝負して3タテの結果です(笑)銀子を煽った結果勝負に持ち込んだと(笑)

その結果(銀子にゃんデンジャラス・ビースト)は素晴らしいイラスト付きでした(笑)

こいつぁ、デンジャラスだぜ・・・!(笑)

しかもメガネありとなしのバージョン違いのイラストで(笑)

銀子にゃん、最高にゃん(笑)

かわいいに弱い銀子がチョロインすぎます(笑)

そして休憩。話は師匠の話に戻り、他の若手や奨励会員に声をかけないか心配します。

命を削って

師匠、鏡洲なら誘いを受けてくれるだろうと棋士室へ。。。

が、清滝を歓迎する雰囲気はなしです。

将棋を教えてやると言う清滝に、鏡洲がこちらは命を削ってるんだと。教えてもらうことは何もないと。。。修行の邪魔なので出ていってくれと。。。

目が覚めた夜

なんちゅうざまやと繰り返す清滝。。。

若い頃死んでもなりたくなかった老害という言葉は今の自分にぴったりだと。。。

そして気づいていました。自分は名人になれなかったということを振りかざしていたことを。自分が敗者であるということを。。。

しかし、鏡洲の言葉が熱をもたらします。

やっと目が覚めたんだと。。。(涙)

翌朝、鏡洲よりも先に棋士室にいたのは清滝です。

そして鏡洲に将棋を教えて下さいと頭を下げます。

鏡洲も昨日言った言葉は本心だが、プロになれない苛立ちをぶつけただけではないのかと恥じます。。。

鏡洲、こちらこそよろしくお願いしますと。

後に清滝道場と呼ばれる伝説の研究会が結成された瞬間です。

第三譜

清滝道場

清滝が妙なことを始めたらしいとの噂が流れています。ヒップホップみたいな格好(笑)

それを聞いた八一は顔を出してみることに。

ヒップホップみたいな格好の人がいました(笑)

若々しさ、解き放つ(笑)

服は鏡洲のお下がりだと(笑)

そして講師には山刀伐尽(笑)若い男が好きなだけ(笑)

しかし、研究会は良い雰囲気だと。桂香もこの雰囲気が好きだと言います。

ここにいるメンバーは棋力も立場も性別もバラバラだけど、将棋が好きと言う気持ちは同じです(*´ω`*)

変化

その話を歩夢にする八一。

歩夢、戦法の流行は、ファッションの流行に似ていると。

着続けた服を脱いで新しい服を着るには勇気がいると。

数十年着続けた服を脱いで、新しい世界への扉を開くことに決めた清滝に敬意を抱くと言う歩夢です。

変わったのは清滝だけではなく、関西奨励会にも変化が。

その中でも鏡洲が変わりました。必要最低限の仕事しか受けず、将棋に集中するようになりました。

そしてあいやJS研も清滝道場が気に入りました。それに嫉妬する八一(笑)

九頭龍一門は清滝一門と独立すると(笑)

そんなこともありましたが、清滝道場を中心に関西の将棋が変わってきました。

そして関東では。。。

マイナビ準決

月夜見坂と天衣での準決。

天衣が後手。

そして指した手は、後手番角頭歩。その奇襲に怒る月夜見坂。。。

が、対局を制したのは天衣です。。。

事前研究を捨てて、天衣の手を咎めようとしたその瞬間に勝負は決まっていました。。。

次の相手は万智。穴熊をどう攻略するか。。。

引退会見

天衣が勝った日、蔵王が引退を宣言し、そのニュースで関西は持ちきりに。

引退会見では、コンピュータ将棋について苦言も。。。時代だとは思うが、今の将棋は面白くないと。

そして引退を決意して発見したことがあると。勝つ気のない将棋は面白くないことに気づいたと。最後の対局は勝ちに行きたいと。

最後の相手は八一です。。。

B級2組9回戦

ラス前の対局に挑む清滝です。

相手は室賀九段。戦績は5勝5敗の互角。

しかも負けた方がC級1組へ降格です。

室賀が使い慣れた穴熊。清滝は八一を彷彿させるようなバランスを取る最新の戦い方で主導権を握ります。

しかし持ち時間を切らしました。が、ここから強かった清滝。

室賀、相手のミスを待っているうちに逆転のチャンスも持ち時間も消えます。

清滝の勝利です!

最終日に勝てば、残留の望みを繋ぎます。

浪速の食い味

清滝、生石と一緒に勝利の美酒を楽しみます。店はあい父がヘルプに来ている店です。

そして味が違うことに気づきます。

勝ったときと負けた時で味付けを変えていると。京の持ち味、浪速の食い味だそうです。

客がどんな味を求めているのかを探り出して、味付けや献立を変えると。

それを聞いて清滝は、次の対局で自分の持ち味が出せるのではないかと。

第四譜

最後の朝

C級2組順位戦の最終節。

八一の全勝昇級がかかっています。

負けるとすれば自滅だけ。しかし油断はできないと気を引き締めます。

秘策

蔵王が上座についてくれたおかげで、心に刺さっていたトゲは抜けました。

対局が始まります。

後手の八一、秘策があると。千日手狙いです。

そして八一の先手で対局開始。

蔵王、王者の手。それに対して八一は矢倉です。

相矢倉へ。

そして蔵王が不思議な手を指してきました。消えた戦法と。

定跡通りに指せば問題ないと、方針を決めます。

消えた戦法

定跡通りに指した八一。が、悪くなっています。。。

検証の結果、5手目の7七銀が原因と。。。

蔵王の全盛期に悪手の烙印を押されたその一手は、再び定跡を通るようになったと。種はずっとあったが、それが今日芽吹いたとんだと。。。

最強の竜王八一、敗北します。。。

三分、七分、十四分

八一、十四分かけてこころを落ち着かせ、負けましたと言葉を出します。。。

蔵王、将棋は変わる。戦法もどんどん発展すると。しかしコンピュータが強くなっても指すのは人だと。

蔵王や月光も誰にも負けないと思っていた時期もありました。しかしベテランに簡単に負けたと。。。

蔵王は三分で投げたと。月光は七分、そして八一は十四分。

この先、壁はいくらでもあると。こころが折れそうな時は今日のことを思い出しなさいと。。。

最後の最後まで苦しむのをやめなかったこの十四分が、八一の才能の証明だと(涙)

共同幻想

八一たちの対局を検討していた銀子と創多。

詰みを宣告した創多に記者たちも慌ただしくなります。

棋士室には二人が残されます。

銀子、創多になぜ八一に執着するのかを聞きます。

現代将棋の申し子である創多が現代将棋はつまらないと。。。

やっていることは読みの省略だと。

重たい鎧で固めて槍で一騎打ち。やっていることは中世の戦争に近いと。。。

似たような将棋の量産。上と下で理解しあって将棋を指す。価値観を共有して将棋を指すから革命的な新発想が出てこないと。。。

共同研究によって、共同幻想を見ることで将棋を発展させていると誤魔化しているだけと。みんなで同じ夢を見ているだけ。そんなのは寝ているのと一緒だと。。。こんな発現ができる小学生って。。。

しかし八一は違うと。盤面を単純化させないと。むしろ複雑にして、その混沌の中心でサーフィンするような将棋を指すと。。。

ソフトが示してくれた本来の将棋の姿をあらかじめ示し続けてきたのが八一だと。。。

それを否定できない銀子。。。むしろ幼い頃の方がその傾向が強いと知っていたからです。。。

創多、八一は天才と。才能だけなら名人よりも上だと。。。

現代将棋が八一を弱くしたと。定跡なんか学ばない方がいいんだと言います。。。

今日負けたのは過学習のせいと。

今日の対局で蔵王はおまえが見ているのはただの夢だと言えたのだと。。。

銀子、創多に八一の何がわかるのかと。八一は生身の人間だと。。。

が、創多はわかると。そして暗に銀子よりはという含みを持たせて。。。

そして帰る創多です。

銀子、機械人間のような創多に評価されたのがイラつきます。。。

そこに八一がやってきました。

そして銀子に泣きながら抱きつきます。。。

号泣する八一を慰める銀子です。。。八一ならすぐに名人になれるからと(涙)

そして銀子、安心していることに気づきます。八一が昇級せずに足踏みしてくれたことを。自分が置いて行かれなかったことを。。。

でも八一は千年かかっても追いつけない場所にいると。

現代将棋は共同幻想なのかもしれない。でもそれでも同じ夢を見たいと。。。

順位

銀子、関東の結果を見ようと言いますが、怖いと言う八一。。。

そこにあいがやってきて、昇級おめでとうございますと(*´ω`*)

番狂わせが起きました。

八一、C級1組へ!

(本当は順位戦の昇級降級の結果は当事者以外が口に出してはいけないらしいですが)

報告

八一、清滝にも昇級のことを報告します。

清滝も明日は順位戦。火がつきました!

第五譜

B級2組最終局

桂香、いろんなものを飲み込んで、清滝に頑張ってと送り出します。

清滝、最後の相手は昔から知っている歩夢です。。。

いずれ戦うとは思っていたが、こんな早く、重要な場面で当たるとはと。。。

対局開始。相矢倉で受けて立つと。

そしてタイミングをはかり、桂跳ね。

歩夢の指し手が止まり、形勢不利を認めます。

が、歩夢も気合を入れ直します。

そして清滝のポカミス。。。桂馬に気を取られ、タダで角を取られます。。。

失着

JSによる酒池肉林(笑)

C級1組になると何人でも奥さんにもらえるそうです(笑)

夢オチでした(笑)

昇級はしましたが、大口を叩いて完敗し、死にたいと落ち込みます。。。

それでも師匠の対局を見に行く八一です。

そこには銀子や創多、鏡洲が盤をお通夜のように取り囲んでいます。

角をタダ取りされたと。。。

そしてあいも桂香に知らせようと学校から急いで帰っていました。。。

しかし、やめてと。。。何も言わないでと。。。

開眼!オッサン流

投げようと思った清滝。。。しかし今日まで一緒に研究してくれた彼らのためにも投げることはできないと。。。

そして投げる前に試して見たいことがあると。

京の持ち味、浪速の食い味をわかるかと。。。

若者たちと過ごして見てわかったことはオッサンは若者には戻れない。衰えを感じた棋士が取れるのは2つ。若手と一緒に研究すること。もう1つは衰えを隠して得意武器で戦うこと。

しかしどちらをとっても滅びる運命。。。ならその2つの間で戦うと。得意武器に磨きをかけて戦うと。

それがオッサン流!

オッサン独自のいやらしい手で歩夢をイラつかせます(笑)

歩夢の心そのものを揺らします。そして歩夢の混乱は頂点に達し、大緩手。。。

先輩たちが不安を紛らすためのおしゃべりも立派な戦術だと今ならわかると。

大好きな将棋を指し続けるためにプライドをかなぐり捨てて戦うのをカッコいいと。オッサンカッコいいと。

底歩

底歩にモニターを見ていた全員が驚愕です。

なぜと言う問いに、八一は詰ますつもりだと。

攻め合えば勝てるのにと言う創多に、師匠が気迫で受けさせているんだと返す八一。

結果論だが、角のタダ取りで歩夢に優勢との意識が残り続けていると。それが攻めに転じられない状態だと。

そしてソフトの評価も互角に!

両者1分将棋に。

ついに後手有利に!歓声で連盟の建物が揺れます!

が、そこに関東の結果が出ました。。。

歩夢は昇級。そして清滝は降級です。。。

あいもそのことを見てタブレットを落とします。。。

その感じで察した桂香。。。どんな顔をして迎えればいいのかと。。。

が、あいは将棋会館にいこうと。行かないと後悔すると、清滝は桂香に見てほしいはずと。

そして熱い対局は続いています。

とうとう、先手玉が詰み筋に入りました!

順位戦

歩夢投了。順位戦の初黒星がつきました。。。

銀子、私たちの師匠は世界一かっこいいと(涙)

しかし清滝も降級したことを知ります。

が、清々しい表情です。

そこにあいと桂香が。

桂香にサポートしてもらったのにすまんなと。

そしてC級に落ちたら引退を考えていたと。

が、存在意義は別にあったと。弟子たちがいると。自分の道が間違ってなかったことを証明してくれる者がいると(涙)

引退しないと言います(涙)

銀子と3人でA級で名人挑戦のプレーオフだと(涙)

エピローグ

清滝と桂香の親娘インタビュー。

清滝、名人になりたいと、最高の夢を語りました(涙)

あとがき

5巻執筆にはこんな話があったんですね。。。

その想いがあったから5巻の内容はより素晴らしいものになったのかなと思います。

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感想戦

BBQしようぜと、月夜見坂。万智はええよと。

でも金を出すのは八一でした(笑)

初めて会った日の話に。しんみりした感じに。。。

そこにパトカーのサイレン(笑)逃げます(笑)

しかし今夜の馬鹿騒ぎは、決別の宴でした。。。

月夜見坂が山城桜花への挑戦権を得たのです。。。

 


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kei

アニメやゲーム、マンガ、読んだ本のことなど、興味のあることをつらつらと書き連ねています。 書いている内容はとりとめのないものですが、このブログ名のように少しでも良い影響を与えられれば幸いです。 連絡先はこちら。 good.influence.k@gmail.com