『ロクでなし魔術講師と禁忌教典 7巻』ラノベ感想(ネタバレあり)

再びルミア回です。新キャラのイヴ(表紙)も登場します。新キャラ出たわりに、持っていたのはアルベルトという(笑)

以下、感想というか、備忘録です。ネタバレ全開なので、ご注意下さい。

 

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序章 あの日の憧憬

ルミアがまだ幼い時、学院の舞踏会に連れられ、その華やかさに目を奪われます。その中でも特に心奪われたのが、妖精の羽衣(ローベ・デ・ラ・フェ)。

ダンス・コンペで優勝したカップルの女性のみが着ることができるドレスです。

それに憧れたルミアは着たいと。

それにはダンスだけではなく、素敵な殿方が必要とのこと。そのドレスの謂れは。。。

第一章 壁ドンの宴とその裏側

壁ドン(笑)タイトルから笑わせてくれます(笑)

社交舞踏会の準備のため、皆忙しなく働いています。

システィ、ルミア、リィエルはその手伝いです。

そんな中、ルミアは男子生徒から、ダンスのパートナーに誘われますが、断ります。一刀両断(笑)ルミアちゃん、ガード固すぎぃ!(笑)

妖精の羽衣を勝ち取った男女は、将来幸せに結ばれるとの噂があり、ルミアを狙う男どもが殺到していると(笑)

ちなみに真銀(ミスリルのように融通の利かない・扱いにくい)の妖精たるシスティにお誘いはありません(笑)

システィ、ルミアにグレンをダンスに誘えばと言います。内心は自分も誘いたいんですが、それを認めようとはしません(笑)

ルミアもそうできたら良いなとは思いますが、システィと自分、二人が欲しい物があるときは、システィに譲ると決めていました。それは恩返しではないような。。。

なので、ルミアは、システィがグレンを誘えばと言います。

なんだかんだ理由をつけて、グレンを誘うことにするシスティ(笑)

そこにグレンが現れます。不意に現れたグレンに動揺する二人。

システィ、覚悟を決めて誘いに。。。それを華麗にスルーするグレンはルミアの元へ行き、壁ドン(笑)俺と踊れと(笑)ワイルド(笑)

システィに助けを求めようとしても、システィも完全にパニック(笑)

グレンの強引な迫りに拒むことはできませんでした(笑)

なぜコンペに誘ったのか。時間は遡ります。

減給に次ぐ減給、逆に払わなくてはいけないところまできてしまったグレン。そのため、生徒会長であるリゼ=フィルマーの手足となって働くことに。ある一件が何かわかりませんが、そこで知り合ったリゼは、何やらグレンが気に入っている様子。

リゼから離れてサボっていると、用務員姿のアルベルト(笑)

天の智慧研究会が、舞踏会に乗じてルミアの暗殺計画を企てていることを聞かされます。

舞踏会は中止にすべきだというグレンですが、元上司のイヴ=イグナイトが登場。天の智慧研究会の尻尾をつかむチャンスだと言って、グレンの意見を却下します。

反発するグレンですが、イヴの眷属秘呪 第七園により、降参。

さらにリィエルの素性まで掴んでいたイヴ。それを脅迫に使われたグレンは、ルミアを護衛することに。

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第二章 祭りの準備 ~それぞれの想いと思惑~

ルミアをダンスの練習に誘うグレン。ルミアをパートナーにしたと言うことで、注目の的です(笑)

そしてそれを監視するシスティ(笑)

ダンスの解説をするシスティ。ダンスのことで、セラを思い出すグレン。

セラに鍛えられたグレン。システィ、グレンの鼻をあかそうとしますが、逆に振り回されます。

そしてルミアとも練習。このままけば優勝は間違いないと。

しかし、システィはグレンを驚かせようと、リィエルに提案をします。

深夜、とある倉庫で、隠者のバーナード=ジェスター、法王のクリストフ=フラウル、さらにイヴ、リィエル、アルベルトが揃っています。

相手は第二団《地位》が1人と第一団《門》が3人の構成とのこと。

イヴの完璧の作戦で、暗殺計画阻止のためにそれぞれの役割をを決めます。

一方、天の智慧研究会のメンバーが暗殺の作戦会議。イヴを出し抜く算段もあると。

第三章 社交舞踏会の長い夜

ウェンディ、テレサ、リンもドレスの着付け。そしてシスティとリィエルは。。。

ルミアのドレス姿に見惚れるグレン。妖精の羽衣姿も見てみたいと思います。

会場に着くと、生徒たちも皆コンペに参加すると。そしてシスティとリィエルのコンビが(笑)リィエル、クールな美男子(笑)

無事一回戦を突破するグレンたち。そこに近づいてきたのは、カイト=エイリース。彼が魔の右手 ザイードだとイヴは伝えます。堂々と宣戦布告しに来たわけです。

捕まえようとするグレンですが、ザイードの裏にいる黒幕がいることを告げられます。今回はその黒幕を釣り上げることが真の目的だと。

手出しできず、歯がゆいグレン。

自分の生い立ちから、何が何でも手柄が欲しいイヴは、今回の作戦を立てたと。。。

3人の敵が会場入り。アルベルト、バーナード、クリストフがそれぞれの相手をすることに。

クリストフの相手は、冬の女王 グレイシア。

バーナードの相手は、咆哮のゼト。

アルベルトの相手は、悪魔召喚士のヴァイス

第四章 予期せぬ来訪者、闇に闘う者達

グレン、ルミア本選出場。システィ、リィエルも同様です。

ルミア、珍しくハイテンションでシスティにも負けないと宣言。グレンとの仲を見せつけられて悔しいシスティ(笑)

しかし、ちょっと気を緩めた瞬間、ルミア達がいなくなります。

そこに現れたのはエレノア。人払の暗示をかけてグレンの前に現れます。

ルミア達は大丈夫だと、しかも助言も与えると言うエレノア。急進派であるザイードの目論見を阻止したいと。

そして、謎かけを残してエレノアは去っていきます。

アルベルトは召喚士を倒しましたが、残りの二人は撤退しました。しかし、クリストフ、あんなにキレてたのに、結局は自分では倒せないんですね(;´∀`)

第五章 一つの決着

ザイード、首謀者に会いに行きますが、尻尾を掴んだとイヴもその場に。

首謀者は楽奏クラブの顧問、ローレンス。

イヴ、あっさりと二人を無力化します。まだ何かあると言わんばかりのあっけない幕切れ。。。

グレン、全て終わったことをイヴから聞きます。

しかし、エレノアからの妖精の羽衣がルミアの死装束になるという言葉が気になります。

そして決勝戦。ルミアは、今夜だけはシスティにも譲らない、と初めてのわがままを通します。

その気持ちに気づいているシスティも、本気で挑みます。

ダンスが終わり、ルミア・グレンのペアが僅差で勝ちました。

三人娘が良い感じで讃えあっているのに、しっかりシスティを茶化すグレン(笑)

第六章 終わらない夜

妖精の羽衣を来たルミアの美しさに魂が奪われるグレンですが、エレノアの言葉がよみがえります。。。そして最後のエスコートへ。

一方、アルベルトはイヴとの通信がつながりません。

システィ、リゼの手伝いをしていると、たまたま今回使われていた楽譜を見ます。

それに嫌な予感がするシスティ。それを途中で見かけたアルベルトに伝えると、アルベルトたちは敵の術中にはまっていたことに気づきます。

ザイードとローレンスはただの一般市民であり、黒幕に操られているだけでした。。。

すでに詰んでいると言ってもいい状況。アルベルトはシスティに力を貸して欲しいとお願いします。

熱に浮かされたような一夜。そのことにおかしいと感じながらも、何がおかしいのかはわからないグレン。

もう何も考えずこのまま身を任せようとすると、そこに映ったのは、アルベルトとシスティが踊る、シルフ・ワルツの八番。

会場が支配しているのはシルフ・ワルツの七番。

違和感に気付いたグレンは無理矢理にでも八番を踊ります。

ギリギリ敵の罠に気付いたグレンは、なんとかルミア暗殺を阻止しました。

なるほど、エレノアの残した目で見れば五つの階段、目を瞑れば八つの階段はそういう意味ですか。。。

そして右手で指揮棒を持った、魔の右手ザイード登場です。

魔曲を操って他人を操っていたと。

しかも、グレン達の深層意識はすでに掌握済みであるとのこと。

一時撤退するグレン達。。。

第七章 以心伝心

自分のわがままのせいだと責め、涙するルミア(涙)

ルミアは何も悪くないと慰めるグレン。

反撃開始です。

アルベルトとシスティは時計塔を目指します。アルベルト、システィのことを認めていますね。

そしてその間に逃げ回るグレンとルミア。

一方、リィエル、バーナード、クリストフは、ゼト、グレイシア、そして操られたイヴの相手をすることに。しかし、魔術は使えないため、長くは持たないと。。。

そして時計塔についた二人。アルベルト、そこからザイードの指揮棒を狙うと言います。距離にして3000~4000。そりゃシスティも呆れます(笑)

システィに俺の目になれと言うアルベルト。無理だというシスティ。それではグレン達が死ぬだけだというアルベルト。。。

そこでシスティに、アルベルトの教授が。アルベルト、めっちゃ良い事言いますね。。。

システィやることに。

グレンは見つけましたが、ザイードを発見できず、焦りで取り乱しそうになるシスティ。しかしアルベルトの言葉を思い出し、それでも諦めず考えます。

グレンの残した言葉を思い出し、グレンを見る事に。そしてグレンがザイードを誘い出しました。

アルベルトのホークアイ・ピアスで指揮棒を壊し、同時にグレンがアルベルトを殴り飛ばし、決着です。

終章 宴の後で

他の者は操られていた時の記憶はなく、宴は再開。

グレン、ルミアはフィナーレ・ダンスを踊ります。

笑顔でお礼を言うルミア。しかしその裏側では、自分はいない方がいいと言う思いに駆られます。

それでもここにいたいと言うルミアはグレンの腕の中で笑顔でありながら、心の中で涙するのです(涙)

グレンの前に現れるイブ。ザイードは捕まえましたが、こんなのは意味がないと言います。

そしていつか、正しいのは自分で、間違っているのはグレンだと言うのを証明してみせると言って去っていきます。

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あとがき

イヴの不幸は。。。(笑)

まあイヴをもっと活躍させて欲しかった感はありますね(笑)

でもアルベルト相手ならしょうがないのか(笑)

そして「その後のイヴさん(妄想)」のイラストがかわいすぎる(笑)

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kei

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