『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない (青春ブタ野郎シリーズ第3弾)』ラノベ感想(ネタバレあり)

『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない (青春ブタ野郎シリーズ第3弾)』のラノベ感想というか備忘録です。

毎回良い引きで終わるので続きが気になります(笑)(Booklive!【期間限定・合本版】『青春ブタ野郎』シリーズ 第1部(第1弾~第7弾)全7巻が販売中)

今回はドッペルゲンガー的なお話。主役は双葉理央。クールな印象の彼女でしたが、普通の女子高生なんだなーと思った巻です。

以下、ネタバレ全開ですのでご注意下さい。

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第一章 不思議が不思議を呼んできた

1

昔の夢を見ます。

中三の時に牧之原翔子と出会った時の夢です。

目がさめると子猫が。二週間前、終業式の日に預かった子猫です。

夏休みは二週間すぎて8月2日。麻衣は忙しくて全然イチャイチャしてないと(笑)

そして朝にはやってきたのは中一の牧之原翔子。

かえでは中一翔子に妹の座を奪われないか心配です(笑)

翔子が何者かはわからないと。2年前に会った翔子と似すぎていると。思春期症候群かもと。

子猫に餌をあげながら申し訳なさそうに咲太に言います。まだ両親に引き取ることは言えてないと。言えば、両親はいいと言うだろうと。でも言えない事情がありそうです。。。

夏休みの宿題を始める翔子。

翔子にお姉さんや自分に似ている親戚がいないかを聞きますが、いないと。

今日も進展なしと。理央に相談することにします。

2

理央に会いに行きます。

髪をアップにし、コンタクトの理央です。

翔子に会ったことを告げます。しかも中一になっていると。

相談はしますが、特に得られるものはなし。同姓同名の別人ではないかと。害がないなら気にしくてもいいのではと。

話題は花火のことに。去年、国見と3人で行ったと。

その時に理央が国見を好きなことに気づいたと。

相談に乗ってくれてありがとうと言って、理央と別れます。

3

バイトに行きます。

バイトの予定を提出しにきた朋絵。浴衣姿です(*´∀`*)

そしてバイトが始まり、五番テーブルでご指名だと(笑)

行くと麻衣です。明日帰る予定できたが、前倒しで帰ってきたと。

が、付き合ってまもないのに、あまり構ってもらえてないので拗ねる咲太です(笑)

それを悪いと思っている麻衣。お詫びに期待すると言う咲太(笑)

バイトが終わり、麻衣と二人で帰ります。

話は翔子のことに。変わったことは特にないと。

途中、理央を見かけます。こんな時間に、こんな場所、しかも人目を避けるようにしていると。

つけることに。向かった先はネットカフェ。

店内に入り、電話してみます。

電話に出る理央。しかし店内でスマホも何も持ってない理央が。。。

電話を切り、理央の元へ。

店を出て話すことに。

自分が二人いると言う理央。三日前からだと。。。

ネカフェで連泊していることに怒る咲太。まず自分に相談しろと。

が、麻衣にたしなめられます。友達とは言え、男子に泊めてもらう前提である連絡はできないと。

まあバレてしまったんだし、咲太に頼ればと言う麻衣。

理央を泊めるけどいいですよねと許可を麻衣に取ります。

が、ダメと(笑)麻衣は私も泊まると言います(笑)

4

理央を入浴させます。

脱衣所に入る咲太(笑)

大丈夫かと聞きます。思春期症候群について、やはり怖いと。。。

ひとりの人間がふたり存在するなんてありえるのかと。

マクロの世界で量子テレポーテーションが成立するなら、可能性はあるかもと言う理央。

話を聞くと、それだと二人同時に存在はできないのではと。

理央ももう一人を見たわけではないと。

片方が観測している限り、もう一人のことをその観測者は観測できないと。

電話での相手は本当に理央だったのか。極めて理央に等しい存在だけど、確証はない状態と。

でも理央を構成する情報が同じなら、どっちで観測しても実体化した理央の意識や記憶は一緒ではないかと。

仮定だが、双葉理央を観測しているのが自分として、自分を観測する自分の意識が、何らかの理由で二つ存在しているとしたらと言う理央です。ただそうだとして心当たりはないと。

理央が風呂から上がり、だれがどこで寝るかの相談。

咲太はリビングでゴロ寝です(笑)

寝ていると、麻衣がやってきました。

せっかく明日はオフなのに、咲太は理央のことを調べるだろうと、不機嫌そうです(笑)

麻衣に一つお願いがあると。

咲太が偽物の理央と会っている間に、本物の理央を見ていて欲しいと。

そしていい雰囲気になり、キス未遂(笑)

おやすみと言って部屋に戻る麻衣です。

麻衣との件とは別に気分はざわついています。

二人いる理央はどちらも理央としか思えないと。

片方が偽物で退治すればいいと言うものではないと言う気がすると。。。

第二章 青春はパラドックス

1

翔子の夢をみます。

妹さんのことで頑張ったねと言われた時のことです。溢れる涙(涙)

が、目が覚めます。麻衣に左右の頬を挟まれての起床です(笑)

寝言を聞かれたのでしょう(笑)

そして4人で朝食。

その後翔子がやってきます。

子猫のはやてのお風呂練習として、なすのをお風呂に入れてあげます。

2

学校へ行き、偽物の理央に会いに行きます。

学校に来ているようですが、物理実験室にはいません。

国見が試合がある言っていたのを思い出し、体育館へ。

国見を目で追っている理央です。

理央に国見のどこがいいのかを聞きます。

お弁当を忘れた日に、国見からチョココロネをもらったと。少し気分の落ちてる日に優しくされたから。自分でもお手軽と自嘲します。。。

何しに来たかを聞く理央。

はっきりと言います。理央がうちにいると。

理央ももう一人いることをあっさり認めます。見解も同じ。

心当たりはもう一人に聞いたらと。自分には心当たりがあると。

部活に戻る理央。

そして国見がやってきます。

理央になんかあったのかと鋭い国見。

何かあったら声をかけろと。

3

家に電話をかけます。麻衣が「梓川です」と出て感動する咲太(笑)

かえでの勉強を見ていたと。

麻衣は咲太の部屋の掃除。バニー衣装を処分(笑)

電話を切り、帰ろうとすると、上里と会います。

理央について、なんかやばいことをしてないかと。

一週間くらい前に、スカートの中の写真を撮っていたと。。。?

しかもそのちょいエロ画像をSNSの裏アカで写真をアップしていると。

どうするかなと言う咲太です。

4

あまり連絡は取りたくないですが、女子アナの南条に相談することに。

イマドキ女子高生の生態を聞くことに。

具体的には胸の谷間を自撮りしてアップするJKについて。

需要があり、かつ優越感を得られるからと。

孤独な子が、自分を必要としてくれる人を求めると。

やっていることは自分でも否定的。それに不安や心配があると。それでもいいね一つで満足感が出てしまう。だからまたアップすると負のスパイラル。

どう接すればいいか。やってはいけないのはバカなことをするなと言う一般論を言うことです。

5

南条と別れ、自宅へ向かいます。

孤独感ねと、もっとも気になる言葉、胸に刺さった言葉です。

理央のパーソナル情報をほとんど知らないこと気づきます。

わかんないことは聞くしかないと。

家に帰り、部屋には麻衣が。マネージャーと会い、しばらくは会わないように言われたと。

しばらくは仕方ないんじゃないかと言う咲太。しかしそれに怒る麻衣です(笑)

理央の作ったカレーを食べます。

そして麻衣を送ります。別れ際、しばらく会えないのよと(笑)キスします(〃∇〃)

6

またしても理央の入浴中に声を掛ける咲太(笑)

顔を見ない方が話しやすいこともあると。

理央の家族について聞きます。お金持ちっぽいです。

そして理央がやっていることについて。

アカウントは夏休み前に作っていたと。でもね何を書けばいいかわからなかったと。

あんな写真をあげたのは、誰かに構って欲しかっただけかもと。

最初からエロネタはずるいだろうと言うと、自分にはそれしかなかったからと。

コンプレックスにしか思っていない胸も、ネットにアップすれば反応はあったからと。。。

でも見られることの嫌悪感は捨てられなかったと。その相反する目的と手段が強いストレスになって、意識を乖離させたのかもと。。。

誰かに構って欲しい理央と、その手段ご許さない理央と。。。

もう一人の双葉はまだ続けてるようだぞと言う咲太。

知っていると。。。でもどうにもできないと。。。

どうしたいのかを聞くと、できればやめさせたいと。

わかったと言う咲太です。

明日も明後日もその次も、ダラダラと話をしに行くと。

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第3章 友情は時速四十キロメートル

1

翔子から電話があり、家を離れなくては行かなくて、しばらくいけないと。

はやての面倒はかえでに任せます。

咲太は理央のもとへ。

理央が脱ぐとすごいってこたがわかったと(笑)

説教に来たわけではないと。そんなの面倒くさいと。ダラダラと過ごしに来ただけと。

アップした以外の写真も見せてもらうことに。

300以上あります。。。ただエロ以外の写真も。

バカな自分を見てスッキリするための、一種の自傷行為と。。。

私は私が嫌いだと。嫌いだから傷つけられる。そんな自分を退治して一瞬でもスッキリした気持ちになると。

しかし退治したのも自分。。。結局は自己嫌悪になり、また傷つけての負のスパイラル。。。

その結果が今の思春期症候群と。。。

どっちの味方だと聞く理央。

双葉理央の味方だと。

が、私たちは分かり合えないと言う理央。

わがまま言うなと言う咲太(笑)

が、理央はどっちかを諦めた方が早いよと。。。双葉理央はふたりもいらないと。。。

その後、どっちの理央にするのか決めたかを聞く理央。

そんなもん自分で決めろと言う咲太。

そしてどうすれば一人に戻るかを聞く咲太。

二人が同じ気持ちになればいいんじゃないの。

国見が好きで好きでたまらないとか?と聞く咲太(笑)

その感情は一致していると。が、それで戻らないならそれ以上に強い意識が必要なんじゃないのと。

ほんとどうするかなと漏らす咲太です。。。

2

咲太が通い続けて一週間。

いつまで続ける気と理央に言われます。

双葉があんなことをしなくなるまでと。

会話仲、理央がスマホを見ると、震えます。。。

スマホを確認すると、身バレしました。。。

ダイレクトメッセージで、会うように要求しています。。。

咲太が警察に連絡しますと送信。着信は止みました。

アカウントを消してと言う理央。

恐怖で震える理央です。。。

家まで送ります。見るからに金持ちという感じの家です。

今日は一緒にいて欲しいと。。。

何かあったら、有る事無い事を麻衣に言うと(笑)

家に入ると、顔がない家。。。家の人は一年の半分はいないと。。。

これが普通と感じている理央です。。。

入浴の際、咲太に浴室の外で待機してほしいと言う理央。今は本当に一人でいたくないと。

リビングで二人で寝ます。

怖かったんだと思うと話し出す理央。

咲太と国見がいるけど、また一人になるんではと。中学は楽しくなかったが、高校は少し楽しくなったと。

国見に彼女ができた時すごく怖くなったと。咲太もだと。麻衣が彼女になって自分なんかに構わなくなるかもと。

笑い飛ばす咲太。ずっと友達でいるつもりだと。

あと国見のこと全然わかってないと。

夜中の2時半に国見に電話します。理央がピンチだから来てくれと(笑)

すぐ行くと言う国見(*´∀`*)

呼び出した駅へ。すでにいる国見です。

なんでと涙を流す理央(涙)

全然一人じゃなかったと(涙)

泣き止んだ理央。3人で海へ行き花火。

そして来週の花火大会に行く約束です。

3人で笑い合います(*´∀`*)

朝日が昇るまでダラダラと話をして。そして始発で帰ります。

帰りの電車、重症なのはもう一人の自分と言う理央。

もう一人の私は、私が嫌いだからと。

だからお願いと言う理央。任された咲太です。

自宅に帰り、スマホを理央に渡します。もうしないと思うと。しかしスマホには先程撮った写真が。。。

詳しくは後で話すと寝ます。

が、目を覚ますと理央はいませんでした。。。

第四章 大雨の夜にすべてを流して

1

いないことに気づき、すぐに留守電へ。

そして自転車で探しに出ます。

が、台風が近づいていると。。。

ずぶ濡れになって理央の家へ。理央に行き先に心当たりがないかを聞きます。

学校と。双葉、面倒くせぇと叫びながら学校へ。

一年一組、去年咲太たちが使っていた教室へ。

そこで理央を見つけます。

理央に来週花火大会に行かないかと誘います。

行かないという理央。。。私はもうここから消えると。。。

自分がいなくなれば全部解決すると。。。

向こうは私なんかよりもずっと上手に双葉理央をしていると。。。

証明問題の答えとしては不正解と。根本から間違っていると言う咲太。

ならなぜ昨夜の写真を見せたのかと言う理央。。。居場所なんてどこにもないと。。。

もういらないんでしょと激昂する理央。。。梓川は無神経だと。。。

何を今更と言う咲太。よく知っているだろうと。と言うわけでと言って、花火大会の待ち合わせ場所と日時を指定します。

僕からは以上だと言って立ちさろうとします。

が、突如の強烈な立ちくらみで意識が闇の中へ落ちる咲太。。。

2

理央が呼んだ救急隊員に助けられました。軽度の熱中症と。

理央は心配そうに見ています。

点滴を打って寝ます。

起きると麻衣が、頰をつねってます(笑)

かえでを心配させた罰と(笑)

そして咲太のおかげで仕事を再開したのに、咲太に会えなくなるんじゃ意味ないと(*´∀`*)

ものすごい破壊力(〃∇〃)

許可を得て抱きしめます(*´∀`*)

かえでに電話して無事を伝えます。

そして病院内で翔子に出会います。

心臓の病気だと。。。

難しい病気で、ちゃんと治すには移植手術が必要と。。。

受けれない場合は、中学を卒業するのは難しいと言われたと。。。

猫を飼いたいといえば両親が絶対に許してくれると言ったことに納得です。。。

両親はすごく優しいと。。。なんでもいいよと言ってくれるけど、それが嬉しくて、同じくらい辛いと。。。

だからはやてのことは言えなかったと。。。

病気の体に産んでごめんと謝る母を見たと。。。

無言のままほっぺをつねる咲太。母のせいした罰と。

ごめんて言われるよりも好きと言われた方が嬉しいと。

ある人が言っていたと。ありがとうと頑張ったねと、大好きが三大好きな言葉だと。。。

両親にその言葉を伝える翔子です(涙)

そして猫を飼いたいことを告げます(*´ω`*)

翔子を見送ると、理央がいます。

麻衣に感謝しろと。寝ている間ずっと手を握っていたと(*´∀`*)

そして話をしようとする理央。が、面倒な話は聞きたくないと言う咲太。自分が嫌いでもいいんだよ言います。

自分は「ま、こんなもんだろ」で生きていると(笑)

梓川は最低だけど、ホッとすると(*´ω`*)

花火大会に行きたいと(〃∇〃)

言う相手を間違えていると。

理央が電話します。私も一緒に花火大会に行きたいと。

すると公衆電話には誰もいなくなりました(*´∀`*)

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終章 花火のあとに残るのは夏の思い出

8月19日、花火大会の日です。

咲太や国見も理央に言われて浴衣です(笑)

そして真っ赤な理央も(〃∇〃)

花火大会を見ます。そんな中、理央が国見に伝えます。。。返事はいいよと。。。

きっと私だけだねと。梓川と国見の間で花火を見れるのはと(*´∀`*)

そうして夏休みも最終日を迎えます。

翔子が退院し、はやてを引き取りに来ました。

また遊びに来てもいいですかと言うので、またおいでと。

そして9月1日。

麻衣に話しかけると、あんた誰と。。。

いつもの麻衣と、まとっている雰囲気が別人と。。。

お付き合いさせてもらっている梓川咲太ですと自己紹介(笑)

こんな死んだ目の男がお姉ちゃんの彼氏な訳あるかと言う麻衣(笑)

お前こそ誰なんだと返す咲太です。。。

 


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kei

アニメやゲーム、マンガ、読んだ本のことなど、興味のあることをつらつらと書き連ねています。 書いている内容はとりとめのないものですが、このブログ名のように少しでも良い影響を与えられれば幸いです。 連絡先はこちら。 good.influence.k@gmail.com