『蜘蛛ですが、なにか? 8巻』ラノベ感想(ネタバレあり)

『蜘蛛ですが、なにか? 8巻』のラノベ感想というか、備忘録です。

蜘蛛子弱体化(笑)

そして新たな転生者の一人と遭遇です。

以下、ネタバレ全開なので、ご注意下さい。

スポンサードリンク

1 私、弱る

一行は魔族領に向かう途中です。

が、息も絶え絶えの白(笑)

UFO撃墜から2年経ってました。

神化した白ですが、逆にシステム外になったことで、スキルやステータスの恩恵が受けられなくなり、弱体化です。

今やエネルギーの多い人間のような何かです(笑)

マシンスペックは上がりましたが、それを乗りこなせないと(笑)

歩いているだけでも倒れる軟弱さです(笑)

そして体調を崩すと甲斐甲斐しく世話をしてくれるメラ。それに嫉妬する吸血鬼っ娘の幼女(笑)

吸血鬼っ娘もこの2年でだいぶ成長したと。

将来の美貌の片鱗が見え始めているとのことです。

そして見た目は人間になった白ですが、目だけはちがうと。瞳の中に瞳がある重瞳になっていると。アラクネの瞳の数と同じです。

そのため町では目を瞑ることに。盲目の病弱なご令嬢と思われてます(笑)

ちなみに馬車に乗っていますが、これは白のために買ったものです。そうしないとろくに進めないと(笑)引いてるのは馬ではなくて竜ですが(笑)

それと荷物の問題。今までは空間魔法で白が収納してましたが、魔法が使えなくなってます。ちなみに荷物はギュリギュリに取り出してもらいました(笑)

竜車に揺られ、グロッキーな白。ようやく宿につきました。メラにお姫様抱っこされ、どこからかの殺気は無視です(笑)

鬼1 始まりは小鬼

妹はゴブリンでした(笑)

そして笹島京也は気づいたら自分もゴブリンと。

が、ゴブリンの生活は気に入っているようです。

ただ穏やかな生活ができればいいと思っていた笹島ですが、冒険者と戦っています。

過去、冒険者に村を焼かれ、何かを命令されていたようです(?)

ちなみにゴブリンではなく、オーガに進化していると。

スポンサードリンク

2 私、引きこもる

アルビノの白、太陽も苦手です(笑)

カムバックステータスと(笑)

ソフィアやメラは順調に育っていると。

ソフィアは、アエル相手に模擬戦。

ちなみに白はサエルとお留守番中です。

白、二年間試行錯誤して来ましたが、力の使い方がわからないと。さすがに焦ると。

下でご飯を食べに行くと、酔っ払いの冒険者二人に絡まれます。

セクハラをされ、サエルを解き放とうか悩みます(笑)

そこに恰幅のいいおばちゃんに助けられます。

どうやらオーガが出るらしく、冒険者が増えておるとのことです。

が、気にするほどではないかと、ご飯を食べる白です(笑)

閑話 とある冒険者の鬼退治

オーガが持つ魔剣を報酬に、多くの冒険者がオーガ討伐のために集まりました。

ギルドマスターがオーガ特異個体の特徴の3つを教えます。

1つ目は異常な回復力。2つ目は急激な戦闘能力の上昇。3つ目は二本の魔剣所持。

冒険者たちはその魔剣を目当てにオーガ討伐に向かいます。

が、逃げ惑う冒険者たち。

魔剣は二本どころではなく、爆発する魔剣を次々と投げつけています。

蹂躙される冒険者です。

完全に敗北です。。。

鬼2 鬼の魔剣

転生前の笹島は、中学時代まで正しいと思ったことのためにと拳を振り上げてました。

が、暴力による行動に対し、周囲は遠巻きするようになります。

なので高校では大人しく過ごすことにしたと。それも本当にいいのだろうかと悩みながら。。。

しかしそれも転生後は贅沢な悩みであったと。

全ての冒険者を倒しました。

固有スキルは武器錬成です。魔剣もこのスキルで作ったものです。

地雷剣を設置し、炸裂剣を投擲する。さらに自分が装備する炎刀と雷刀です。

これによって冒険者たちを一掃しました。

が、これで諦めるとは思えないと。

人間は信用できない。対話もしないし、むしろ根絶やしにしたいと考えています。

まだ冷静だと考えながら、次の襲撃への準備を進めようと。

R1 爺、喪に服す

エルロー大迷宮での事件。ロナントとブイリムスだけ生き残ったあの事件は、ブイリムスにのみ責任を押し付けられ、左遷されました。

そしてその過酷な左遷先で死亡。。。

ロナントはブイリムス夫人のもとへ、そのことを告げにやってきました。

原因は特異オーガによるものと思われると。。。

ロナント、仇を討ってくると言います。

そして夫の死と同時期に、子供も誘拐されています。。。

ちなみにロナントは、勇者ユリウスに修行に付きあった結果、半殺しにしてしまい左遷されました(笑)

3 私、満腹

白、ピンチに陥っています。

美味しい料理が並んでいるのに、全部食べきれないと(笑)

小食に戻ったことを嘆きます(笑)

魔王が戻ってきて良くない知らせが2つあると。

1つ目はこの街に何日間か足止めをくらいそうと。オーガが出て街道が封鎖されているとのことです。

2つ目の問題。エルフの一団に襲われたと。

今まで沈黙していたポティマスからの刺客が現れました。。。

血1 因縁との邂逅

話は昼まで遡ります。

アリエルとソフィアは冒険者ギルドへ行くと閑散としています。

アリエル、冒険者たちがほぼ全滅したことを言い当てます。

そこにAランク冒険者のゴトーが、あのオーガには手を出さない方がいいと警告します。

忠告を聞き入れて、ギルドを出ます。

が、ゴトーはこちらが魔族であることに気づいてました。

ただ勝てる自信はないと静観するつもりです。

ギルマスと教会に報告はすることに。

それを使い魔で盗み聞きしていたソフィアです。

が、その際にソフィアよりも小さな女の子に手を掴まれます。

その子はエルフ。。。少女を吹き飛ばすと、消えてしまいました。

一緒にいた誰かと空間転移したと。

騒ぎになる前にその場を離れるアリエルたち。なぜか浮かない表情のアリエルですが。。。?

R2 爺、鬼退治す

オーレル、魔法の才能があったらしくユリウスに次ぐ弟子二号になっています。

ただ年々、ロナントに対する罵詈雑言は増えていると(笑)

そして老騎士のニュドズとともにオーガ退治を行うと。ただ、実力はありますが、ニュドズは脳筋と(笑)

なので、ギルドから得たオーガの情報を再度オーレルに話させます。

今回の作戦はオーガが逃げられないように兵を展開し、魔法を食らわせ、包囲を狭めて袋叩きと。

作戦通り、オーガを追い詰め、致命傷も与えますが、それすらも回復するオーガに驚愕するロナント。

頭を撃ち抜いても回復できるなら、木っ端微塵にするぐらいしか手はないと。

できるか不安はありますが、今のロナントでも難しい魔力を上乗せした上級魔法しかないと。

それをやろうとしたロナントですが、オーガはステータス強化をして逃げ出しました。

どうするか考えていたところに神言教の者がやってきて、オーガ退治を任せて欲しいと。

ロナント、渋々任せることに。

また、街にいるある御仁についても手出し無用でお願いすると言って消えていきます。

鬼3 鬼の霍乱

甘かったと。逃げ切れたのは運が良かったからと。

全速力で走り、ここまでくれば安心だろうと思った瞬間、先ほどの老魔法使いからの攻撃が。

恐怖に駆られて逃げ出します。

が、なぜ逃げなければならないと、老魔法使いに襲いかかります。

しかしそれは幻影でした。

現れたのは黒衣の人物。幻影と恐怖をかけられてました。

逃げる黒衣。

追いかけますが、それも幻影でした。

ついた場所は、自分が前に捕らわれていた村。

ここの住人は全員殺したはずなのに、なぜ住人がと。

怒りで手近な相手に切り掛かります。

しかしそこに笹島くんと声をかけられます。。。

幻聴まで使えるのかと。その名前を名乗る資格はないと。幻聴を振り払うように少女に斬りかかります。。。

閑話 教皇と暗部の会話

暗部、教皇にオーガをエルフたちが待ち構える廃村におびき寄せたことを報告します。

教皇、転生者であれ、人族に仇をなすなら敵と。。。

エルフたちはほぼ全滅。一部が撤退したようです。笹島が斬りかかった少女は先生でした。

そしてオーガは魔の山脈に向かったと。

教皇、オーガの怒のスキルが憤怒まで行っていることを聞き、追うのをやめるように言います。

閑話 とある冒険者のそれから

ゴトー、ギルマスからオーガに手を出すなと言われます。教会からのお達しと。

そして戻ってきたロナントから魔剣を無理矢理渡されました。渡されてもどうすればいいんだと途方に暮れます(笑)

が、後輩の言葉でもう少し頑張るかと。

4 私、旅立つ

エルフの襲撃から数日、それまでは何もなく穏やかと。宿屋でヒッキーしています(笑)

魔王がソフィアに七大罪系スキルの話をしています。

精神に影響を与えてしまうからスキルを上げない方がいいと。

傲慢系のスキルは経験値が上がるが、周りがみんな経験値に見えると。軽くバーサーカー(笑)

しかも最終的には破裂する危険もあったと(笑)蜘蛛子、危機一髪(笑)

憤怒系もヤバイと。発動させると理性を失い、完全にベルセルクです。

オーガが追い払われたので、通行規制が解除されました。

が、逃げた先が魔の山脈と。フラグです(笑)

魔の山脈の麓にある廃村へ。

古い血と新しい血の匂いがすると。

自分たちを待ち受けていたエルフがオーガに負けたのだろうと言う魔王です。

しかし兵器の1つもなく、ただ兵を失うだけの待ち伏せするか?と違和感を感じる白です。

魔王は何か隠しているようですが、特に聞くことはしなかった白です。

閑話 教師

ポティマス、嫌がらせのために廃村にいました。

魔王の下にいる白とオカを引き合わせて殺し合わせると。。。

同じ転生者をぶつければ精神的な揺さぶりに使えると。

ただ鬱憤を晴らすため、オカが成長する2年を待って実行した計画は横槍が入りました。

そしてポティマス、オカの利用価値は生まれた時ほどではないと。生徒たちの情報は大方掴んでいます。

まだ利用価値はあるとはいえ、失っても痛まないと。。。

そしてオカは人でなくなった笹島を見てショックを受けています。

それでも先生だからと諦めないようです。。。

鬼4 磨耗する鬼

エルフたちを倒してまた進化しました。鬼人です。人間と同じくらいのサイズになったと。

顔も角があるくらいで、前世の笹島と同じに。

そしてこのまま戦い続ければ理性を失うか死ぬかの二択だと。

もう滅んでしまったゴブリンの村に戻ってひっそり暮らそうと。

が、その思いも歩いている内に忘れてしまいました。。。

あるのは怒り。殺し尽くしたいという思いに捕らわれてしまいました。。。

5 私、登山する

白に登山できるわけもなく馬車の中です(笑)正しくお荷物(笑)

ちなみに馬車はアエルが背負っていると(笑)

その揺れで馬車酔いです(笑)それでもアエルは他の蜘蛛人形よりもマシと(笑)

ちなみにこの辺は氷龍の縄張りだと。他にもゴブリンたちがいるとのことです。

寒さと酔いにやられる白です。

しかしあまりに雪が降り続けているので、何かおかしいと感じる魔王です。

オーガが氷龍に挑んでいるのかなと。

そんな時、かつて蜘蛛子を襲って来ていたのと同じ種の猿の大群が、こちらを襲います。

それを魔王が撃退しますが、その余波で、雪崩が(笑)

皆、ジャンプで雪崩を回避しますが、白は馬車から投げ出されました(笑)

白を救出しようとしたメンバーも猿に阻まれ、雪崩に巻き込まれてしまいました。

鬼5 鬼と氷龍

氷龍に攻撃を仕掛ける鬼人。しかし攻撃は通りません。

なぜ戦っているかも分からず、戦うことしか頭にありません。。。

氷龍、そんな鬼人を哀れと。

極寒の地で何もなせずに朽ち果てよと言って去っていきます。

鬼人はどこに行くかももう思い出せません。。。

そして遠くで何かが地面から空に飛んで行くのを見て、目についたそれに向かって歩き出します。

6 私、遭難する

無事生き延びたようです。

他には白を助けようとしたソフィア、メラ、サエルがいます。

アリエルが助けに来るまで待機することに。

白の元には大鎌が。何か意味があって転移して来たようです。鎌がなければならない意味があると。

鎌を持って立ち上がると、かまくらが壊されました。

大鎌がなかったら死んでました。。。

そしてそこにいたのはほぼ全裸の男。噂の鬼人です。

サエルが攻撃しますが、互角。。。

とはいえ、サエルの方が余裕があります。このままいけばサエルが勝つだろうと。

が、白は笹島だと気付きました。

しかし笹島の反撃で、サエルがクレバスに落下していき、ピンチ。。。

閑話 召喚士ブイリムスの手記

ブイリムスに与えられた任務は魔の山脈の攻略。。。

無茶振りではあるが、子供にも会っていないのに死ぬわけにはいかない。辛抱と。

妻からの手紙で娘が誘拐されたことを知ります。。。

何とか帝都に戻れないかを掛け合いますが、認められません。

何か大きな手柄を上げなければと。。。

そこにゴブリンたちの活動領域が広がっていると。その理由が武器の強化。上質の武器を持っているゴブリンたちがいます。

帝国でも数を揃えるのが難しい武器がなぜ?と。

ゴブリンの村を襲撃する準備が整いました。

そして襲撃は滞りなく成功。そこで武器の出所もわかりました。

ゴブリンが武器錬成のスキルを保持していたと。。。

そしてレベルが低かったこともあり、使役に成功。。。

これで帝都に戻れる功績になるだろうと。。。

帝都からの連絡を待つ間に、ゴブリンのレベルを上げることに。

それにより魔剣も作れるように。このゴブリンがいれば自分の地位は約束されると確信します。。。

帝都からの返信はなく、ゴブリンの調教を続けます。

が、怒や呪のスキルが上がっていると。。。

そして迷宮の悪魔が持っていたのと同じで謎のスキルもあります。。。

が、今手放すわけにはいかないと。。。

手記はここで終わっています。。。

閑話 魔王と氷龍

雪崩に巻き込まれた白を探そうとする魔王。

そこに氷龍がやってきます。

急いでいる魔王に強請りをかける氷龍(笑)しかも自分に手を出したらギュリエが黙ってないぞと(笑)

魔王、地龍をすでに殺したことを告げ、氷龍にどうすると。

形成不利と慌てて詫びてくる小物の氷龍です(笑)

ついでにオーガのことを聞いて、白を探しに行きます。

7 私、窮地に陥る

白、鬼くんに背を向けて全力疾走で逃げます(笑)いても役に立たないことはわかっていると(笑)

離れて状況を確認。鬼くんが怒のスキルを発動させていると推測です。

サエルがいないので、ソフィアとメラでは凌ぎきれません。

吹き飛ばされて来たソフィアに鑑定のスキルを使うように言います。

怒ではなく憤怒でした。

白、予想斜め上だと。サエルと互角に戦えるのも納得だと思う白です。

そしてソフィアに妬心のスキルを憤怒に使うように言います。

妬心は相手のスキルを封印することができると。

が、時間がかかるし、そもそも憤怒に効くかもわかりません。

さらに氷河が崩壊しかかっています。。。

メラも倒れ、ソフィアも刃に貫かれ、大ピンチ。。。

そして目を向けられたのは白です。

鬼くんが迫って来た風圧でローブのフードが脱げ、白の顔が見えました。

その顔を見て止まる鬼くん。

白は笹島くんと声をかけます。

一瞬葛藤で止まりますが、目には再び憤怒の炎が。。。

仕方ないと精一杯抵抗しようと決意します。

が、鬼くんの背後からソフィアが噛み付きます。

鬼くんが激しく暴れまわり、氷が砕けてクレバスへ落下。。。

ソフィアも落ちてしまうと、何度試してもできなかった蜘蛛の糸をとっさに出すことができました。ご都合主義結構と(笑)

それで一緒に落ちそうになっていたソフィアを助けます。

メラも助けて崩れかけているこの場所から逃げ出します。

が、崩壊に間に合わず三人とも落下。。。というところを助けたのはサエルです(*´∀`*)

崩壊する氷河を無事脱出しました。

血2 新たな因縁

目を覚ますソフィア。

アリエルに詳しい事情を話します。

白が鬼人だったのは笹島だったということも。

本当に笹島だったのかも聞かれますが、わからないというソフィア。前世のクラスメイトのことなんてほとんど覚えてないと。。。

アリエル、暫定笹島をどうするか聞きます。今アエルたちに探してもらっていると。

ソフィア、ぶっ殺すと(笑)

メラを殺しかけたあいつは万死に値すると(笑)

アエルが戻ってきて、見つからなかったとのこと。

が、ソフィア、笹島は生きていると言います。自分のレベルが上がってないと。

強化スキルカンストするまでレベルは上げない方が良いと白に言われていたので、まだレベル1でした。

ソフィア、生きているなら、いつかリベンジしないとねと(笑)その笑みにサエルが震えてる(笑)

そして白にまた助けられた自分。強くなりたいと。もっと強くなることを決意します。

鬼の咆哮

咆哮する鬼の目に理性はありませんでした。。。

スポンサードリンク

あとがき

WEB版は読んでないんですが、ゴトーは完全モブだったんですね(笑)

結構キャラの扱いが変わってるようです。

氷龍、良いキャラだと思います(笑)

 


BookLive!でオススメラノベ割引キャンペーン中!
値引き作品多数!以下からチェックしてみてください!


BookLive!でお得に購入する方法はこちらのページでも紹介してます!

kei

アニメやゲーム、マンガ、読んだ本のことなど、興味のあることをつらつらと書き連ねています。 書いている内容はとりとめのないものですが、このブログ名のように少しでも良い影響を与えられれば幸いです。 連絡先はこちら。 good.influence.k@gmail.com