『グランクレスト戦記 2巻 常闇の城主、人狼の女王』ラノベ感想(ネタバレあり)
『グランクレスト戦記 2巻 常闇の城主、人狼の女王』ラノベ感想と言うか、備忘録です。
前巻と変わり、魔女や人狼、吸血鬼などのファンタジー色が出た話になっていますね。
以下、ネタバレ全開なので、ご注意下さい。
プロローグ
ヴァルドリンドの騎士エルマー。
テオとの戦の際、アルトゥークが救援には来ないと強く主張した騎士です。
この戦で、同盟盟主としての威信を大きく失いました。
そして今、ヴァルドリンドに敗走中です。
その中敗戦のショックで、隊列からはぐれてしまったエルマー。
アルトゥークの森に入ってしまったと。
よそ者が入れば、容赦なく命が奪われてしまいます。
身分を偽り、一夜の宿を借りようと、小さは一軒家を見つけます。
救われた安堵感から、こんなところになぜ家がという疑問は湧きません。。。
そして扉を叩き、家の中へ入れてもらいます。
女性一人で暮らしていると。
そして、ここを離れることはできないと言います。
視界が歪むエルマー。女性からお願いしたいことがあると。。。
その言葉は、主人であるマリーネよりも絶対的に思えたと。。。
女の願いについて、聖印にかけて誓いを果たすと。。。
第1章 流転
1
シルーカ、ヴィラールの城へ向かっています。
そこにはプリシラも。ついてこなくていいと言いましたが、聞き入られませんでした(笑)
アイシェラを助けれた恩と、癒しの能力は、テオに役に立つと、拒絶しきれなかったです。
ちなみにプリシラ、悪魔の猫と言うことで、バルギャリーが苦手です(笑)
それがわかっていて、あえてプリシラの前に出るバルギャリー(笑)
馬車を降りると、テオが城を見回しています。
そして城からヴィラールが。テオの身分は近衛とするが、隊には入らなくていいと。
務めは、ヴィラールが外出するときの護衛と。
シルーカは、マルグレットから仕事の仔細を聞くことに。
アーヴィン、プリシラ、バルギャリーも受け入れられます。
シルーカは、魔法師の執務室を訪ねます。
中には、マルグレットの他に、三人の女性。大学時代に見た顔で、何年か先輩です。
ラウラ、ヘルガ、コリーンと、容赦もですが、みな優秀な魔法師です。
シルーカ、まずはこの国について熟知する必要があると、書庫の鍵を渡されます。
まずは掃除です(笑)
本の一冊には、デーモンロードの記載が。
二人の大公の首をはねたデーモンロード。
あれを呼び出せる魔法師は、協会にはいないと。
実行犯は闇魔法師推定されています。
本に集中していたところに、テオが。一緒に学ばせてもらおうとやってきました。
話は二千年前の混沌爆発のことから。
さらにアルトゥークの有力な勢力である、吸血鬼、人狼、魔女についても。
テオに話を聞かせていきます。
密室に二人という状況に気恥ずかしいシルーカです(∗ ˊωˋ ∗)
が、君主に対して特別な感情を抱いてはいけないと。
そして書庫にこもって8日後、一通り書類に目を通しました。
マルグレットからも合格がでます。
そして近々使者として、魔女の長老、人狼の女王、吸血鬼の王に会ってもらうと。
コンスタンス家は、それぞれと盟約を結んでいるとのこと。
話は変わり、明日の夕方に来客があると。
ダルタニアの太子ミルザー・クーチェスが来ると。
ダルタニアは、海を隔てて、アルトゥークの南東に位置し、アルトゥークとは古くからの友好関係にあります。
テオも宴席に出席せよとのこと。
2
宴席で食事が進むと、ミルザーは、ヴィラールにヴァルドリンドを負かしたときの話を聞きます。
テオにも話は振られますが、敵意むき出しです。。。
契約魔法師のために、子爵位を捨てるのがどうにも我慢できないと。
が、シルーカにそれだけの価値を見出したと。
ミルザー、その才がどの程度のものか、ぜひ示してもらいたいものだなと。。。
シルーカ、いつかこの太子と戦うことになるだろうと言う予感を感じます。
そして話はラシックのことに。
ラシック、セーヴィスを統一するのは間違いないだろうと。
3
クライシェ家の居城で、エルマーが行方不明との報告をアウベストが受けます。
その他にもエルマーと気の合う仲間、十三名が行方不明だと。
アウベスト、従属聖印を剥奪すべきと言います。
が、マリーネはまずは行方を捜して、何をしているのかを調べると。
非情になれないマリーネは、アウベストのように冷静な判断をしたいとは思っていますが。。。
4
ラシック、セーヴィス王の城を攻めています。
敵は死ぬ気で城を守るつもりだと。
ペトルが行き、さらにアイシェラも。
アイシェラ、ペトルを気に入りすぎ(笑)
あっけなく勝利です。
5
城の中へ。しかし血の臭いが漂っていると、
玉座に着くと、トロールが。。。
ナヴィルの一族が命に代えて呼び出した魔物です。
ラシック、退くことはしません。
ネーマンの妻であるナタリアもトロールを挑発。
ラシック、モレーノ、ナタリアでトロールを相手に。
さらにラシックが、一人でトロールに突っ込みます。
乱戦でこそ、ラシックの実力は発揮されると。
トロールを倒し、聖印を吸収します。
これでセーヴィス王家の聖印と領地は、ラシックのものに。
心踊るモレーノ。シルーカには悪いが、この人にはテオが超えられないところまで行ってもらうと。
なんか、テオよりも主人公っぽいですね(笑)
第2章 予兆
1
シルーカ、使者として、魔女の長老ゼルマに会いに、魔女の集落へ。
集落は女ばかりで、テオは場違いなところに来たなと(笑)
アーヴィンも戸惑っています(笑)
プリシラは、悪魔を召喚して契っているのではと。
シルーカとまた口論です(笑)
そしてゼルマのもとに。
ゼルマ、テオを見て、いい相をしていると。
2
ゼルマに案内され、大きな建物へ。
ゼルマ、シルーカだけを奥の部屋に連れて行きます。
シルーカとテオのことは聞いていると。
テオの相については、おだてただけでした(笑)
が、強い相を持っているのは確かと。
ただ、それが良く出るか悪く出るかはわからないと。
ゼルマ、話を変えて、混沌儀について、どう見るかを聞きます。
闇が光を吞み込もうとしているかのようだと。
ゼルマ、それだけか?と。この地に恐るべきことがあったことを知っているかを聞きます。
デーモンロードが出現したことかと答えるシルーカ。
デーモンロードは、自然消滅したと言われていますが、違うと。
デーモンロードは、ひとりの君主に倒されたのだと。
それはレオンではないと。倒したのは女の君主アデーレ。魔女、人狼、吸血鬼と協力して、デーモンロードを倒したと伝わっているとのこと。
なぜ讃えられていないのか。
デーモンロードの力に魅入ったアデーレは、自らがデーモンロードになったと。。。
なりきり、レイヤーというそうです。
ゼルマ、魔王が誕生した時も、混沌儀は同じような動きをしていたと。
ヴィラールに用心するように伝えるようにと。
3
魔女のヤーナ。一緒にいるのはエルマーです。
人狼を狩っています。。。
そこにはエルマーの親友のフランツも。
エルマーの帰還を喜んだフランツですが、エルマーからアルトゥークを滅ぼさなければ同盟に未来はないと。
エルマー、策があると言います。
が、マリーネは採用しないだろうと。汚名は自分が被るとの決意を聞いて、フランツは手を貸すことに。
しかし、エルマーは魔女に操られているのではという疑いを持ちます。
が、後戻りはできないと。。。
4
シルーカたちは人狼の女王クララのもとへ。
部屋のテーブルにご馳走が。
クララの子供たちと一緒に食事です。
クララ、人狼として生きるのも大変と。
いつも婿不足、嫁不足だと(笑)
テオたちに対して、獲物を見る目です(笑)
テオの両隣にいる双子は、君主であるテオの聖印を割っちゃえと(笑)
宴が始まります。
楽しい宴のひと時が、ある男が飛び込んできたことで一変。
クララの長男です。
ヴァルドリンドの騎士にやられたと。
クララ、みんなを集めて、今度はこちらが狩る番だと。
事情を呑み込むシルーカ。
人狼たちを落ち着かせ、協力させて欲しいと。
第3章 捜索
1
ヴィラールにも知らせが行きます。
テオとシルーカにこの一件を任せると。
マルグレットも心の中でうまくやるんだねと。
2
テオは、オイゲン男爵のもとへ。
オイゲンに指揮を委ねると。
機嫌が悪かったオイゲンですが、話を聞いているうちに、テオへの警戒心もなくなります。
そしてオイゲンから一つ情報が。
セーヴィスの戦いの後、アルトゥークの森で、ヴァルドリンドの騎士甲冑が一式発見されていると。
しかし、発見は出来なかったと。
何か今回の事件と関係があるかもしれないと言います。
3
人狼の群れとアーヴィンは、犯人を追いますが、途中で痕跡が途絶えていると。
アーヴィン、ひとりそこを離れます。
そして襲われますが、相手はマリーネのメイド、レイラです。
クライシェ家に仕えていた自分を殺しにきたのかと聞きます。
レイラ、違うと言います。取引がしたいと。
行方不明の騎士たちを探していることを告げます。
騎士たちの目的を知りたいと。
この内容をバルギャリーに伝えてもらいます。
バルギャリーの登場にきゃあきゃあ叫ぶとレイラ(笑)
4
テオ、シルーカのもとに戻ります。
シルーカ、エルマーは大きな目的を持っていると睨んでいます。
そしてテオ、オイゲンから聞いた話をシルーカにします。
常闇の森に隠れている可能性もあると。
シルーカ、吸血鬼の王に会い行くと。
それを途中まで送るというテオです。
そしてその話を聞いていた、双子のエマとルナ。
役に立つところを見せて、認めてもらうと。
5
エマとルナはシルーカよりも先に常闇の森に到着。
慎重に調べていると、人の気配が。。。
男の後を追うと建物に入っていきます。
男たちの会話に聞き耳を立てます。
男はエルマーです。
そして吸血鬼の王が、彼らに味方していると。。。
双子はシルーカに報せようとしますが、女に見つかり、捕まります。。。
6
シルーカは吸血鬼の城へ向かっています。
そして吸血鬼の王と謁見。
シルーカ、ヴァルドリンドの騎士たちがいるかもしれないので、捜索許可を願い出ます。
が、それには及ばないと。
彼らがどこに隠れているか知っていると。
シルーカについてきたまえと。
そしてある部屋に通されます。
部屋の奥には、黒っぽい球体があり、その中には胎児のように丸まった女性が。。。
シルーカ、それが次元結果とわかり、驚愕します。次元結界、異世界を作り出す能力と。
そして中にいるのはアデーレだと。。。
アデーレは生きており、目覚めの時を待っていると。。。
まもなく目覚めると言います。。。
吸血鬼の王、ディミトリエは、この国を守ってきたのではないと。守ってきたのは永遠だと。
極大混沌時代を生きたディミトリエは、決して死なないと誓いました。
が、グランクレストの誕生で、混沌の時代が終わり、秩序の時代が訪れる。
それは永遠の終わりを意味すると。
ディミトリエ、死ぬのが怖いと。。。
シルーカ、大講堂の惨劇はあなたが起こしたのかと。
ディミトリエ、それには関与していないと。
が、誰がデーモンロードを呼び出したかは知っていると。
魔女ヤーナだと。黒き魔女の末裔です。
彼女が、エルマーを紹介したと。
シルーカ、明らかに自分が知りすぎたことを悟ります。。。
7
クララ、双子がいないことに気づき、無事できることを祈ります。。。
そこにルナが帰ってきます。話を聞くことに。
エマを返して欲しかったら、クララ一人で来いと。。。
クララ、怒りに顔を歪ませ、狼の姿に。
目指すはもちろん常闇の森。。。
第4章 覚醒
1
クララ、常闇の森に着きます。
待ち受けていた十三人の騎士たちを相手にしますが、次々と倒すクララ。
隠れていたヤーナが姿を現し、クララはヤーナへ攻撃。
ヤーナ、防戦一方で焦ります。。。
が、エルマーがエマを人質に。。。
ヤーナ、よくやったと言って、クララを箒で貫きます。。。
クララ、最後の力を振り絞って、エマのロープをときます(涙)
倒れるクララ。。。そしてエルマーは、クララの混沌核を取り込みます。。。
フランツ、憤ります。こんな不名誉な戦いで八人の騎士が死んだと。
エマだけは助け、逃します。
そしてエルマーのもとから去るフランツ。。。
それを見て、心の半分が欠け落ちたかのような喪失感を覚えるエルマー。。。
それでもヤーナに操られ、魔王を復活させ、アルトゥークを混乱させるのだと。。。
2
フランツたちは、常闇の森を抜けます。
そして人狼たちに囲まれます。
抵抗をする気はありません。
が、長男のイオンはエマを救ってくれた。クララが命に代えても取り返そうとした妹だと。その思いを尊重し、お前たちは殺さないと(涙)
フランツ、知っていることを全て話すと。
一方、ルナはオイゲンの城にいるテオのもとに。
話を聞いて、顔色を変えるテオ。
シルーカの無事を祈ります。
そしてアーヴィンもやってきて、クララが死んだことを告げます。
こちらもシルーカのことを伝えて、バルギャリーに彼女の無事を確かめてもらいます。
まだ無事と。
テオ、救いに行くと。アーヴィンにも手伝って欲しいと。
そしてアーヴィン、レイラを紹介。
今までのことをマリーネに伝えると。
そしてテオに、捕虜を殺したり、聖印を奪ったりはしないで欲しいと。
一礼して立ち去ります。
そしてテオ、クララのことをルナに伝えます。。。(涙)
3
フランツたちが、オイゲンの城に来ます。
テオ、知っていることを残らず教えて欲しいと。
魔女ヤーナの話が出ます。
そして魔王の話も。。。
魔王の封印を解くには強い聖印の力がいると。なので邪紋使いの吸血鬼には解けなかったと。
そしてエルマーはこの作戦を思いついたと。
そのことをヴィラールに報告。流石に唖然とするヴィラールです。
ヴィラールからの指示が出て、テオはディミトリエの元へ行くと。
4
テオを迎えるディミトリエ。役者は揃ったと。
ディミトリエ、エルマーに魔王アデーレ覚醒の儀式を始めてくれと。
アデーレが眠っている部屋ヘ。
エルマーが聖印の力で、次元結果を消滅させます。
魔王が目を覚まします。
が、魔王を目覚めさせたら願いを叶えてくれると言うのは嘘だと。
目を剥くエルマー。。。
ヤーナ、アデーレが目覚めるのを待っていたと。昔のように破壊と殺戮の日々を送ることを望んでいると。
アデーレ、それは私の望みであり、喜びであると。
が、それは後悔と悲嘆を与えたと。
だから自らを封印したと言います。
アデーレはエーラムに破壊と殺戮をもたらした後、自らの行いを悔いて、自らを封じたと言うディミトリエ。
それに驚くヤーナ。ディミトリエもまたヤーナを騙していたと。
が、自分の願いもヤーナと一緒だと。
シルーカ、アデーレに何があったかを聞きます。
アデーレは夢物語を語るにはちょうどいいと、淡々と語り始めます。
アデーレもレオンに憧れて自由騎士団に入ったと。
そしてエーラムを離れて、遠征に赴いたのがアルトゥークの地と。
アデーレは、各個に戦っていた勢力をまとめて、デーモンロードに戦いを挑み、倒します。
しかし、デーモンロードの混沌核は巨大で、聖印に変えることは出来ず、逆に聖印が砕けてしまったと。
そして、そこにやってきた騎士は、自分を殺すためにやってきました。
不意をつかれたアデーレは致命傷を負いますが、混沌核が一つに収束し、瞬時にして邪紋使いになったと。
そうしてデーモンロードの現し身に。
アデーレ、皇帝が秩序をもたらすとは思えないと。自由騎士の理念の彼方は絶対的なる統治者を誕生させること。
それではデーモンロードと同じだと。なら自分が世界を統合しても変わらないと。
そして魔王を名乗り、エーラムに戦いを挑んだと。。。
私の統治に意義あるものは、自分を倒して、自らが統治者になればいいと。
が、エーラムを滅ぼさずに軍をひかせたアデーレ。
そして気づいたと。自分がデーモンロードを倒せたのは、魔界の女王がそれを望んでいたからだと。
現し身になって、かつての自分では、デーモンロードを倒せるはずがなかったのだと気づきました。
なぜデーモンロードはそんなことをしたのか。
デーモンロードは自らが投影体に過ぎず、自然消滅することを予知。
破壊と殺戮を続けるには、自分の現し身を残すしかなかったと。
アデーレは、デーモンロードに選ばれたのです。。。
が、アデーレの中に自由騎士の理念がひとかけらぐらい残っていたのだろうと。
なので自らを封印して眠りについたと。
ディミトリエにはその眠りを妨げないように言っていました。
しかしディミトリエ、秩序の時代がきて永遠が終わるのが怖かったと。だからアデーレにも一緒に戦って欲しかったと。
ならば私が魔王として覚醒するのを待つがいいと。冷酷で絶対的な統治者として君臨しようと。。。
ディミトリエ、ヤーナにパンドラに加わると。
テオ、力ある者だけが生き延び、力無きものが死ぬ、そんな時代は間違っていると。
アデーレ、ならばレオンの意思を継ぎ、混沌を消滅させてみよと。そうすれば自分は人間として解放されると。しかし極大混沌時代が再来したら、魔王として復活すると。
その日までふたたび微睡むとしようと言って、異空間で眠りにつきます。
そしてヤーナの組織は、混沌が消えた後、自らの力を失いたくないものたちの集団。
ヤーナ、エルマーに自らの聖印を割って邪紋使いになるように勧めます。闇君主という邪紋使いもいると。。。
それを断るエルマー。部屋から出て行きます。
テオ、ディミトリエの意向を聞き、シルーカを連れて部屋を出ます。
するとエルマーが同行させて欲しいと。
吸血鬼の王は自分たちを帰してくれるようです。
しかし、相手は極大混沌時代の再来を宣言。激しい戦いになるのは明らかと。。。
5
エルマーは人狼に殺されることを望み、クララの混沌核を返したいと。
それを躊躇することはない人狼です。
子供たちは順に混沌核を取り込み、それを見て涙するシルーカです。。。
そしてシルーカはマルグレットに連絡。
ヴィラールも吸血鬼との戦いを決断。
そしてオイゲンの城にはさまざまな味方が集まります。その中にはミルザーも。
そして戦いが始まります。
森の中へ。しかし森自体が敵のようです。。。
霧の中、鬼火が。それを追うことに。
6
ヤーナ、なんでこんなことにと。。。
ヤーナは組織の中ではただの工作員とのこと。
適当に戦って、さっさと逃げようと考えます。
テオたちは森を抜けると武装したアンデッドがいる集落に。
プリシラが活躍。邪紋使いに効く光を発します。が、味方のアイシェラとアーヴィンにも(笑)
そして何かにつけてテオを蔑むミルザー。何しにきたんだ。。。
プリシラの聖印の力を使い果たします。
このままでは乱戦になるというところで、援軍の到着。集落を制圧します。
しかし、本当の戦いはこれからと。
7
ヤーナ、シルーカを見つけ、魔法を放ちます。
それに気づいたテオは、伏せるように言って、シルーカを庇います。
ヤーナ、アイシェラに追われ、逃げます。
が、ゼルマはヤーナに糸をつけました。
8
アルトゥーク軍は、ディミトリエの城を囲みます。
人狼が最後は俺たちにケリをつけさせてくれと。
人狼たちが城へ突入します。
ディミトリエは人狼の対決の機会を与えようと。
人狼対吸血鬼です。
アルテはディミトリエに血を吸われ、黒い霧となり蒸発。。。
妹をやられたイオンは怒りの咆哮。
ディミトリエに一矢報いますが、逃げられます。
イオン、もっと強くならなければと。
常闇の森での戦いは幕を閉じます。
黒き魔女の長老が白き魔女に捕らえられ火あぶりに。
捕虜は身代金の支払いで送還。
フランツはマリーネの前で自害して聖印を返還。
テオ、吸血鬼の王の城に赴任。
テオ、強くなるよと。
あとがき
この作品が忠実に映像化されることがあれば、確実に年齢制限を受けるでしょうと(笑)
アニメに期待です(笑)
『グランクレスト戦記』 | 公開日 |
---|---|
『グランクレスト戦記 1巻 虹の魔女シルーカ』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-11-07 |
『グランクレスト戦記 2巻 常闇の城主、人狼の女王』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-11-14 |
『グランクレスト戦記 3巻 白亜の公子』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-11-16 |
『グランクレスト戦記 4巻 漆黒の公女』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-11-19 |
『グランクレスト戦記 5巻 システィナの解放者 (上)』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-11-22 |
『グランクレスト戦記 6巻 システィナの解放者(下) 』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-11-29 |
『グランクレスト戦記 7巻 ふたつの道 』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-11-30 |
『グランクレスト戦記 8巻 決意の戦場』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-12-02 |
『グランクレスト戦記 9巻 決戦の刻』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2017-12-07 |
【完結】『グランクレスト戦記 10巻 始祖皇帝テオ』ラノベ感想(ネタバレあり) | 2018-03-24 |