『グランクレスト戦記 1巻 虹の魔女シルーカ』ラノベ感想(ネタバレあり)

『グランクレスト戦記 1巻 虹の魔女シルーカ』ラノベ感想と言うか、備忘録です。

TVアニメが2018年1月放送開始という事で、どんな内容なのか興味をもったので読んでみることに。

著者は水野良さん。『ロードス島戦記』や『 魔法戦士リウイ』の作家さんです。超大御所ですね。。。

ただ、両作品とも有名なので、名前は知っているんですが、どちらもちゃんと読んだことはないんですよね(;´∀`)

まあ、水野さんの作品に触れる良い機会になったかなと。

以下、ネタバレ全開なので、ご注意下さい。

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プロローグ

世界のゆらぎを示している混沌儀(カオスグローブ)。

その前に豪奢な衣装をまとった二人の男。

大陸を二分する大勢力である連合と同盟の大公です。

そして刻をつげる鐘が鳴り、二人の若い男女の結婚と大陸の平和を祝福します。

その男女は、二人の大公の子供。

この二人の間に世継ぎが生まれれば、爵位が一つになり、皇帝聖印(グランクレスト)が与えられるに十分になると。

ついに大陸が一つに統合されると。

グランクレストの復活とともに、混沌が消滅し、秩序が完全に回復すると伝えられています。

しかし、この歴史的瞬間に立ち会っているシルーカ・メレテスは、何の感慨もないと。

学生代表として祝辞を述べるように言われており、早く終わればいいのにと(笑)

そのとき、ぞくりとする感覚が。

混沌が増大し、災厄が起こりそうな予感。混沌が収束する核を探します。

それは混沌儀の近くに。。。

かつて見たことがないほどの収束が。

発散させなければと、魔法杖を振るおうとしますが、誰かがシルーカを背後から羽交い締めに。

収束を止めることは出来ず、出現したのは、最悪の災い。。。

現れたのは蝙蝠のような翼を生やした黒衣の少女。デーモンロードです。。。

デーモンロードが収束するために必要な混沌は極大。誰かが意図的に呼び出した?と考えるシルーカ。

それができるのは恐ろしく能力の高い魔法師だけと。

二人の大公が聖印で、デーモンロードを鎮めようとします。

が、デーモンロードは大剣を無造作にふるい、大公の首がはねられました。。。

そして消えていきます。大公の亡骸もいっしょに。。。

この事件により世界の潮流は一変。

両大公の死により、大陸を二分する戦いへと発展します。

そんな争いは自分には無縁だと思っていたシルーカ。

が、思いもよらぬ運命が与えられると。

第1章 契約

1

馬車の中で揺られているのはシルーカ。

そして御者を務めているの、あの事件でシルーカを取り押さえた邪紋使いのアーヴィン。

あの事件以降、シルーカの手足となって働くと一方的に誓ったと(笑)

シルーカが馬車に揺られているのは、ある君主と契約するため。

目的地はアルトゥークです。

そこを収めるのは、ヴィラール・コンスタンス。好色伯と呼ばれています(笑)

魔法大学の女子学生としか契約しないと(笑)

シルーカはそんな好色伯に目をつけられてしまいました(笑)

そして学長にも売られました(笑)

協会は今、君主に対して弱い立場にあると。

そんなことがあり、今馬車で揺られているシルーカ。

ちなみにシルーカは、好色伯が指定した下着のような法衣を着ています(笑)

そしてアーヴィンが森の中を走る人の気配があると。嫌な予感がすると言います。

街道の左右から10人ほどの集団が、行く手を遮ります。ただの雑兵のようです。

2

雑兵は馬車を止めるように言います。

アルトゥークと一戦を始めるため、そちら側の魔法師を通すわけにはいかないと。

契約前の魔法師を襲うのは協定違反と言いますが、聞く耳持ちません。

シルーカ、ならと、魔法杖を振るおうとしますが、そこに待てと大きな声が背後から。

馬に乗って全力でこちらに向かう若者は、君主のようです。

ほんのわずかに聖印の力を感じると。

大丈夫かいと声をかける若者。

そしてシルーカの格好を見て、変わった趣味をしてるねと視線をそらします(笑)

若者は、連合所属の魔法師が、この地の領主に待ち伏せされていると聞いたと。

シルーカ、まだ連合の君主と契約はしてないと。

若者、雑兵たちに誰の配下かを聞きますが、関係はないと返されます。

関係がないが、街道で罪なきものを襲うのは見逃せないと。この聖印にかけてと。

そして連合にも同盟にも属してないと。

でもそれは何の権力がないことを示しているに過ぎないと(笑)

引きそうにない雑兵たち。

若者、聖印は混沌から民を守るためのものだと。

シルーカ、口調は芝居臭いし、台詞も青臭いと。しかし、それは本来あるべき君主の姿だと。

君主としてもっとも大事な資質を備えているかもと思います。

剣を向ける若者。

シルーカ、様子を見て実力を確かめたいと。

聖印を使い、剣と自らの能力を強化。相手に突撃します。

奮戦しますが、数が多い相手に囲まれます。

が、なんとか撃退します。

シルーカ、アーヴィンに彼がどうかを聞きます。剣は巧いとは言えないが、鍛えれば伸びそうと。

シルーカ、満足そうに微笑みます。

そして若者に歩み寄ります。

3

シルーカ、若者の怪我を魔法で治してあげます。

助けてもらわなくても大丈夫だったと。でもあなたの行いはとても立派だったと。

若者の名前を聞きます。テオ、従騎士と。

聖印を見せてもらいます。

誰からもらったのかと。

自分で創ったというテオ。

驚くシルーカです。

聖印は、使えている主人から授かるのが一般です。

混沌核から聖印を創ることは誰にも出来ることではないと。

強い意志を持つ者だけが、混沌核を聖印に変えることができると。

テオ、騎士になれたら故郷の村に戻り、領主になって聖印の力で混沌を鎮め、魔物を倒し、厄災を防ぎたいと。

シルーカ、立派な志だと思うと。

しかし、名目だけの領主がいるはずと。だから領主にはなれないと。

テオ、ロッシーニ子爵に忠誠を誓って、領主にしてもらう方法はあるが、あんな奴に仕えるのは嫌だと。

シルーカ、だったらロッシーニ子爵の爵位を奪って、あなたがシスティナの領主になるしかないと。

その覚悟はあるかと。

当然だというテオに、わたしが手伝ってあげると言います。

足りないのは爵位と、シルーカは魔物オルトロスを呼び出します(笑)

オルトロスを倒して、混沌核を取り込めば、騎士くらいの爵位は得られるはずと(笑)

テオ、オルトロスに挑みかかります。

死ぬ気でオルトロスを倒すテオ(笑)

混沌核を取り込みます。

騎士に叙勲されるだけの爵位を得たと。魔法師と一人契約できると言います。

テオ、シルーカ以外で契約したいと(笑)

でも強引に契約を進めます(笑)

そして兵を差し向けた領主のもとへ行くと。戦争をすると。

4

兵を仕向けたの三つの村を領する騎士メトス・ミードリック。

それに仕えている魔法師のサトゥルス。

重大な協定違反を犯し、魔法師協会を敵に回している領主に絶望を感じます。

強欲さしかない無能と(笑)

そこにテオが聖印と城を明け渡すようにとやって来ます。

3人とは舐められたものだと。

が、十分だと、そこに突然現れたのはシルーカたちです。

サトゥルスもメトスを見限り、協定を破った者に制裁を加えると。

そして聖印か命かと。

命ばかりはと懇願するメトス。聖印をテオに明け渡します。

メトスは泣き叫びながら広間から走り去って行きました。

テオは聖印とともに領地も継承。

ただ、近隣の領主がそれを認めるかは別と。

そこにサトゥルスが契約と結び、シェイクス子爵と交渉しに行くと言います。

テオ、サトゥルスを歓迎(笑)

早速、交渉へ行こうとしますが、シルーカはそれには及ばないと。

なぜならテオは連合への加盟を表明すると。

周囲がみな敵になると言われますが、それこそ我が君主の望みと(笑)

テオ確信、自分が契約したのは魔女だと(笑)

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第2章 野心

1

テオ、心の中でシルーカを魔女と呼んでいます(笑)

シルーカはここ数日休みなく働いていると。

領地の経営はシルーカが問題なく行なっています。

シルーカの目的を聞きます。

テオの理想を実現するには、少なくてもシスティナ全島を領し、きたる大戦の勝者に属さないといけないと。

それを実現させることが自分の目的と言います。

自分の有能さに酔いしれるため(笑)

テオは権力を得ても理想を忘れなければ、それで十分と(笑)

他のことは全部やると(笑)

すべてシルーカに任せることにします。

2

シルーカ、自室に戻ると何してるんだろうと(笑)

たいした実力がなくても、正しい理想を持った君主に仕えたいと思い、とっさに行動してしまったと。

ただヤケになったのは、テオと契約するまでで、それからの行動は十分計算していたと。

そして何があってもテオの命は守るつもりです。。。

そこに偵察を行っていたアーヴィンが帰ってきて、 話を聞きます。

誰もが真っ先にこの領地を手に入れようと躍起になっているとのこと。

兵士の募集は、テオの志を共有できることが必要と、しっかり人選することに。

人がいない状況なので、知り合いを一人呼ぶというシルーカ。

シルーカに学友がいることに驚くアーヴィン(笑)

魔法学校時代に同室だった二歳年長のアイシェラと。

協会の代理人で、主に魔物退治で名を馳せていると。

連絡する手段はあると言うことで、ケット・シーのバルギャリーを召喚します。

口調は尊大ですが。。。猫です(笑)

アイシェラに伝言を頼みます。

3

シルーカの件が、魔法大学の学長センブロスに伝わります(笑)

事態が収束するまで静観するしかありません。

エーラムこそ混沌との戦いに最初に勝利した地であると。

混沌を力の源して操れるようにしたのが魔法。

始祖君主レオンの偉大なる従者ミケイロが、このエーラムの地に魔法師協会を設立したのが千七百年ほど前と。

目的は混沌の時代に終止符を打ち、紀元前に存在したという失われた文明を再興すること。

そのためには、混沌を秩序に変えることができる君主を助けるしかなかったと。

が、混沌の濃度が減少するにつれて、君主同士が争うように。。。

そして混沌の時代が終われば、魔法師の役割も終わると。

魔法師が力を失った時の反動はどうなるのか、それを恐れている協会です。

4

エーラムの東にあるアルトゥーク。大戦の行方を左右するほど重要だと。

その領主であり好色伯であるヴィラールは、魔法師長のマルグレットからシルーカのことを聞きます。

それを聞いて口元に笑みを浮かべます。

学長に新しい魔法師の派遣は無用と。

マルグレットにシルーカの状況を調べるようにと。

5

セーヴィスの西の国境沿いにある二つの村を治めているラシック・ダビッドは、手頃な聖印と領地が手に入る機会に興奮が抑えられないと。

今すぐにでも攻め込むと意気込みます。

かなりの野心家で自信家です。

そしてそれに仕える魔法師のモレーノも、自分の才能に自信を持っています。

が、油断はできないと。シルーカの噂は聞いていると。

そして大学でシルーカにナンパして、恐ろしく冷たい視線が返ってきた経験があります(笑)

モレーノ、手合わせが楽しみと。

6

ラシックが攻めてきたのは、城を奪ってから7日後。

テオの役目は、兵を前に並べて、後ろに立つだけと。

そして敵が近づいたら、兵を退かせて、降伏するようにシルーカから言われます。

そうなったときは、自分は死んでいるだろうと。。。

そして城の西から一頭の白馬がやってきます。

それを見たシルーカは、これでこの戦は確実に勝てると。

7

やってきたのは、黒い長髪で長身の女性です。

その女性は全力でシルーカに飛びつきます(笑)

アイシェラです。

テオを見て、シルーカに手を出したら命かないと思えと(笑)

神々に誓うテオです(笑)

シルーカ、アイシェラに、出来るだけ敵を殺さずにと言います。

アイシェラ、任せろと。

敵は間もなく到着。向こうの魔法師が途中で消えました。

シルーカもモレーノとの駆け引き開始です。

8

敵が動き出しました。

こちらも動きます。

シルーカ、電撃魔法で、敵を一掃。

が、そこに透明魔法を使って接近し、シルーカを斬りつけたのはモレーノ。。。

モレーノはテオではなく、最初からシルーカを狙っていました。

シルーカ、アイシェラかアーヴィンが来てくれるまで時間稼ぎをするしかないと。

しかし、その二人も思いもかけずに手こづっています。。。

9

アイシェラは、兵士長のペトル、アーヴィンはラシックとグラックを相手にします。

二人とも長い戦いに。。。

10

二人の助けはこず、焦りが出るシルーカ。

そこにテオが助けにやって来ます。

テオ、初めての戦場で、戦況を正しく判断。それに驚くシルーカです。

モレーノもシルーカを相手にしていたため、息が上がっています。

モレーノ、負けを認めます。

ラシックに魔法師を捕らえたことを伝えます。

ラシック、自分や他の隊も苦戦していることがわかり、ここまでだなと。

降伏します。

従属したいと。それを受け入れます。

そしてテオ、男爵に。

第3章 災厄

1

勝利はしたが、シルーカが考えるよりも厳しい戦いだったと。

シルーカ、戦後処理に追われています。

ペトルやグラックも仲間に。

そしてシルーカ、男爵になったテオに家名を決めようと。

コルネーロを名乗って頂くと。システィナの英雄ジュードの家名とのこと。

ロッシーニ子爵への挑発です。

テオも気に入ったと。領民が、いかにロッシーニを憎んでいるかを思い知らせてやりたいと。

2

さらに4人の君主が攻めて来ます。

それも倒して、四村が新たに領地に加わりました。

シルーカは近隣の君主に使者を出します。領地の拡大を望んでいるわけではないと。セーヴィス王とクローヴィス王との和解を望んでいると。

シルーカ、モレーノにセーヴィス王へ交渉してもらいに。同盟に所属するための仲介と、独立を認めさせるのが目的です。

そして入れ替わるようにサトゥルス、クローヴィス王との交渉から戻ってきました。

クローヴィスの領内での領地拡大をしない条件付きで、独立と領地の所有の容認を得ました。

しかしサトゥルス、シルーカにやりすぎではないかと。

君主と契約魔法師の正しい関係ではないことはシルーカもわかっています。。。

テオとよく話し合うことだと。存外、大器かもしれないぞと言われます。

シルーカ、テオには何が正しいか見えている気がすると。そしてそれを行動に移すのに迷いがない。それは勇気も信念があるからと。

シルーカ、早速テオと話に。

テオ、シルーカに感謝していることを告げます。

シルーカもそれを嬉しく思います(*´ω`*)

まずはテオが同盟に加わわることの利を説く必要があると。

そろそろ失礼するというシルーカ。

そこにアーヴィンがやって来て、鍛冶屋の親方が大火傷を負ったと。

3

シルーカ、親方の火傷を治します。

炭の爆発が、ただの混沌事故ならいいがと。そうでないなら事故はこれだけでは終わらないかもしれません。

嫌な感じがするので、用心した方がいいと。

警戒を強めますが、爆音が。

やはり何かが収束していると。

しばらく火を使わないように伝えます。

そして炎の中にはサラマンダーが。。。

周囲の木を切り倒して、炎が広がるのを防ぎ、最後は水攻めで消滅させると。

シルーカ、サラマンダーを消滅させますが、自分も気を失ってしまいます。。。

4

シルーカ、ベッドの中に。

側にいたのはアイシェラですが、運んだのはテオと。

顔が熱くなるシルーカ(*´ω`*)

そして広間へ。皆から感謝されるシルーカです。

そして今回の混沌災害を最小限で抑えた噂はセーヴィス全土に広がります。

それがセーヴィス王との交渉にも影響を与えると。

モレーノが戻ります。交渉は失敗。戦で決着をつけることを宣告したと告げます。

混沌災害の噂が決定的だったと。

王は、テオがこの国を奪うつもりだと思っているとのこと。

当面は外交戦。セーヴィスの独立君主に味方してもらえるように親書を送ると。

第4章 戦旗

1

セーヴィス王が、軍を率いて城を出ました。

テオたちは、独立君主に参戦を求めていましたが、今のところ集まる様子はありません。

テオ軍は、セーヴィスの中央に広がる草原に陣を取ります。

向こうの戦力はこちらの10倍と。。。このままでは苦しい戦いになると言うシルーカ。

苦しいどころか、勝ち目はないと。

が、他の独立君主はこちらに好意的であると。小さな物音でも、大きな雪崩になると。

テオに味方しない独立君主は、自分に従属したも同然と考えるように仕向けたシルーカです。

それを吹聴して、広まれば。。。

あとは、セーヴィス王に悟られないように、悲壮な表情をすると(笑)

2

夜明け。目が覚めたシルーカは1人天幕の外へ。

味方が集まるという前提で、今回の戦に挑んでいます。集まらなかったらその時点で負け。

誰でもいいから来てと。。。

そして街道から物音と人の声が。

期待が膨らむシルーカ。

しかし、そこに集まってきたのは、テオの居城のある村の人たちです。

領主の劣勢を聞いてやって来てくれました。。。

そこにテオもやって来ます。

シルーカ、テオの戦旗を掲げてくださいと。

その旗の下でみんなが戦えるようにと。

領民たちを巻き込みたくないテオですが、覚悟を決めました。

戦旗を掲げます。

シルーカ、光に手を伸ばします。パトリオットと。英語で愛国者の意味ですね(*´∀`*)

領民たちも戦旗に触れ、それを自らのものにしていきます。

彼らが来てくれたことが、大きな雪崩になると。

3

セーヴィス王ナヴィル・ジェルジェ率いる軍勢が戦場に現れました。

その日は睨み合ったままで終わり、両軍が衝突したのは翌日です。

敵の狙いはテオ。シルーカ、テオを囮にすると(笑)

セーヴィス王の三男爵を引きつけると。

4

テオ、敵を引きつけつつ敗走を続けます。

そして手筈通り、領民たちの大声で怯んだ隙に、テオが反撃。

敵は浮き足立ち、敗走します。

しかし、退路にラシックとネーマンの隊が回り込んでいます。

乱戦の中に、三男爵は、揃って戦死。

それを聞いたセーヴィス王は顔色を変えます。

その後も戦況はこちらが有利に。

セーヴィス王、撤退を決めます。

セーヴィス王が失った爵位は半分以上と。

5

テオの名声は高まり、従属を希望する君主も現れます。

傭兵団の売り込みもあり、様々な人がテオのもとに集まります。

そこに聖印教会から来たという若い娘が。

シルーカ、間に合ってますと窓を閉めます(笑)

教会と魔法師は仲が悪いみたいです(笑)

どんな手を使ってでも、テオを入信させるつもりだろうと。

だが今はそれどころではないと。

マリーネ・クライシェにテオの同盟加入を認めてもらわなければなりません。

6

シルーカ、ヴァルドリンドの首都へ。

街の人の中でもテオの評判は高いです。

シルーカが交渉に赴きます。

そこには養父のアウベストだけでなく、マリーネも。

交渉はまだ始まってないということで、シルーカは養父の胸に飛び込み強く抱擁します。

そして交渉です。

テオ准子爵は、同盟への加入を願っており、クライシェ辺境伯へ従属すると。

マリーネ、検討すると。返答はこの後の昼食ですると言います。

7

アウベスト、テオの同盟加入は拒否すべきと。

なぜ?というマリーネ。

計略とはいえ、連合所属を宣言し、領地拡大をした領主を認めれば、同様の手段を企てる君主を抑制できないと。

安定している今、良薬か猛毒か知れぬものを呑む必要はないと。

同盟への加入を拒否することに決まりました。。。

衝撃を受けるシルーカ。。。

シルーカ、冷静さを取り戻し、長期的に考えれば、例外を作ることがマリーネに不利になると悟ります。

シルーカ、あくまで気丈に、次は戦場で見えるとしましょうと。

戦って勝てるわけはないとわかっていても。。。

それでも最後まで最善を尽くすつもりです。。。

第5章 決断

1

同盟に加入できなかった以上、連合を頼るしかありません。

そのためにも動き出します。

そしてアイシェラはアウベストの話を聞いて激怒。魔法学校の時もそうだったと。

シルーカは選別されそうになったと。選別、要するに事故死に見せて異端を排除しようってことですかね。。。

アイシェラは、それを守ったと。そしてシルーカを守り続けるために、エージェントに。

アルトゥークの好色伯が味方になってくれれば、まだ望みはありますが。。。

2

アルトゥーク領へ。

シルーカを出迎えたのは、マルグレットです。

烈火のごとき口調で、シルーカを非難します。

シルーカ、養父を真似て淡々と応じます。

テオを救うことが、伯爵のためになると。

が、アルトゥークはそう易々と負けはしないと。

ヴィラールは戦の達人と。そして、好色伯と言われていますが、女性相手にも無理強いはしないと。

シルーカ、噂に惑わされ、誤解していました。

連合の救援を取り付けることはできませんでした。。。

シルーカ、終わったと。。。

3

領地に戻り、テオに報告します。

そして防衛拠点で、立てこもるしかないと。

こちらが手強いと思わすことができれば、ある程度の条件は認めさせられると。

翌日、城を移ります。

そこには女司祭もいました。

テオと自分の命がある限り、助けると決めたと。

入信はしてないですが、領内での布教は認めてもらったと。

名前をプリシラと言います。

プリシラにも聖印があります。神の復活のためには、全ての聖印を集める必要があると。

プリシラと別れて大広間に。

テオに従属する君主は、誰も去っていませんでした。

敵は、ヴァルドリンドとセーヴィス王です。独立君主は、こちらを支持してくれるはずと。

それでも相手の数は十倍。そして相手はヴァルドリンドの重装騎士です。。。

テオ、みんなで奇跡を起こそうと。

シルーカ、それが起こってくれることを心の底から祈ります。。。

4

ヴァルドリンドの軍がやって来ます。

アウベストが降伏勧告をしますが、応じられるものではありません。

儀礼的な交渉が終わり、戦いが始まります。

アイシェラが守る砦で敵を引きつけます。

が、その砦も崩されます。

しかしアイシェラ、単独で騎士団の中へ飛び込みます。

混乱させ、後退させることに成功しますが、矢がアイシェラの胸を貫きます。。。

シルーカが治そうとしますが、重症。戦いの指揮も取る必要があるシルーカは、治療にかかりきりになることはできません。。。

が、そこにプリシラがやってきて、私が治すと。

シルーカ、戦闘に意識を向けます。

なんとか敵を後退させることに。なんとか凌ぎました。

そしてアイシェラは一命を取り留めました。

泣きたいほど嬉しいですが、それを見せずにお礼を言うシルーカです。

西門を攻めるセーヴィス王を、ラシックが押さえていると。

しかし東門は苦戦。東門は破られ、ネーマンをはじめとして、ことごとく戦死したと。。。

5

初日が暮れます。

ヴァルドリンドの陣地で軍議。

こちらも犠牲はあったが、三日で攻め落とせると言うアウベスト。

が、騎士団長のエーリヒは、このまま強攻し続ければなと。

重装騎士が一日に10人以上も戦死するのは異常と。

感情を捨て、論理のみで行動しようとするアウベストは、騎士には嫌悪されています。

持久戦にすべきと。アルトゥークは動かないと。

敵ながら見事と。助命し、直属させればいいと言いますが、アウベストが反論。

しかし騎士たちは納得せず。

マリーネ、降伏の条件を緩和すると。

明日の開戦前に交渉することに。

が、おそらくシルーカは応じないだろうと。

マリーネ、気に染まらぬ君主を守り、味方に迎えたい君主を討たねばならないとはなと。。。

マリーネ自身、まだ騎士たちの本当の信頼は得ていないと。

しかし、祖父と父の意思を継ぎ、大陸を統一して、皇帝になると。

6

2日目。交渉は決裂です。

戦いは昨日と打って変わり、膠着します。

ところが、その日の昼。

西門が苦戦と。西門を攻めるのはセーヴィス王。

ラシックがそう簡単に負けるはずないと。

シルーカの中でひとつの決意が固まります。

そしてテオに決意を伝えます。

テオをいいよと。

そして戦況が大きく変わります。

ラシックが、セーヴィス王を討ち取りました!

セーヴィス王の爵位は、ラシックに持っておいて欲しいと。

次に考えるのは、うまく負ける方法です。

最低限の爵位を残し、テオがこの地を去ることです。

ラシックには独立してもらい、テオが再起するときに力を貸して欲しいと。

シルーカ、いつになるかはわからないが、焦りはもうないと。

命ある限り、テオの側にいると(*´ω`*)

そしてテオには名声が残ると。

テオ、名声だけでなく、シルーカも残ると。声が上ずるシルーカです(*´ω`*)

でも、プリシラも御一緒すると言って、釈然としないシルーカです(笑)

7

そして交渉へ。

しかし、テオの命が要求されます。。。

セーヴィス王が討ち取られたことで、騎士らは恥をかかされたと思ったと。

シルーカはまたやりすぎたのだというアウベスト。その汚名をそそぐにはテオの命で償うしかないと。。。

シルーカは、死ぬ覚悟を決めます。

テオとともに死ねるなら、そう悪くないと。

シルーカ、アウベストに最後のあいさつです。。。

戻って皆に回答を伝えると、全員テオと死ぬことを改めて決意します。

テオ、シルーカに握手を求めます。

キミに出会えたから充実していたと。

翌日、戦いは完全な消耗戦に。

その夜、マリーネを囲む軍議は重苦しい空気。

すでに百名を超える騎士が命を落としています。

明日で決着をつけようと。全軍で動けば、一気に崩せると。

しかしそれではアルトゥークが機を狙っているかもしれないと、アウベストが警告。

100人を残して、残りで城を攻めることに。

騎士団長、テオはヴァルドリンド騎士団を本気にさせたと。それは名誉に値する。だからこそ、テオには相応しい死を与えるしかないと。。。

8

戦い最後の日です。

シルーカもアルトゥークが、この時を待っていたのでは?という考えにいたります。

シルーカは敵軍には目をくれずに、マリーネの本隊を見つめます。

そしてアルトゥークの兵士たちが!

騎士も兵士もマリーネを命懸けで守ります。

城攻めをしていたと騎士、兵士は大急ぎで引き返します。

本隊が戻ると、アルトゥークの軍は素早く森へ撤退。

ヴァルドリンドの軍勢はこのまま戦いを継続するのは不可能と、本国へ撤退していきます。

シルーカは、ヴィラールを迎える準備をします。

シルーカ、数々の無礼を謝罪します。

が、ヴィラールは、謝罪される理由がわからないと。キミは自分が与えた使命を果たしただけだと。

約束通り、自分と契約していたと。

そしてセーヴィスの盟主はテオだと。

連合の盟友として、協力して戦おうと、握手を求めます。

が、応じられないというテオ。。。

自分の条件は、爵位はシルーカ一人を雇えるだけでいいと。そしてヴィラールに従属すると。

シルーカは渡さないという意思表示です(*´ω`*)

受け入れるヴィラール。しかし条件が。

領地は与えず、自分の城に住んでもらうと。シルーカも一緒にです。

そしてシルーカは自分の魔法師団として扱わせてもらうと。

テオ、委細承知と。

まだまだ未熟な自分は、伯爵の元で学ばせてもらうと。

そしていつか故郷に帰ると。

シルーカ、もう一度やり直しですが、なぜか胸を躍らせていることに戸惑いを覚えずにいられないと(*´ω`*)

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あとがき

本作はシェアードワールドで、最終的には誰もが参加可能なタイトルを目指すとのこと。

ああ、これが出たのはヤマグチノボル氏が逝去されたときでしたか。。。

 


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