『グランクレスト戦記 8巻 決意の戦場』ラノベ感想(ネタバレあり)

『グランクレスト戦記 8巻 決意の戦場』のラノベ感想と言うか、備忘録です。

本巻でテオの説得もあり、ある人物が覚醒します。

あと、今回なんか短いなと思ったら外伝で1/4を占めてました(笑)システィの混沌渦解放のときにちらっと話に出てきた、触手魔法師が出てきます。

以下、ネタバレ全開なので、ご注意下さい。

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第1章 条約

1

テオ、誰も座っていない一角獣城の玉座に向かって首を垂れます。。。

テオはミルザーを倒し、アルトゥークを奪還。そして公爵になりました。

そしてラシック、エドキア、セルジュ、イゴールはテオに従属。

アルフレートの継嗣ミスラフも従属です。

テオは条約の盟主になりました。

そしてテオ、ヴィラールの意思を継ぐと。

連合と同盟の和解を働き続けるため、独立すると。

目指すのは三つの陣営の戦力を均衡させ、戦いを膠着させることです。

同盟はなお強大でゆっくりする余裕はないが、今宵はアルトゥーク奪還を祝おうと。祝宴の開始です。

2

夜明け近くなり、宴は自然に解散。

シルーカも疲労困憊です(笑)

部屋に近づくと、テオが。シルーカに話があると。

テオ、シルーカを妃に迎えたいと(*´ω`*)

シルーカ、それを受け入れます。

でも、一つ約束して欲しいと。自分よりも先に死なないでくださいと。。。ミルザーとの一騎打ちが脳裏から消えないシルーカです。。。

テオ、命にかけて誓うと。

3

クルート、資金繰りが上手くいっていません。。。

そこに絶縁した家族が会いに来ました。

そして妻は、戦に勝てなくても、戻って来てくださいと。。。

その言葉で力がみなぎり、クルートは負けはしないと。テオの活躍で状況は変わると。

クルート、アルトゥークに赴くことを決めます。

4

ジュゼル、混乱を鎮めるために、スタルクへ渡ります。

連れて来たのは魔法師のレパルトだけです。

シルーカ、レパルトを鍛えてくれと。

暴動を抑えるために、領主が必要と。では、誰が領主になるべきか。

ジュゼル、悪人と答えます。

本物の悪党は、裏で悪人どもを操ると。

取引、脅し、殺し、いろいろ。それを自分は得意としていると言います。。。

その頃、もう一人の新人ジュレミーはエンデールの連絡係としてダルタニアへ渡っています。

エンデール、後宮づくりが、ダルタニアをひとつにする方法だと。

そしてジュレミーも妃に迎えたいと(笑)

ジュレミー、そういうことは時間をかけて考えさせていただかないと、と言って逃げるように立ち去ります(笑)

5

ウルリカ、ヴァルドリンドの首都へ。

ウルリカ、マリーネが怒っていると思い、街に入れてもらえるか心配します。

が、街の門は開いてました。それに炊き出しも。

ウルリカ、マリーネに招かれます。

マリーネ、公的にウルリカを許すわけにはいかないが、私人としては別と。本当に困ったら頼ってくれていいと言います。

クライシェ家は身内に甘いと。。。

ウルリカ、ノルドに戻り、裁きを受ける覚悟が決まりました。

6

アルトゥーク条約軍はスタルクの国境となっている大河ドーニルに軍を進めます。

牽制が目的です。

ただ相手が隙を見せれば強襲すると。

そして4日、隙はできないとあきらめていましたが、敵陣で騒動が。何者かが単騎でこちらにやって来ます。

何事かはわからないが、これは好機です。

やって来たのは、クルートでした。

敵陣は混乱しており、戦いはテオたちの勝利です。

そしてクルートととの話し合い。

クルート、資金援助をしてもらいたいと。

資金援助をすることに。しかし攻勢はしばらく控えてもらうことに。

そして傭兵団も解散させるべきと。

傭兵団は半分にし、防御に徹するということで話はまとまりました。

7

マリーネ、まずは条約ではなく、クルートを討つと。

8

クルート、拠点に戻ります。

が、傭兵団を半数解雇し、あと半年もたせることも難しい状況でした。

傭兵団を解散して、ルクレールに帰るかと。全てを失い何も得られなかったが、時間は稼げたと。

その上で、連合に君主会議の開催を要請することに。金を出すか、兵を出すかを迫ると。

が、その直後、マリーネの軍がクルートが拠点としているサンドルミアに向かったと。

そこに政敵であるベルナールから兵を送ったとの報告が。資金ではなく傭兵団を送って来たことに疑念があります。

同盟と通じている可能性もありますが、クルートはまさかなと。

戦の準備を始めます。そして両軍が対峙。

9

クルート、傭兵団を突撃させます。

しかしマリーネも傭兵たちを雇っていました。

そしてやはり、ベルナールは裏切っていました。。。ベルナールが派遣して来た傭兵団がクルートを襲います。。。

負けを悟ったクルートですが、それでも最後まで戦いました。。。

第2章 覚醒

1

ベルナール、自分を支持する君主の前で、クルートが亡くなったことを告げます。

そして同盟に寝返ることも。。。

か、その中にいたグェンダルは、夢想を語るのもいい加減にしろと。ベルナールに従属するくらいなら死を選ぶと出て行きます。

そしてほかの参列者も誰一人残ることはありませんでした。

2

シルーカにもクルートの戦死が伝えられ、テオに報告します。

シルーカ、思い通りにいかないのはいつものことと。大事なのはどう修正するかだと言います。

そしてアレクシスがいるハリーシアに行かないかと提案します。

ノルドを中心とした大陸北部は連合になんとかしてもらわないと終わりと。

テオ、アレクシスのもとへ行くことを決めます。

3

海洋王エーリクがノルドの首都に勝利者として凱旋。

その報告のため招集された首長会議には、ウルリカも。

しかしウルリカはスタルクを失った責任を糾弾されるためです。

死刑か追放刑か。追放刑でよいかという議長に、エーリクが決議を拒否。

奴隷に行う鞭打ち刑とせよと。

そんな屈辱を受けるなら死刑にというウルリカです。

が、認められません。。。

4

そして鞭打ち。。。50回の鞭打ちを終えて気絶するウルリカです。。。

目がさめると、エーリクがやってきました。

エーリク、ウルリカを失いたくなかったと涙します(涙)

が、悪いのはスタルクを失った自分と言うウルリカです。

エーリク、条約との和合は認めないと。大陸全土が一つの制度で統治されるのは同盟の理念に反すると。

エーリクは皇帝になったらノルドの氏族制度を大陸全土に広めようと考えています。

ウルリカの失敗は、奴隷を家畜と考えていたからと。

奴隷は家族だと。家族と同様に遇し、守ってあげると。

エーラムに留学し、贅沢と退廃的な文化を覚え、奴隷が人であることを忘れてしまったんだと。

大きな目で見ればエーラムの魔法師にとって大陸全土が属領と。。。

エーリク、皇帝が万人の家長となり、彼らを家族として庇護するのだと考えています。

ウルリカ、自分はまだ生きていて、名誉挽回の機会は与えられていると。

ウルリカはノルドを発ち、ブレトランドへ。そこから彼女のサーガが始まると。。。

5

テオたちは船でハルーシアへ。

そしてアレクシスと会います。こちらを歓迎してくれています。

アレクシス、頼れるのはもうテオしかいないと。連合の盟主になってほしいくらいだと。

しかし受けられないと言うテオ。連合と同盟の和解が目的と。そのためにはどちらに対しても対等でないといけないと言います。

テオ、あの大講堂の惨劇を否定し、事件がなかった世界を取り戻したいと。

アレクシスが立ち上がれば同盟とも均衡できると。

しかし、アレクシス、自分には無理だと。。。

が、テオ、それがマリーネを救うためだとしてもかと問います。

同盟の盟主としての義務を果たそうとしているだけで、自分の心を偽っているだけ。それで成し遂げても意味はないと、アレクシスに叱ります。

アレクシスの表情が少しづつ変わっていくのがわかり、その場を後にします。ひとりの時間が必要だと。

6

アレクシスは軍を率いて、ベルナールの居城を囲みます。

ベルナール、戦いを挑みます。

しかし、アレクシスの奏でる指揮に、ベルナールの軍は翻弄され散り散りに。白旗をあげるベルナールです。

そしてクルートの仇であるオラスもクルートの妻パトリシアに心臓を貫かれます。

7

その話はマリーネのもとにも届きます。

アレクシスが指揮したことを知り絶句するマリーネ。。。

アレクシスの才能が戦でも発揮されたら手強い相手になるだろうと。

そしてマリーネ、戦場に出なければ命の危険はなかったのにと、心を痛めます。。。

そして連合は、ノルドのいるブレトランドへ向かいます。

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外伝 触手魔法師の帰還

ファーガルドとメディニアの話です。

この二国の間には、魔境・樹竜の森があり、人の行き来を阻んでいたと。

その一部が解放されたのが2年前。その突然の事態に両国は軍を出し、自国領と主張して、激突。

が、それは魔境の主が自らの封印を解くために仕掛けた罠でした。

結果として封印は解かれ、両国は最大級の混沌災害に見舞われたと。

この機会を前に両国の君主であるカタリナとニーナは手を取り合いました。

そして魔境を解放。しかし大戦に巻き込まれないため、魔境を解放したことは秘密にしていました。

しかし、それがヴァルドリンドにバレてしまったと。

そしてヴァルドリンドはメディニアにファーガルドを攻めろと。。。

しかしニーナはカタリナと友達、攻めることなどできないと。

ヴァルドリンドと戦争です。。。

が、二国が力を合わせても勝てないだろうと。

ということで、アルトゥーク条約に助けを求めることに。

ヴァルドリンドの要求は拒否し、争いになります。

が、実際にヴァルドリンドの重装騎士に歯が立ちません。。。

が、獣人オルカの助けもあり、なんとか追い返すことに成功。でも次は勝てないと。。。

アルトゥーク条約も二国を歓迎するが、援軍には時間がかかると。。。

そこでクラーケンを召喚できるヌルを呼び戻すのはどうかと。

ヌルは樹竜の森で共に戦い、最後の戦いで魔境の主たる投影体を時間の狭間に追い返したと。しかしその代償にヌルも同じ場所へ放逐されました。

呼び出すだけなら召喚魔法で呼び出すことができますが、混沌濃度が低いと。。。

そこでカタリナ、自分の聖印を割れば、混沌核を生み出せると。。。

聖印を割ることを決めるカタリナ。

そしてヌルを呼び出します。ヌルのキャラが(笑)

ヌル、我々の居場所を侵す輩を追い払いましょうかと。

ヴァルドリンド軍が目にしたのは、樹竜。

魔境が解放されたというのは勘違いだったのではないかと。

撤退するヴァルドリンド軍です。

それを扇動したのは、ヴァルドリンド軍の軍人に変身したプロテアです。

そして樹竜はヌルが無理に召喚したと。召喚した本人はヘトヘトです(笑)

何はともあれ、無事にヴァルドリンド軍を撤退させることができました。

そして正式にアルトゥーク条約へ加盟することに。

テオ、一度争って和解した両国は、同盟と連合の和解への希望となるだろう。

いい感じです終わりそうなところ、ヌルがシスティナの混沌渦の触手はどうだったかと(笑)

あとがき

外伝はリプライ等で出てきたキャラたちだと。なるほどそちらで活躍していたキャラなんですねー

 


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kei

アニメやゲーム、マンガ、読んだ本のことなど、興味のあることをつらつらと書き連ねています。 書いている内容はとりとめのないものですが、このブログ名のように少しでも良い影響を与えられれば幸いです。 連絡先はこちら。 good.influence.k@gmail.com