『ロクでなし魔術講師と禁忌教典 1巻』ラノベ感想(ネタバレあり)

アニメを見ておもしろかったのと、現作1巻が半額セール中だったので、読んでみることにしました。

以下、感想というか、備忘録です。ネタバレありなので、ご注意下さい。

 

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序章 無職なボクが魔術の非常勤講師になったワケ

働いたら負けだなという主人公のグレン。

金髪美人のセリカに養ってもらっていますが、いつまでもこのままでいい訳ないとセリカが仕事を持ってきます。

その仕事は魔術学院の非常勤講師です。

働くことが嫌なグレンは、フライング土下座で養ってくださいと言います(笑)

魔術なんて大嫌いだとダダをこねるグランにセリカの魔術炸裂。こうして1年ぶりに1ヶ月という期間限定ではありますが、仕事が決まったのでした(笑)

 

第1章 やる気のない非常勤講師

金髪美少女のルミアと銀髪美少女のシスティ。二人ともアルザーノ帝国魔術学院の生徒です。

今日から非常勤講師が来るということで、前任者のヒューイ講師の半分ぐらい良い授業をしてくれればと話しているところ、遅刻だと声を上げながら二人めがけて走って来るグレン。

システィの風魔法で吹き飛ばされます(笑)まあ、噴水に落ちので、一応は無事です。

二人は謝りにグレンの元へ。グレン、ルミアを見て、どこかで見たようなと、色々無遠慮な接触をして、システィに回し蹴りで吹き飛ばされます(笑)

変な男だと思いながらも学院に向かう二人。

 

授業が開始されても講師が来ません。魔術師の階位の最高位である第七階梯にいるセリカに、なかなか優秀な奴が来ると言われていましたが、早くも疑念が(笑)

ようやく来たのは今朝会った男。グレンは人違いだと言います(笑)

なんと、時間に余裕があると思い、公園で休んでいたら居眠りしていたと(笑)

そして授業開始。さっそく自習です(笑)

それに怒り爆発のシスティ(笑)

 

学院の講師、若いながらも第五階梯のハーレイは、学院長になぜグレンを講師として招いたのかと責め立てます。

グレンの経歴は、11歳で難関であるこの魔術学院に入学。しかし、栄光はそこまでで、最終成績は平凡なまま卒業、という名の退学。15歳からの4年間は無職だったとされています。

学院長、セリカの推薦ということで講師として招いたと言います。

そこにセリカも登場。ハーレイ、セリカにグレンを悪く言ったことを取り消せと威圧し、その威圧に負けて出ていきます。

 

ゾンビのような動きで授業を行うグレン(笑)

生徒の質問にもまともに答えられず、教室の空気は最悪です。

次に錬金術の授業のため着替えを行なっていた生徒たち。グレン、その更衣室の扉を開けてしまいます(笑)

昔と違って更衣室の場所が男女で変わっていたと。

しかし悪びれることのないグレン、女生徒たちによる校内暴力事件に発展です(笑)

 

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第2章 子猫と子犬

講師着任から1週間。やる気を見せるどころかどんどんやる気のなくなっていく授業にシスティの怒りも頂点に達します。

手袋を投げつけるシスティ。決闘の申し込みです。

システィが勝ったら真面目に授業をするように、グレンが勝ったら俺の女になれ(笑)ではなく、説教禁止です。

決闘の方法は、基礎魔術であるショック・ボルトのみを使用するもの。

システィに先に打てよと挑発するグレン。自分よりも早く詠唱できる自信があるからの挑発かと不安になりますが、後には引けないシスティ。詠唱すると。。。当たりました(笑)

3本勝負、そして5本勝負と増やしていき、47本勝負(笑)それでも勝てないグレン(笑)

速さが勝負の戦いで、三節詠唱しかできないグレン、一節詠唱に敵うわけがありません(笑)

あげく、自分は魔術師じゃないから勝負で賭けた内容なんて知らないと言い始めるロクでなし(笑)

グレンの評価を最下層までに貶めた決闘後、生徒たちはグレンの授業に期待はせず、自ら学ぶことに。

そんな中、リンと言う少女はグレンに質問を。聞いても無駄だと言うシスティ。崇高な魔術の事なんてわかってないと。

魔術がほんとに崇高なものかと問うグレン。真理を追究して何かの役に立つのかと?

何の役にもたってないと言うグレンに言い返せないシスティ。

そこで嘘だよ、役に立っているよ魔術は・・・人殺しとしてな!と言い放つグレン。。。

涙を見せるシスティに自習と言って出ていくグレン。

屋上で向いてないな、とひとり言をこぼすグレン。やはり辞めよう考えます。

その時、ある教室でルミアが魔力を視覚化する魔力円環陣を描いているのを見つけます。

ふと懐かしさを思い出すグレン。うまくいってないルミアを気まぐれで助けることに。

魔力円環陣は成功し、感謝されます。

ルミアと一緒に帰ることに。

講師の前は何をしていたのかの質問をはぐらかすグレン。

今度はグレンがなぜ魔術を学ぶのか質問をします。

知性を持って正しく魔術を制する、それを全ての魔術師にも働きかけることで、恩返ししたい人がいると。これはもう完全にグレンのことだと思われます。

 

第3章 ほんの少しのやる気

昨日のルミアの話を聞いて、システィに謝ります。

教室内も困惑の雰囲気です。そして真面目に授業するグレン。

まずは初歩であるショック・ボルトについての授業です。

なんで魔術式を唱えれば世界に干渉できるのか?それが当たり前だと、まともに考えたことのある生徒はいなかったみたいです。ぐうの音も出ない生徒たち。授業の内容に、生徒たちのグレンの見る目を変わっていきます。

ダメ講師グレンの覚醒です(笑)そして緩んだ顔で弟子自慢を始めるセリカかわいい(笑)

 

生徒も集まり盛況となったグレンの授業。

屋上でグレン。授業についてまんざらでもない様子。そこにセリカも現れ、イキイキとしていると言われます。

また、前任者のヒューイは失踪していたことを聞かされます。しかも明日から講師たちは学会で遠出。しかし、グレンのクラスは進行が遅れており、授業があるとのこと。

第4章 日常の崩落、過去の残滓

セリカがいなかったので起こしてもらえず、遅刻寸前で急ぐグレン。しかし街には人払いの魔術が。そこで襲われるグレン。

一方、学院を襲う二人組。結界を無力化して学院の中に入ります。

システィが何者かと問い詰めますが、男たちの正体は女王陛下に反逆するテロリストと言います。

ふざけているのかと、警備員に突き出すため、詠唱を行おうとしますが、男の「ズドン」の詠唱、軍用の魔術であるライトニング・ピアスに格の違いを見せられます。

そして男たちの目的はルミア。ルミアは誰だと聞いて回ります。ルミアをどうするのかと問うシスティ。男の怒りを買ったシスティに危険が。ルミアはシスティに危険が及ぶ前に自ら名乗り出ます。

ルミア、システィにグレンが助けに来てくれるから大丈夫と言います。

が、グレンはすでに殺されたと言う男たち。

 

場面は変わり、十字路には裸に亀甲縛り、股間に極小と書かれた紙が置かれた小男の姿が(笑)

犯行を行なったのは天の智慧研究会、魔術師以外は家畜と考える危険なテロリスト集団でした。

目的はルミア、もといエルミアナ王女、いないはずなのにいる王女は利用する価値があると。

テロリストのレイクとジン、レイクはルミアを連れていき、ジンは生徒たちを無力化すると、システィを連れて別の部屋へ。嬲り者にする気です。。。。

が、手をかけられる寸前でグランの登場。両者合意の上でのことかと思い出て行こうとしますが、システィに止められます。どう見たらそう見える(笑)

水を差されて怒るジンはズドンの詠唱。しかし魔術師は発動しません。愚者のカード、魔術起動を封殺するグランの固有魔術です。

が、グレンも魔術が使えなくなります(笑)肉弾戦の魔術師です(笑)

マジカル☆パンチでジンを倒します(笑)

 

第5章 愚者と黒い死神

ジンにも同じように亀甲縛り(笑)

グレンが生きてて良かったとこぼすシスティ。

この状況をなんとかしないと、と言うことで、セリカと通信します。しかし、セリカに転送方陣の起動をやってはみるが、すぐの救援は難しいと言われてしまいます。

その直後、レイクの魔術で、ボーン・ゴーレムが無数に召還されます。

数に圧倒されジリ貧に。グレンが足止めしている間に、システィが魔術を使うことに。

風の魔法、ストーム・ウォールでゴーレムたちの進行速度を落とします。

完全に足止めはできませんが、それで十分だと言うグレン。

詠唱を始めます。7節に及ぶ大魔術、神殺しの魔術であり、限りなく固有魔術に近い、イクスティンクション・レイを発動し、全てを消滅させました。

 

ボーン・ゴーレムを退けたのはいいですが、すぐさまレイクの登場です。しかも、あらかじめ5本の剣を浮遊させ操る魔術を起動した状態。起動した状態であれば愚者は効きません。こちらの手は明かされてます。。。システィを4階から突き落とし、逃がすことに。

レイクとやりあうグレン。優勢なのはレイクですが、歴戦の魔道士の動きに、レイクはグレンを強敵と認めます。

マナ・バイオリズム。普段はニュートラルで魔術を使うのにはロウの状態に、そして魔術を使った後はカオスになります。カオスになった状態では魔術は打てません。グレンはそれを見越しての魔術行使をしましたが、それもレイクには効かず。。。

グレンが最後に使ったのはディスペル・フォース、魔術の無力化です。しかし、グレンでは打ち消しきれません。しかし、そこに戻ってきたシスティが同じくディスペル・フォース。剣を無力化し、一瞬のすきで愚者の発動。レイクの心臓に剣を突き立てます。

最後にグレンの正体に気づいたレイク。裏の魔術師の誰もが恐れた魔術師、コードネーム愚者、それがグレンでした。

レイクの戦いで、ボロボロになったグレンも倒れます。

 

第6章 無職ニートだったボクのやる気が皆無だったワケ

親を亡くしたグレンは、気まぐれにセリカに拾われ育てられます。そして魔術を覚えることに。

学院に入学後、変化の停滞・停止に特出していたグレンが作ったのが愚者の世界です。しかし、停滞を好まない魔術師たちにバカにされます。

ただ、それに目をつけた帝国宮廷魔道士団。グレンは卒業後、帝国最強の魔道士たちの集団に密かに引き抜かれました。しかし、そこから始まったのは地獄でした。。。

目を覚ましたグレン。システィの回復魔術で一命はとりとめました。

再び眠りについたグレン。起きるとセリカからの通信。どうやら残る相手はセリカも認める空間魔術の天才だとか。

本来は不可能であると思われたセリカの転送方陣を利用して、脱出を図ろうしていると推測します。

転送塔のもとへ行くと、ガーディアン・ゴーレムが徘徊しており、自分の考えが間違ってなかったことを確信します。

愚痴を言いながらもゴーレムの防衛戦を突破。なんだかんだで突破できるグレンすごいっすな(笑)

 

中にいたのは前任者のヒューイ。ルミアを組織に送った後、学院ごと自爆するつもりです。

愚者を使ったグレン。しかし、愚者をつかったことで解呪もできなくなり、解呪に必要な時間がありません。

それでも必死に解呪しようとしますが、先生一人でも逃げて言うルミア。

しかし、昔正義の魔法使いに憧れていたことを思い出してしまいました。

自分のためにルミアを助けるんだと言いますが、無理がたたり喀血して倒れてしまいます。

そこにルミアの手が触れて、完全回復。ルミアは魔術に依らない奇跡の力を持った異能者でした。

そこから再度猛スピードで解呪を行い、寸前で転送を解除。ルミアの救出に成功します。自分で考えず、組織の言いなりだったヒューイを殴り飛ばして解決です。

 

終章 無職なボクが魔術の講師になったワケ

事件は内密に処理され、学院に平和が戻りました。

流されたまま魔術にふてくされているのはもうやめると言うグレン。二人の生徒の行く末を見守るのもありだと、正式に講師になることなりました。

 

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あとがき

完全金属騒動。。。ん?これは・・・と部屋を見渡すと、本棚にあるフ◯メタが目に入りました(笑)

なるほど、日本語に訳すとそうなりますか(笑)

しかし、まさに人生を変えた一冊ですね。。。

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kei

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