『ロクでなし魔術講師と禁忌教典 12巻』ラノベ感想(ネタバレあり)

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典 12巻』のラノベ感想というか備忘録です。

再びセリカのターン!

ようやく強力なライバルの存在に気づいたシスティたちです(笑)

以下、ネタバレ全開ですのでご注意下さい。

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序章 一つの節目

前学期終業式が終わりました。明日から秋休みで長期休暇です。

イヴはやることがあるからとフェジテを離れると。

そしてイヴからアドバイス。暇ならあの子達にサービスしてあげたらと。

グレン、ため息が多いです。初の長期休暇で、少し寂しさのような、物足りなさような虚脱感に感じています。

それに自分でも驚いているグレンです。

そしてフェジテ最悪の三日間の後、セリカもやることがあると戻っておらず、何をしているのかと。

明日からの暇な時間をどう過ごすかを考えます。

アリシア三世の手記の謎解きでもするかと。

そこにシスティ、ルミア、リィエルがやってきます。

旅行に行かないかとグレンを誘います。

イヴと言う強力なライバル出現で、このままの受け身ではいけないと考えたようです(笑)

もうちょっと女の子として見て欲しいと(*´∀`*)

グレン、そんな思惑は知らずに旅行の件をOKします。

そこに猛然とやってきたのは、セリカ(笑)

そして親子水入らずの旅行に出かけると言い出します(笑)

悪女のような顔でグレンをからかいまくるセリカ(笑)

そんなやりとりを見て、強敵はイヴだけではないこと、むしろ最大最強の敵がいることに気づくシスティとルミアです(笑)

できることは無理やり旅行について行くことだけでした(笑)

第一章 おいでませスノリア

目的地はスノリア。北方山岳地方、絶望的に寒い地域と(笑)

ただ、帝国では有名な観光地だと。

ちょうど銀竜祭と呼ばれる伝統のお祭りもあると。

列車の中、サロン車両で紅茶を飲んでいるセリカのもとへ行くグレン。

疲れで眠っているセリカ。そしてうなされています。。。

心配して起こします。ちょっと夢見が悪いと。。。

それでも余裕な表情を見せるセリカ。

そして今回の旅は一生の思い出になるといいなと言います。。。

列車は進み、トンネルを抜けると、一面の銀世界です。

その光景に驚く三人娘(*´∀`*)

そして観光目的地であるホワイトタウンに到着です。

大勢の観光客で賑わっています。

そしてグレンに対する接し方がいつもよりも積極的なセリカに対して、危機感を感じる二人(笑)

豪華なホテルへ。旅費は全部セリカが出すとのことです。

が、ホテルに近づくにつれて、妙な雰囲気に気づきます。。。

ホテルが銀竜教団という変態集団に占拠されてます。白銀竜信仰を極端にこじらせた宗教系秘密結社だと。

そして警備官たちがその対応をしています。

が、そんなことは気にせずにホテルのロビーへ向かうセリカ(笑)邪魔者は魔術で爆破です(笑)しかも指を鳴らしただけなので、しらばっくれます(笑)

そして銀竜祭が中止になる話ではまとまりそうと言うこと聞き、お怒り(笑)

再び先ほどと同じように警備官たちが吹っ飛ばされます(笑)

バリケートの中にいた教団たちも爆破されます(笑)

怯える教団員をよそに、チェックインを進めます(笑)

止めようとしたグレンも、もうどうにでもなれと思考放棄です(笑)

むしろ教団員たちが可哀想になるグレンです(笑)

が、リーダー格の教団員が、魔術爆弾を持ち出します。

グレン、それを見て戦慄。超えちゃいけない一線を超えたなと怒ります。セリカにも刺激しないように言います。

が、そんなことはおかまいなしです(笑)

リーダー格の男はセリカに爆炎の魔術を使います。勝った気でいる男はフラグを立てまくります(笑)

必死に逃げろと言うグレン(笑)

魔王と言うべき形相のセリカ(笑)

部屋をめちゃくちゃにされたお仕置きが必要と(笑)

事件はスピード解決しました。ホテルの倒壊共に(笑)

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第二章 北の大地に潜む闇

銀竜神殿に銀竜教団のアジトがあります。

幹部の初老の男エルネストが、勝手に暴走して失敗した教団員たちへの怒りをあらわにします。

祭壇の上には決して溶けず崩れない氷塊、永久氷晶。そしてその中にはひとりの少女が閉じ込められています。安らかに眠っているようにしか見えないと。

その氷塊を取り囲む怪しげな魔術儀式場のようです。

怒鳴るエルネストをなだめるのはエレノア。

エレノアに気圧されながらも、口を挟むのはやめてほしいと無理に威厳を保とうとするエルネスト。その姿はもはや滑稽と。

教団は、儀式を成功させるためにエレノアたちと手を組んだと。教団の現マスター、大長老の意向です。

が、内心は蔑んでいるエレノアです。

それでも今のところは順調と。今回はあの御方も来るから無様な姿は見せられないと。

 

ホテル占拠事件後、ホワイトタウン市長宅に招かれて歓待を受けています。

若き市長ジョン=マイヤールがセリカを褒め称えています。

グレン、ホテル爆破の件は、教団に押し付けました(笑)

紳士かつ聖人な市長に心が痛むグレンです(笑)

こんなことがあったのに銀竜祭を中止しないのはなぜかと聞くルミア。

それは銀竜祭がスノリアの生命線だからと。そう言うのは侍女兼秘書のミリア。

過疎化が進み、滅びゆくしかなかったこの土地を郷土復興政策で復活させたのが、市長です。

観光事業の目玉の一つが銀竜祭だと。

が、商業利用されることが我慢ならなかったのが、銀竜教団です。

市長宅に泊めてもらうことになりした。

夜、セリカの部屋に向かうと、中で誰かと険悪なやり取りをしています。。。しかし、中に入ると誰もいません。。。

通信魔導器で昔なじみとやり取りしていただけと誤魔化すセリカ。。。

明日の銀竜祭は楽しもうなと言うセリカです。。。

第三章 銀竜祭の開催

始まりのセレモニー。

白銀竜の伝承についてセリカから聞きます。

奉納舞踊はメルガリウスの魔法使いの原典の一つではないかと考えていると。

システィが言いたかったことは全部セリカに言われてしまいました(笑)

セレモニー終了後、各種イベントを回ることに。

終始楽しげなセリカはグレンにべったりと(*´ω`*)

そんな状況にシスティの堪忍袋の緒が切れました(笑)

が、セリカはどうしたんだろうと。何か焦っているように見えると。。。今回を逃したらグレンともう楽しい時間が過ごせなくなる。。。そんな風に見えるルミアです。

そんな中、現れたのはフランシーヌ、コレット、ジニーです。聖リリィ魔術女学院の問題児お嬢様たちです(笑)

3人も旅行に来ていると。

レーン先生はいないのかと聞かれます。グレンが男だと知られました(笑)それを知って、自分たちにもワンチャンありと(笑)

しかしセリカは強敵と。そこでコレットからの作戦が。

昼過ぎ、システィがセリカに勝負を持ちかけます。雪合戦の大会があると。

好成績を残したものが、明日グレンと一緒に回れる権利を得られるのはどうかと。

三人娘に言われて、独り占めしすぎたと詫びます。

勝負を受けると言うセリカです。

雪合戦の会場へ。ルールは雪玉が当てられると、重くなるゼッケンを来て、最後まで立っていられた人が優勝と。

有効なのは雪玉だけです。これなら魔術に長けたセリカでも関係ないと。

セリカを倒した人がグレンと回る権利を得ます(笑)

まずはジニーが行きますが、これ絶対に戦ったらアカン人でした(笑)

セリカ、ロード・エクスペリエンスで英雄エリエーテの力を降ろしました(笑)

攻撃手段が雪玉なだけで、魔術戦です(笑)

時間停止魔術まで使って5人の少女たちを圧倒(笑)

が、大会には失格になりました(笑)来年以降は魔術の使用禁止の項目が増えました(笑)

第四章 氷の銀河

銀竜祭1日目が終了。市長邸に戻ると、市長と秘書と銀竜祭運営関係者たちがため息をついています。

銀竜祭最大のイベント、銀竜降臨演舞で困ったことがあると。

メイン役のダンサーを含めて、多くのスタッフが抜くてしまったと。。。

銀竜教団の仕業とのこと。

メインは超有名なプロバレリーナのマリー=アクトレスが契約を破棄して引き上げてしまったと。

その代役なんていな。。。いたー(笑)

セリカに代役の話がきます。セリカもそれを受け入れました。

ただし、条件があると。その条件にグレンが絶叫(笑)

そして翌日、セリカが演舞の練習。とんでもない逸材だと(笑)

が、グレンはダメダメです(笑)グレンはセリカの相方に選ばれました(笑)主人公の魔法使い役です(笑)

そしてセリカは他は完璧だから、デュエット練習がしたいと(笑)グレンとベタベタしたいと(笑)

そしてシスティたちもバックダンサーとして練習です。

ルミアは座長のお使い。そこで人形劇を見ていかないかと旅芸人の少年に声をかけられます。

なぜかルミアの名前を知っている少年。

名前はフェロード=ベリフ。不思議な雰囲気をまとう少年に、その疑問は消えていきます。。。

人形劇の演目名は白銀竜と魔法使い。明日ルミアたちが行うのと同じです。

人形劇に興味を惹かれて、少しだけも言うルミア。

人形劇自体は平凡でしたが、物語は興味深かったもと。

劇を終えて、この物語がメルガリウスの魔法使いの一部であることを聞くルミア。

そのことを饒舌に語るフェロード。

システィもいたら喜ぶと言うルミア。

そこにシスティが迎えにやってきましたが、すでにフェロードの姿はありませんでした。。。

2日目が終わり、明日の成功を願って乾杯です。

グレンはぐったり(笑)

宴もひと段落し、テラスに涼みに。そこにはセリカもいて、外に出ないかと誘われます。

向かった場所は湖、クリスタルレイクです。

この絶景を見せたかったと言うセリカ。

寒いと文句を言うグレンを引き寄せて、二人で一つのタオルケットに包まります(*´∀`*)

さらにオーロラ。流石にこれは一生ものの光景だと言うグレンです。

セリカも二人で見たこの光景を絶対に忘れないと。。。

グレン、何があったのかを聞きます。

なんでもないとやんわり拒絶するセリカ。。。

グレンと今をこうしていられればそれでいいと。。。

第五章 災厄の降臨

銀竜教団の本部は地獄絵図と。教団員たちは命を吸われていきます。。。

エレノアに騙したのかと言うエルネスト。

が、貴方達の偉大なる主はその命で目覚めると言うエレノア。

大長老もすでに死んでいました。。。

そして氷塊の中にいた少女が、異形へと変貌していきます。

氷塊は砕け、巨大な異形に変わります。。。

 

最終日の夕時、広場には人が集まりますが、みんながマリー目当てでしたが、彼女が出ないのは知られています。そしてセリカでは畑違いと。

帰りたいと愚痴るグレンです(笑)

しかし衣装を着たセリカを見てグレンは目を見張ります。美しく神秘的と(〃∇〃)

そして舞台へ。期待してなかった観客達も、セリカのオーラに圧倒されます。完膚なきまでにセリカに魅了される観客達です。

それを見て逃げたくなるグレン(笑)

そんなグレンをよそに演舞は続きます。

観客達も今回の奉納舞踊の大成功を確信です。

が、唐突にセリカの動きが止まります。。。

セリカ、これも良い思い出になると完璧に演じていましたが、対峙していた魔王役のダンサーがいつのまにか自分の顔と背格好をしていることに気づき、足を止めてしまったセリカ。。。

そして見渡すと世界が氷結地獄へ変わっています。

うろたえるセリカ。そこには暗いローブをまとった一人の金髪の女性。セリカです。。。

言葉は憎悪と憤怒、怨念で世界を焼き尽くさんばかりと。。。

そしてグレンの掛け声で目を覚ますセリカ。

あれは白昼夢だったのかと。。。

そんな時、空から恐ろしい咆哮が。。。

そして吹雪だします。現れたのは白銀竜。。。

竜の咆哮で、その場の9割以上が行動不能に。。。

そしてセリカに話しかける白銀竜。積年の憎悪、無念を晴らす時が来たと。

白銀竜が名乗ります。白銀竜将ル=シルバと。。。

決着をつけようと。約束の地で待つと言って去っていく白銀竜です。。。

白銀竜のことなんて知らないと。私はなんなんだと叫ぶセリカです。。。

第六章 白く滅び行くスノリア

一夜が過ぎ、天候は最悪。猛吹雪で覆われます。スノリアの滅亡の危機です。。。

このままの寒気が続けば、燃料は1日しか保たないと。。。

そして列車も凍りつき、逃げることもできません。。。

それでもジョンは諦めず、できる限りの指示を職員に出します。

グレン達も不安です。何よりセリカのことが心配なグレン。

ル=シルバはメルガリウスの魔法使いに出てきます。白銀竜が魔王に敗れ、竜の鍵を刺されて魔王の配下になったものの名前だと。

やはりメルガリウスの魔法使いはただの童話ではないと。

しかしなぜ魔将星達はセリカを知っているのかが疑問です。

魔将星達が実在しても4000年から6000年も前の話だと。

しかもセリカが400年よりも前から生きていたと言う証拠は見つかっていません。

そこにジョンがやって来ます。

そしてこの異常気象が白銀竜のせいであることも気づいています。

グレン、白銀竜を倒さないとスノリアは全滅と。。。

討伐は俺たちでやるしかないと。グレンはシスティ、ルミア、リィエルに協力をお願いします。

それにこちらには世界最強の魔術師がいると。

セリカに話をしようと部屋に向かうと、部屋の窓が空いています。。。セリカがいません。。。

そこに地響き。アヴェスタ山峰の麓からです。

セリカのアサルト・スペル。なにかと戦っていると。。。

自分一人で決着をつけに行ったセリカに、怒るグレン。

すぐにでも向かおうとしますが、今度は化け物の群れが街に向かっているとの知らせが。。。

白銀竜将の眷属である氷の骸骨です。それらを食い止めるグレンたち。が、このままではセリカを助けに行けません。。。

そこに助っ人にやって来たのは聖リリィ魔術女学院の生徒たちです。彼女たちにこの場を任せます。

第七章 アヴェスタ山峰での戦い

グレンたちは山を登ります。途中、セリカが倒したと思われる氷の骸骨。。。

しかしセリカの戦闘音が途絶えました。嫌な予感を振り払い再び登ります。

が、システィたちと違い、魔力の消耗が激しいグレン。。。ルミアはそんなグレンのために力を貸します。手を繋いで(*´∀`*)

さらにリィエルにも休むべきとかまくらの中に押し込まれます(笑)

4人、かまくらの中で休憩です。

そしてシスティにも励まされます(*´∀`*)

さらに登り、ようやくセリカのもとへ。

セリカは巨大な氷の骸骨とやりあってます。

加勢しようとしますが、セリカ、一撃で倒します。来る必要がなかったのではと(笑)

が、その直後、セリカが倒れてしまいます。。。マナ欠乏症です。。。

なんとかしないとヤバイと。。。しかしそこに雪崩が。。。

3人娘に避難するように指示。グレンはセリカをなんとかすると。

が、グレンも限界であり、雪崩にのみ込まれます。。。

第八章 雪の遺跡

夕暮れになり、フランシーヌたちにも疲労が見えます。それでもグレンがなんとかしてくれると信じる少女たちです。

グレンとセリカはなんとか助かりました。が、ピンチに変わりありません。

運良く発見した洞穴内へ。

そしてセリカを人肌で温めます(〃∇〃)

死ぬなよと必死に祈りながら抱きしめるグレンです。

セリカが目を覚まします。裸であることに気づいて真っ赤に(笑)

話をします。一人で行ったことに怒っているグレン。自分はそんなに頼りないかと。。。

違うというセリカ。。。白銀竜を生み出したのは多分自分だと。。。

自分の使命などどうでも良かったと。でも内なる声がどんどん強くなっていると。ここにいるべきではない、使命を果たせと。。。

非道な殺戮を繰り返す夢を見ると。。。

それが使命と関係するのだろうと。。。

そして使命を思い出した時に自分が自分でいられるのかが怖いと。。。グレンと一緒に居られなくなるのが怖いと。。。

グレン、今回の旅行の意図を察します。。。

俺たちは似た者同士だなと言うグレン。

過去がどうだろうと関係ないと。過去に罪を犯したかもしれないなら償いを手伝ってやると。

俺たちは家族だと(*´∀`*)

正義の魔法使いになりたかったグレン。セリカのようになりたかったんだと。

過去を帳消しにするくらいスゲェ魔術師になればいいと。カッコいいところを見せてくれと。

そんなグレンに甘えるセリカ(〃∇〃)

そこに3人娘がやってきて、裸で寄り添う光景を見ます(笑)どう見ても事後です(笑)

誤解を解き、これからどうするかと。

このまま山頂を目指しても、疲労で勝てないと。

洞穴の奥を見ていたセリカが、ここを知っていると。誰かが呼んでいると、奥に行ってしまいます。

セリカ、黒いローブを纏う自分と白き衣を纏った少女の幻を追います。少女は白銀竜役の衣装に似ていると。。。

奥に進むと、古代遺跡。

そこは銀竜教団メンバーらしきミイラがあります。

そして幻たちは祭壇の天辺へ。そこで少女の胸に鍵を刺す幻のセリカ。

少女は変化していきます。白銀色の鱗が生えたところで幻は消えます。

セリカ、記憶は戻らないが、自分が何者なのかわかった気がすると。

が、関係ないと。私とグレンは家族だと。正義の魔法使いになってやると。だから何があっても最後まで見ていてくれと言います。。。

いよいよ竜退治です。

第九章 大決戦

アヴェスタ山峰の頂上へ。竜の前に立ちはだかります。決着をつけにきたと。

セリカに憎しみを持つ竜。聖側だった竜は、セリカのせいで邪に堕ちたと。

呪詛と怨嗟をセリカにぶつけますが、ケロッとしているセリカ。何も覚えてないし、興味もないと(笑)迷惑だから駆除しに来たと(笑)

怒りが頂点に達する竜です(笑)

セリカ、グレンに手筈通りやるぞと。狙うは短期決戦です。

竜との壮絶なる戦いが始まります。

セリカが呪文を唱えますが、打ち消す竜。それでも攻撃の手を緩めず、竜を圧倒するセリカ。

大魔術を連発できるのはシスティとルミアのアシストのおかげです。

そして周りに出る亡霊達を退治するのがグレンとリィエルの役目です。

だれか一人でも崩れればひっくり返される状況です。

が、負ける気はしないと。こちらは世界最強の魔術師がいるんだからと。

戦いが続く中、セリカの眼前の風景が変わっていることに気づきます。セリカの精神世界です。

幻の自分と幻の少女、そしてナムルスの3人で旅をしている光景です。

幻の少女はセリカを好いていたようです。

そんな娘を裏切ったのかと。。。

なぜそんなことをしたのかは思い出せないと。でもそれでも負ける訳にはいかないと。

いつか地獄に落ちるだろう。それでもグレンを守ると(涙)

決意した瞬間、不意に見たこともない魔術式を思い出します。

何かわからなくても、魂で理解できると。かつての得意技で、白銀竜を仕留めた術と。

そして現実世界へ戻ります。

グレンに合図し、愚者の世界を使わせます。

守りがガラ空きになるセリカですが、呪文を唱えます。古代魔術。炎の槍、クトガの牙と。

その槍は竜を貫き、消滅させます。。。

終章 空の帰還

吹雪は止み、亡霊たちも消えました。

しかし未曾有の災害で甚大な影響が。。。

それでも市長のジョンは、諦めない限り、前に進めると。

竜が落下した地点に一人の少女が。セリカが幻で見た少女です。

胸部には折れた鍵が。セリカが手で払うと、消滅しました。

そして少女は生きていました。

セリカは少女を連れて帰ると。

グレンも構わないと。

そして旅の人形芸人フェロード=ベリフは大導師でした。。。

今回のは終幕に向けた第一幕だと。。。

セリカがその舞台に上がったのは定められた運命があるのかもしれないと。。。

セリカ、グレンにもしも自分が世界の敵に回ったらどうすると聞きます。グレンになら倒されてもいいと。。。

その時はぶん殴って、ふん縛って連れ戻してやると(*´∀`*)

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あとがき

ロクでなしと並行して、もう一作で出るとのこと。ラストラウンド・アーサーズだそうです。

 

 

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kei

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