『ロクでなし魔術講師と禁忌教典 10巻』ラノベ感想(ネタバレあり)
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典 10巻』のラノベ感想というか備忘録です。
9巻からの続きです。魔人との対決です!
そしてルミアが自分の気持ちに素直になりました(*´∀`*)
以下、ネタバレ全開ですのでご注意下さい。
目次
序章 破滅の序曲
ナムルス、グレンにこれは試練よと。
目の前にいる魔人は、《鉄騎剛将》アセロ=イエロ。頭上には《炎の船)。。。
グレン、自我が崩壊しそうに。。。
間一髪、ナムルスがグレンの正気をつなぎます。
阿鼻叫喚の中、ルミアだけは毅然として魔人と対峙。
魔人は、恨みはないが、ルミアに死んでもらうと。。。
ルミアを双生児(タウム)の器と呼び、ルミアは空の巫女に近づいているが、完璧ではないと。求めているのは、完璧な空の巫女と言う魔人です。
偽りの巫女に、その命を捧げよと。。。
その前に立ちはだかるグレン。
死闘が始まります。。。
第一章 格
グレン、実際問題としてどう戦うかと。
こちらは疲弊しきっているのに対し、相手は力が張っています。
さらに力天使の盾は未だ健在です。。。加えて槍も相当やばいと。。。聖槍ロキタリアだと。。。
必死に攻略法を考えていると、魔人はその槍と盾を握り潰します。
自分自身よりも弱い武具を使う意味がどこにあると。。。
魔人の言葉に唖然とするグレン。ハッタリだと断じるしかありません。。。
が、それが虚言でないことは、心の奥底のどこかで知っていると。。。
グレン、魔人に向かって突進。貫手が魔人の体内へ。。。
が、潰れたのはグレンの右手です。。。
グレンの奥の手があっさりと防がれます。。。
いよいよ武器がないと焦るグレン。
そこに増援。セリカ、リィエル、ハーレイ、ツェスト、バーナード、クリストフ、アルベルト。
この最強布陣で倒せない敵などいないと。胸の中にある不安感を無理矢理に無視します。
さらにシスティもやってきます。
が、システィ、グレンが覗くのをやめた箱を容赦なく開けます。
私たちじゃ絶対に勝てないと。物語の主人公である正義の魔法使いですら、結局勝てなかったと。。。
魔人の身体は神鉄(アダマンタイト)でできていると。。。オリハルコンも超える幻の金属です。。。
グレン、そんな相手にどうしろと。。。
が、そんな弱音にアルベルトは、おれが仕掛ける。グレンは為せることをしろと。
アルベルトの攻撃を皮切りに、他の人も攻撃。
が、無傷の魔人です。。。
本家、セリカのイクスティンクション・レイも効きません。。。
今度は魔人からの攻撃。。。
バーナード、リィエルが倒れ、マナ欠乏で喘ぐ、ハーレイ、ツェスト、セリカ、クリストフ、システィ。そして負傷したアルベルト。。。
グレン、次元が違うと。。。
ルミア、もうやめてと。狙いが自分なら、私を殺してと。。。
が、その交渉には応じない魔人。フェジテを滅ぼすことも計画の目的だと。。。
ルミアに向かう魔人。
そこにナムルスが魔人に話しかけます。今は退きなさいと。
それを受け入れようとしない魔人ですが、ナムルスが一蹴。魔将星ごときがと。あの子から貰った紛い物の力で粋がらないでと。。。
ナムルスの掌の上に黄金色に光輝く鍵が。
それを見て驚く魔人。
ナムルス、この鍵は、魔人たちが持っている紛い物でなく、本物だと。体を失っても、刺し違える力ぐらいはあると言います。
魔人、今は退くと。炎の船に乗って去っていきます。
フェジテの都市丸ごとを断絶結界に閉じ込めて。。。
そして船の主砲がメギドの火、その本家と。。。
グレン、もうおしまいじゃないかと。。。
が、ナムルスはまだだと。グレンの報いた一矢が効いてくると。魔将星の力も炎の船も不完全。メギドの火を撃つには明後日の正午までの時間はあると。
方法はわからないが、グレンはアセロ=イエロを倒せるはずと。倒せなきゃおかしいと。でも、グレンごときがどうやったら倒せるのか私が聞きたいくらいだと(笑)
とりあえずは助かりました。ひとまずみんなの怪我の治療をしようとしたところに、ルミアとナムルスが向かい合い、ナムルスが激昂してます。
ルミアの自己犠牲が気に入らなかったみたいです。
グレンが割って入ると、ナムルスはただの八つ当たりと言って消えていきます。
グレン、ルミアに心配するなと。なんとかしてやると。
が、ルミアの表情が晴れることはありません。。。
第二章 糸口
ラザール、魔人の力を手に入れ、素晴らしいと。
人でなくなり、取り返しのつかない喪失感もありますが、これも我が主のためと、後悔はありません。二百年前に失ったものを取り戻すと、決意を新たに、自身を完全な状態にすることに専念すると。
しかし船の内部に通じる門の前にいたのは、ジャティス。
正義たる自分が悪を粛正しに来たと。サシで魔人とやりにきました。
魔人、勝てると思っているのかと。
ジャティス、固有魔術での計算では、勝率は0.0021%だと。まだグレンの領域にはない。死ぬだろうと言います。。。
ジャティス、高笑いしながら、突進していきます。。。
人外と魔人の一大決戦が密かに始まります。
学院で、二年次生二組の生徒たちは、ルミアたちのことを話して欲しいと。
グレン、話すことに。
そしてルミアの正体については、ルミア自身から。
それを明かし、みんなにごめんと謝ります。自分のせいでみんなを巻き込んでと。自分はいるべきじゃなかったのにと(涙)
が、生徒たちはなんでもっと早く教えなかったのかと。別の何かで力になれたと(涙)
生徒たちは異能者なんて気にしないと言います。
ルミア、ここに居てもいいとわかり涙が。。。(涙)
グレン、それをみて、あいつらなら乗り越えられると。そしてあいつらを守ってやりたいと強く思います。
日が変わり緊急対策会議です。外部との連絡も、援軍が来ることも期待はできません。
自分たちだけで、明日のメギドの火を防ぐには、魔人を倒すしかないです。。。
でも、炎の船に近づくこともできないと。。。
が、セリカが船に乗り込むことならできると。
空戦に相応しいものを持って来ればいいと。が、それを用意するのに明日の正午までかかると(笑)ダメじゃん(笑)
セリカ、メギドの火を一発耐える方法があればなーとハーレイの方をニヤニヤと見ます(笑)
ハーレイ、条件付きでメギドの火は防げると。
魔人が砕いた力天使の盾の破片から解析ができたと。
突貫でも明日の正午までに再現は不可能ではないなずと。
そしてクリストフの結界があれば、防げる可能性が出てきました。
炎の船の歪曲空間については、ルミアの真の力を使えば突破できると言うナムルス。
そして最後の難関。魔人をどう倒すか。。。
システィの童話の内容を聞きますが、物語の主人公は魔人に勝てなかったと。
が、ある人物に倒されていると。正義の魔法使いの弟子が倒したと。しかし、何の前触れも無く突然現れたと。
倒し方も意味不明と。弟子が小さな棒でアセロ=イエロの胸をついたら、突然死んだと。
御都合主義(笑)
が、アルベルトが魔人を倒す方法に心当たりがあると、グレンを見ます。
グレン、それを認めます。この世で自分にしかできないことだと。
希望に沸き立つ会議室。
しかし、暗く陰鬱な表情のグレンです。。。
第三章 それぞれの決戦前夜
イヴ、セシリアに切断された左腕の治療をしてもらい、問題なく動かせるように。
が、魔力は通りません。。。
でもこれは精神的なものだと。
イヴ、なんで魔術師やっているんだろうと。ふとグレンのことを思い出します。なぜグレンに突っかかってしまうのかわからないと。
地位も名誉も度外視してまっすぐ進むグレンに羨望していることには気づけず。。。
イヴ、グレンにどうしたらいいか、助けてと涙します。。。
グレンとシスティは学院の地下迷宮へ。
グレンの最後の切り札、イヴ・カイズルの玉薬の作製に必要な素材を手に入れるためです。
他の人は気づいていない、グレンの表情が優れないことに、ルミアは心配します。。
が、グレンは心配すんなと。
過去の回想。幼いルミアを助けたときにもイヴ・カイズルを使ったんでしょうかね。
ルミアを責める他の生徒たち。クラスの生徒たちはわかってくれても、全員が納得するしたわけではありません。。。
しかし、それを止めたとのはリック学院長。非難すべきは、彼女を釣り餌にした大人たち、そして諸悪の根源である天の智慧研究会であると。
魔術師として力を貸してほしいと。困難のたびに誰かのせいにしていては、真の魔術師にはなれないと。
ルミアが教室に戻ると、各クラスごとに行われる特別ミーティングが始まっていました。
船に乗り込むのは、グレン、セリカ、システィ、ルミア、リィエルです。
他の人たちは、グレンたちが魔人を倒すまで、学院を守り、防壁結界を維持する必要があると。
人手はいくらあっても足りないと。生徒たちに補佐と援護をお願いします。
カッシュとギイブルがやると。そして他のみんなも。。。
ルミアはそれを見て、みんなは絶対に私が守ると。この命に代えてもと。。。
グレンとシスティは地下迷宮を突破中。
地下10階から、愚者への試練から難易度が跳ね上がります。
11階につくにも一苦労です。
休憩の際、イヴ=カイズルの玉薬について思い出すグレン。またあれを使うことになるとはと。。。
愚者の力、その生まれは尊い光の下にあったと。
が、愚者の力を使ってもっと効率よく確実に殺しができるようにと、漆黒の殺意の下に生まれた、呪われた力が、このイヴ=カイズルの玉薬です。。。
これを使った日、目指していた正義の魔法使いは完全に死んだと。。。
心がバラバラに砕けそうになったところをセラに落ち着くまで抱きしめられていました。。。
グレンたちは探索を再開。そして地下13階の愚者の墓場へ到着します。
必要な素材である墳墓の塵を取るため、二人でおかなびっくり石棺を開けていきます(笑)
特に何事もなく、素材を採取し、逃げるように部屋を後にします(笑)セリカによって、既に清められていました。そのことは知らされていないですが(笑)
そして帰路につこうとします。システィ、セラのことが気になりグレンに聞きますが、別にグレンのことが好きなわけではないと、一人で慌ててます(笑)
が、そこに落とし穴のトラップ。システィが14階に落とされます。。。
14階からは難易度がさらに跳ね上がり、セリカにも無理だろうと言われていました。。。
グレン、助けに行こうとしますが、システィは来なくていいと。イヴ=カイズルの玉薬を作るのを優先してほしいと。
納得いかないグレンと言い合いますが、通信が切れてしまいます。
そしてそこはゼロマナ地帯。。。体からマナが抜けていきます。
このまま魔力が尽きれば死あるのみです。。。
が、システィ、あきらめるものかと。
一人で14階を突破しようとしますが、甘く見ていました。。。
13階とでは危険度の桁が違うと。。。
でも歯を食いしばりながら、諦めずに進みます。
が、襲ってくる石巨人たちに、もうダメかと。。。助けて先生と。。。
そこに来たのはグレンです!
なぜ来たのかと責めるシスティですが、言葉が違うと。
システィ、ありがとうございますと(*´∀`*)
システィを助けて、13階へ戻ります。
そこからは順調に進み、時間ギリギリ、スタート地点に戻ることができました。
そしてグレンは調合に入ります。
が、その途中自分の手が血に染まっている錯覚を見ます。。。
この薬を使ったらまた外道に堕ちてしまうと。。。
何度調合しようとしても手が震えます。。。
そしてその姿をシスティに見られます。
話してくれないかと言うシスティ。
グレン、この粉薬を調合するのが怖いんだと。
システィ、一緒に作ると。道を間違えそうになっても、自分が連れ戻すと(涙)
懐かしいセラの姿と被ります。
一緒に調合し、無事に完成しました。
グレン、システィはやはりセラに似ているなと言います。
そして吹っ切れたと。自分を見てくれる人はいっぱい居たんだと。
イヴ=カイズルの玉薬で魔人を倒すと。
システィ、グレンに対する今の自分の気持ちを確かめて見たいとの思いも。。。
そんな二人を影から見ていたルミア。
これでよかったんだと。思い残すことはないと。。。
わたしがみんなを救うと。ナムルスのもとへ。
ナムルス、人間を辞める覚悟は決まったかと。
それに、はいと答えるルミアです。。。
第四章 空の戦い
決戦の時です。
北館屋上。カッシュとギイブル。そこにはオーウェル=シュウザーも登場です(笑)
頼むから何もするなと言う周りからの悲痛で切実な反対を押し切っての参戦です(笑)
作って来たのはグレンロボ(笑)みんなドン引きです(笑)
東館屋上。学院長とツェスト。学院長の隣には11、2歳ほどの小柄な少女が。
学院長の妻(笑)犯罪だああああああ(笑)
水の精霊だと弁解する学院長です(笑)
西館屋上。ハーレイとリゼ生徒会長。ジャイルもいます。ルミアに借りを返すと。
南館屋上。ウェンディとテレサ。前線指揮官であるイヴは、覇気もやる気もありません。。。
そして中庭。バーナードが総大将。クリストフが結界を維持しています。が、魔力は生徒たちから供給してもらっていす。
東西南北の校舎が破壊されるほど、結界の維持は難しくなり、その前に魔人を倒さないといけません。
そして正午になりました。魔人は時は満ちたと。
ジャティスは心臓を握り潰されて死んだと。。。。
しかし、その時に付着した血がなぜか消えないとのこと。
が、魔人はそれを特に問題ないと。炎の船を動かします。
メギドの火を放ちます。
が、驚愕する魔人。。。
メギドの火を防ぎました!
魔人は、四つの校舎を壊すべく、ゴーレム人形を落とします。
そしてグレンたち。
セリカもギリギリ準備ができたと。セリカの身体が変わっていきます。ドラゴンに!
セリカドラゴンに乗って炎の船へ向かいます。
対空攻撃にゴーレム人形たち。ドッグファイトが始まります。
しかし対空砲火の前に、近づくことができません。。。
が、地上からのアルベルトの援護。魔導砲を撃ち落としていきます。
そしてグレンたちは炎の船へ。
第五章 激化する戦い
生徒たちはゴーレム人形を近づけないため、必死に撃ち落とします。
グレンロボも活躍です(笑)
みなの頑張りもあり、戦況は完全に拮抗しています。
その光景に歯噛みする魔人です。
ジャティスの言葉が脳裏をよぎります。。。
グレンたちは炎の船に到着。
力を使ったセリカを休ませて、グレンたちは先に進みます。
すると空間が歪んでいる場所へ。
しかし、ルミアが呪文を唱えると。。。
昨晩のナムルスとのやりとりを思い出します。
人を辞める覚悟をもつルミアに怒るナムルス。
苦渋の表情をしながらも、自分たちについて話します。
ルミアたちは、人に与える存在だと。
与えられたものは、桁外れの魔術演算処理能力を得ると。その力をアルス・マグナ(王者の法)と言うそうです。
が、それでも歪曲空間は突破できないと。
ならどうするか。ルミアの真の力を使うと。
アルス・マグナはオマケの能力。ルミアの真の力は鍵と。魔術よりももっと古い原初の力。
銀の鍵の力によって歪曲空間は亀裂が走り、バラバラに四散します。
が、そこから敵が。また鍵の力を使おうとするルミア。
しかしリィエルがその力は良くない気がすると止め、自分で敵に向かっていきます。
第六章 彼女の戦い
学院での戦いは生徒たちも頑張っていますが、結界の維持率はじりじりと下がり83%になりました。。。
そして炎の船の内部でも激しい戦闘が。
しかし、ゴーレムたちをルミアが鍵を使って一瞬で異次元空間へ追放します。。。
ルミア、自分も戦えることが嬉しいと。。。
命に代えてもみんなを守ると。。。
力を得たこで、他者のために自分の優先を極端に低くしてしまうルミアの歪みが出てきてしまいました。。。
グレン、銀の鍵はもう使うなと。俺たちをもっと頼れと言います。
が、その言葉は届いていません。。。
グレンたちはもうルミアに力を使わせないと。
先を急ぎます。
システィ、童話の話を思い出します。炎の船の中で、魔人は仲間を分断させると。
そしてルミアがいないことに気づきます。。。
童話の中では、分断された仲間は魔人に殺されてしまいます。。。
分断されたルミアは落ち着いています。むしろみんなを危険にさらさずにすんでホッとしています。
化け物は化け物でしか倒さないと。。。自分の中にいるもう一人の自分。。。
そして魔人と対峙するルミア。
人知を超えた戦いが始まります。。。
第七章 死闘の果てに
それは人の常識が通用しない魔境の戦いと。。。
しかしルミア、想定以上の魔人の強さに焦ります。
もっと銀の鍵の力を解放しなければと。。。
が、魔人はそれでいいのかと問います。
ルミアの身体は異形の姿に。。。銀の鍵を振るうたびに、人間を離れると。
自分の魂と向き合うがいいと言う魔人。
そして自分の精神世界でもう一人の自分に会います。ナムルスと同じように翼を持ったもう一人の自分。。。
無数の鎖に吊られた少女。。。
そのルミアは貴女の役目はお終いと。後は任せてと。。。
そこで精神世界から戻ります。忌まわしい自分に会ったルミア。。。
魔人、その力を使い続ければ、ルミアの存在が消えると。本来の存在へ生まれ変わらせると言います。。。
ルミア、それでもいいと。。。
銀の鍵を使い続けます(涙)
グレン、どうにも出来ずに歯噛みします。
一方、学院も戦況は切羽詰まっています。。。
ルミアは魔人相手に鍵を使い続けますが、とうとう鍵の力が出なくなってしまいます。。。
誰も守ることができないのかと悲嘆するルミア。。。
そして学院の結界も40%を切ってしまいました。。。
戦列も士気も崩壊。。。
それを見たルミアは涙を流します(涙)
魔人は終幕だと、メギドの火を放ちます。。。
そしてルミアにもトドメを刺そうとします。
が、メギドの火は防がれました。
戦闘を放棄していた生徒たちが、ナムルスに見せられていたルミアの戦いを見て、奮い立ちました。。。
結界維持率は41%、ギリギリ耐えることができました(涙)
そしてルミア、自分の本当の気持ちを言います。自分を失いたくないと。。。みんなと一緒に居たいと(涙)
認めます、自分は聖女なんかではないと。普通の女の子だと(涙)
生まれてはいけなかった自分が幸せになる道を探すと(涙)
ナムルス、本当の願いを言えと。その力は願いと本能で操る魔法だと。。。
そしてルミア、皆と一緒に生きたい……私が大好きなこの世界でと願います。。。
もう一人のルミアがばいばいと。
銀の鍵は砕け散り、翼も消えました。
ルミアの頭上に門が。そして繋がった門から飛び出してきたのはもちろん。。。
ルミアはグレンたちにアルス・マグナの力を与えます。
グレン、リィエル、システィの攻撃が魔人を押さえ込んでいきます!
そして地上の戦いも反撃で巨人たちを抑え込みます。
グレン、馬鹿騒ぎは終いだと。
拳銃を頭上に掲げ、0の専心(セット)と撃鉄を引きます。
これが魔人を倒す、魔法の弾丸と。
俺の生徒に手を出してんじゃねぇよと。
グレン、引き金を引いて、弾は魔人の胸へ。
しかしそれは弾かれます。。。
突進し、手刀をグレンに突き出してくる魔人。
グレン、かかったなと。再び撃鉄を引きます。
その姿はまるで小さな棒で魔人を突いてる光景です(涙)
愚者の一刺し(ペネトレイター)が炸裂。
無敵の魔人の身体が。。。
終章 全てが終わる時
学院を襲っていた巨人たちが消えていきます。
グレンの放った弾丸は、魔人を傷一つつけずにすり抜けました。
が、魔人の身体は崩壊していきます。
グレンの弾丸には、物理エネルギー変化が停止、同時に、あらゆる霊的要素に破滅の停滞をもたらすと。
物理的に作用をもたらすことはなく、霊体だけをズタズタに引き裂くと。。。
が、これはゼロ距離射撃でしか効きません。
魔人はいっぱい食わされてました。。。
そして魔人は消滅します。
グレンをあの時、我を滅ぼした。。。という言葉を残して。
グレン、これはどんな強固な魔術的防御を構えても関係なく撃ち殺す。そんな悪意と殺意の塊だと。。。
賢者を殺すための術です。。。
グレン、ルミアを守れたから、それでいいよなと、笑います(*´ω`*)
グレン、ルミアにもっと我儘でもいいと。頭を撫でます(*´∀`*)
そしてみんなのもとへ帰ります。
が、ラザールは生きてました。。。
まだ終わらないと。
二百年前、この世界に神はいないと。否、神はいるが、それは自分たちが信じていたような神ではないと。
瀕死の際に出会ったのが、大魔導師。アカシックレコードの一端に触れ、アカシックレコードこそが神ではないかと。
だから大魔導師にアカシックレコードを捧げるまで終われないと。
が、そこにいたのはジャティス!
自分の存在を二つに分けていました。。。
ジャティス、刑の執行だと。。。
神鉄と言ってもただの金属、錬金術師に扱えない道理はないと。。。魔神を倒します。。。
そしてグレンたちはみなの歓声で迎えられます。
死者もなく一件落着です。
そしてルミアはシスティにグレンを諦めたくないと。ライバルだよと(*´∀`*)
あとがき
中二病こそ、アルファであり、オメガだと(笑)
でも黒歴史ノートを見ると眩暈と震えは止まらないんですね(笑)
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