『十二大戦』ラノベ感想(ネタバレあり)

『十二大戦』のラノベ感想と言うか、備忘録です。

アニメの1話を観て、面白そうだったので、原作を読んで見ることに。

1巻完結みたいなので、それなら読みやすいかなと思ったのも購入の決め手です。

アニメは各キャラを掘り下げてますね。

原作だと、各章の最初にキャラの紹介があるんですけど、1ページだけですもん(笑)

亥の両親や妹なんかさらっと書かれてるだけですし(笑)

でも、そのプロフィールの最後の1文が面白いです(笑)

ただ、そういった意味だと、アニメを見るのが楽しみな作品ですね。

全部で十二章。各章で、それぞれのキャラがメインとなるので、アニメもちょうど1クールやるって感じでしょうか。

ただ、逆に言うと、アニメ見れば原作読まなくても大丈夫なんじゃないかと、読んだ後に思いました(笑)

まあ、基本ラノベって何冊も出てるのが当たり前なので、一冊って読みやすいなと。。。と思っていたら、改行がないのと、普通のラノベよりも本が少し大きいです。なので、ページ数が250ページと他のラノベと同じぐらいなのに、かなりボリュームがあった気がしました(;´∀`)

でも、私みたいにアニメ見て興味が出た人は買っても問題ないかなと思います。

以下、ネタバレ全開なので、ご注意下さい。

 

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第一戦 猪も七代目には豚になる

亥、本名・伊能淑子。十二大戦の資格は5歳離れた妹でしたが、十二年をかけて、暗殺。

現在、十二人の男性と健全に付き合いつつ、さらなる恋人募集中(笑)

1

ゴーストタウンの廃ビルに入る異能肉(いのうのしし)。

十二大戦を開催するために、大戦主催者は、街一つを滅ぼしたと。。。

集合時間はとっくに過ぎているが、彼女を急がせる理由にはならないとのこと(笑)

亥は最後に登場するものだと。

前回大会の覇者を継ぐディフェンディングチャンピオンとして恥ずかしくない振る舞いをしなくてはと。そう言って愛銃二丁、愛終と命恋を握りしめます。

そして最上階の一室で、これから殺しあう十一人の戦士たちに挨拶。

戦士たちの顔をながめていると、床に転がっている生首に気づきます。

殺し合いが始まる前に殺されたおまぬけな戦士がいたようだと。

そしてその側に立つ男。僕じゃないよと。証拠もないのに疑うなと言います。

が、血まみれの巨大な刃物をもってます(笑)

そしてそこにシルクハットを被った老人が、ようこそ戦士たちと。

審判を務める、ドゥデキャプルと言います。

ルールの説明を。

そして、12個のどす黒い宝石を一つずつ取るように言われます。

寝ていた男はどうなるのかと思っていたら、それを起こす申です。

さらに死んだ弟の分は、もらっていいかと言う声が。生首の顔とほぼ一致しています。双子の戦士、断罪兄弟です。

そして審判、宝石を呑み込むように言います。

呑んだ宝石は、毒の塊だと。猛毒結晶の獣石。十二時間で死に至る劇薬。。。

そして配った宝石一二個すべてを集めた戦士の優勝だと言います。

優勝者はどんな願いでもたった一つだけ叶えることができると。

それに丑が質問。今回の優勝候補の一人です。

全員毒を呑み込んでいるだから、最後には全員死ぬのではと。

審判、副賞として解毒剤を提供すると言います。

胃酸で宝石が溶けたり、爆破で破壊した場合はどうなるのかと。

宝石が反応するのは、胃酸のみ。それ以外の物理攻撃で傷つけることはできないと言います。

取り出し方法は、各人に任せるが、腹をかっさばくのが手っ取り早いと。。。

2

みんなちょっと聞いてと申が声をあげます。

提案があると。協力するれば、誰も死なずに済むかもしれないと。

亥、どうせ願いで全員生き返らせるとか言うのだろうと。せっかくの願いをそんなことに使うなんて冗談ではないと。

それに賛同して挙手したのは、先ほどの睡眠少年。声に聞き覚えがあるが、気のせいかと。。。

あんたを優勝者にして、全員を生き返らせる算段かと聞く少年。

が、申は違うと。もっと安心感があるものと言います。

それに少年と合わせて5人が賛同しようとしましたが、6人目、血塗れの刃物男が手を挙げ、少年以外の3人は手を下ろします。。。

申、二人も平和主義がいて嬉しいと、こっち来てと言います。

が、突然部屋の床が崩れ、落下。。。

第十二回十二大戦の幕開けです。

3

亥、着地した時には、他の戦士はばらばらに散っていました。

チーム申が成立しなかったのは大きいと。

彼らが結集し、作戦を行う前に、申を真っ先に始末した方が良さそうだと考えます。

が、亥はある気配に気づきます。

刃物男です。誰からでも良かったが、あらぬ疑いをかけられたから、その恨みを晴らしておこうと(笑)

亥、この戦士は普通に出来ると。自分か丑でないと勝負にならないレベルと。

そして名乗り上げます。

亥の戦士、豊かに殺す異能肉

卯の戦士、異常に殺す憂城(うさぎ)

亥、引き金を引こうとした瞬間から、後ろから羽交い締めに。。。そして卯の刃物が、亥を貫きました。。。

最後の力を振り絞って、羽交い締めにした人物を見ますが、顔がないと。

先ほどまで転がっていた死体です。

死体使い(ネクロマンサー)かと。

しかし卯は、死体作り(ネクロマンチスト)だと言います。殺した相手と友達になれると。

嘘をついてごめんと。これからは君もお友達だと。。。

4

十二大戦開始直後、前回優勝者の亥を受け継ぐ彼女は脱落。

そして落命した彼女を含む、卯、巳、亥からなる死体同盟ラビット一味の誕生です。

第二戦 鶏鳴狗盗

戌、本名・津久井道雄。牙で噛み付く戦闘スタイル。普段は保育園に勤務。

が、資質のある子供を組織に流すのが本業と。。。

一度間違えて、ペドフィリアに幼女をながしたが、命がけで奪還。幼女として、養育費を、稼ぐために戦場と保育園の労働に精を出していると。

私生活では書道にはまっていると(笑)

1

戌の怒突(どっく)は、みんなとは違い、人気のないところに隠れて、遠く間合いを取り、誰にも見つからないように過ごす戦法を取る事に。

セオリーがあるなら逆を行けだぜと。人数が少なくなってから動き出すのが良策と。

しかしルールの条件として、早く取り出さないと、宝石は溶けてしまいます。

しかも毒が溶け出す時間は、個々で違うだろうと。

そんな不安が、序盤をおとなしくするという戦法を取りづらくさせると。

が、戌だけは例外と。彼の戦闘スタイルもまた毒の使役です。

噛みつきが戦闘スタイルだと思わせていますが、本当は体内で毒を構成して、それを相手に感染させて殺すと。

宝石を呑み込む前に事前に解毒薬を作り、毒は無効化されていました。

毒で相手がふらふらになるまで待てばいいわけです。

が、宝石が溶けてしまっては意味がないので、3人まで戦士が減るのを待つと。

が、みーつけたという声が。。。

2

まず見つかりっこない隠れ家だと思っていましたが、30分で見つかってしまいました。

が、それならやるまでだと。

しかし、相手は危害を加えるつもりはないと。

相手は、酉の庭取と言います。

仲間になろうと声をかけたと。

でもこんな馬鹿っぽい娘とチームを組む事にメリットがあるとは思えないと(笑)

が、酉の代表である。愚鈍さを補ってあまりある実力を持っていると考えた方がいいです。

ここは仲間になったフリをして、ほかの敵と遭遇する前に殺すのが最善手かと考えます。

酉、急がないとヤバイと。

卯がネクロマンチストで、三人組を作ってしまったと言います。

3

酉の特殊技能は、「鵜の目鷹の目」で、あらゆる鳥類と意思疎通が可能で、それによって怒の場所も分かったと。

そしてその能力で、卯の戦士を目撃したと。

戌、こいつ本物のバカだなと(笑)自分の能力を初対面の相手にバラすなんてと。

利用するだけ利用して、早めに殺そうと考えます。

が、今の問題は卯だと。殺した相手を配下に出来る優位性はかなりのものです。

今回の大戦は、誰もがなんらかの反則気味のアドバンテージを持ち、その優位性をどう活かすかの駆け引きを要求されていると考えます。

卯をたたくなら、今だと。

酉と同盟を組みます。

改めて自己紹介。

酉の戦士、啄んで殺す、庭取

戌の戦士、噛んで含めるように殺す、怒突

怒突は、冷酷に計略を練ります。

4

ラビット一味を追跡する間に、二人で情報交換。

戌が知っているのは五人。その中でも一番リスキーなのは、丑だと。

辰巳は、戦力半減。

申は博愛主義者で、戦争を和解に導くのが生業と。同業者でありながら、商売敵みたいなやつと。

亥が序盤で死んだのは僥倖だと。

対して、酉は知っている人はほとんどいないと。

ただ、ずっとうとうとしていた子が気にならなかったかと。まだ十代半ばではと。

前にも見た気がすると。戌もかすかな既視感があると。。。

そしてラビット一味が二手に別れたと言います。

5

亥を隊から分離。その姿はまさしくウォーキングデッドと。

戌、酉に噛みつき、ドーピングします。ワンマンアーミー、殺さない毒もあると。

それに戸惑っている酉。戌は、落ち着いてコントロールしろと言います。

あたふたとした口調で紡がれた言葉が、戌が聞いた最後の言葉になりました。。。

6

酉、ちゃんとドーピングしてもらえて良かったと。

酉は戌を知ってました。

他人を全く信用してないので、チームを組むつもりなんてさらさらなかったと。。。

気弱さが弱さとは限らないと。自分を守るためならなんでもするという強かさをもっていました。

じゃあ、次頑張るぞと。

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第三戦 牛刀をもって鶏を裂く

酉、本名・丹羽遼香。幼少期より凄惨な虐待を受けてきた彼女。15歳以前の記憶がないと。気がついたら両親らしき生き物が死んでいたと。。。血塗れのエッグカッターを握って。。。

その素質を見出せれて、丹羽家へ。そして言われるがまま殺し続けていると。

ストレスを感じた時、温泉にいきます。温泉卵マジうまい(笑)

1

わがままでも横暴でもないが、酉ほど自己中心的な人間は珍しいと。

他人は全て状況の構成要素だと。最終的に生き残れば勝ちというルールは思いのほか馴染むとのこと。

卯について、脅威であっても、なんとか対処できる範囲の脅威だと。

酉は、手にしていた鋤を、タクトのように振ると、鳥たちが亥に向かって降ってきます。

啄んで殺す

鳥に定期的に食事を与える契約で、情報の提供を受けている酉です。

生きた人間を襲わせるのは難しいがわ相手が死体なら鳥との契約範囲内と。

ウォーキングデッドの天敵です。

あっという間に骨だけにされて、骨も持っていく鳥たち。

しかし、亥のノンロード、弾切れ知らずの能力によって、少なかった鳥たちがさらに減ってしまいまいた。

さらに困った事に、鳥たちはお腹いっぱいになってしまったみたいだと。

なので、巳には時間を空けないと使えないと。

2

考えがあったわけではないですが、亥を始末したことで、卯も下手に動けなくなり、十二大戦に完全なる膠着状況を作りました。

その中で有利なのは、「鵜の目鷹の目」をもつ庭ですが、その有利さは自覚してません(笑)

そこに声をかけてきたのは、ずっと眠たそうにしていた少年です。

とっさに身構える庭ですが、戦う気は無いと。

せっかく会えたんだからと、名乗ります。

子の戦士、うじゃうじゃ殺す、寝住

寝住、あの時手を挙げていたよなと。

申のところへ案内するといいます。

3

連れていかれたのは下水道の中。

そこにはレジャーシートの上に座る申。

ここに来る間、隙だらけの子に、いつでも殺せるからと、うっかりついて来てしまいました(笑)

そして出歩いて疲れたからと寝る寝住です(笑)

酉も、少年をどこかで見たことがあるようなと。。。

そして申の自己紹介。

申の戦士、平和裏に殺す、砂粒

平和裏に殺す(笑)

申の態度から、酉と再会できたことを心から喜んでいるとしか思えないと。

本当に平和を願っているなら、殺すのは簡単だと考えます。

その気になればいつでも殺せるという余裕が、攻撃行動に移させませんでした。

そしてもう三人脱落していることを告げます。

それでも必勝法は使えるのかと。

使えるという申です。

腹ごしらえをしたら、すぐにでも動かないとという申。

4

庭、一人で地上に戻りました。

貴意には添えないと、申と子に別れを告げて。

自分を本物の間抜けと。強かで小賢しい私はどこにいったと。

申の平和主義に毒されてしまったかのようだと。

そこに声をかけられたのは、戦士の中の戦士、丑です。

一人かね?と。仲間がいるなら紹介して欲しいと。これは何人がかりでもいいと言うことだと。。。

丑の衣装には返り血が。。。

平和主義ではなかったのかと聞きますが、あの時点ならチームを組む意味があったが、離散した今ではその意味は失われたと。

ひょっとして、申が近くにいるのかと、鋭い丑です。。。

鋤を丑に向ける酉。。。

申を守るために戦うのかと。君は自分のためだけに戦うべきだがねと。

さして名乗ります。

丑の戦士、ただ殺す、失井

一瞬で決着。。。わけがわからないほど強いと。。。

最後の意思で、鳥たちに、今までありがとう、わたしの死体を食べていいよと。。。

第四戦 敵もさる者ひっかく者

申、本名・柚木美咲。三人の仙人から戦士としての手ほどきを受けると。

学んだ仙術は、人を傷つけるために使ったことはないと。平和主義者の戦士という矛盾した生き方、多くの戦争と内乱を和解に導いてきました。

戦士としての知名度は低いが、知る人ぞ知る英雄。でもプライベートは普通の女の子(笑)趣味はお菓子作り。同棲中の恋人とは、そろそろ結婚を考えていると(笑)

1

子、酉はもう死んでるだろうなと。

あいつが死んだら、あんたのせいだよなと。

酉は申と話しているうちに、気弱だけだった戦士が、弱々の戦士になったと。

善意に感化され、一般人にだって殺されるぐらいに。。。

でも自分は感化されないから心配はしなくていいと言います。

4人の戦士が死んだ事になるが、必勝法は有効なのかと。

申、有効だと。必勝法はひとつじゃないと。

申は子に、なぜ自分の和平案に賛同してくれるのかと聞きます。

戦場にいないときは高等学校に通っていると。そこは平和ボケしたクズばかりと。そんなクズを守るため人命をかけていると思うと嫌になると。

どう折り合いをつけるのかと。

申、折り合いは、つけない。一生悩むと。

聖人の答えとしたは満点だと。が、凡俗には通じないと。

ところで、あんた強いよなと言う子。

床を砕いたのは申でした。

先制攻撃しようとした何者かの気配を察知し、全員を守るために床を砕いたと。

でも、その殺気を出したやつを特定して、倒すこともできたのではないかと聞きます。

申、そう言う力の使い方はしたくないと。

子、殺気を放ったやつの方が正しかったんではないかと。

さっさと死んだ方が世の中のためになるやつらばかりだと。そんなやつらを守るのは、現実が見えてない奴の綺麗事だと。。。

申、沢山の現実を見てきたと。その上で綺麗事を言っていると。綺麗事をなめんなよ、ボクと返します。。。

2

また寝る子です(笑)

これからどうするかを考えていると、何か近づいてくる音が。。。

音の正体は、羽音。大量の鳥の死骸の羽ばたきです。

ネクロマンチストにより、鳥の死体を使役したと。。。

操る死体が殺した死体も、卯の配下になると。。。

逃げるよと言って、子の首根っこを掴んで、走り出します。

地上にでると、そこには巳と卯が。。。

申、怪我をさせないように制圧して、説得すると。。。

巳を子に任せます。

最初に動いたのは、巳。

申は、卯に協力を申し出ます。無反応の卯、鳥たちを待っていただけです。

鳥たちを撃退する申。

そして卯が襲ってきますが、卯を飛び越え、背後へ。

が、卯は振り向きもしないまま、手首だけを返して、申に刃を突き立てます。。。

考えるまでなく致命傷と。。。

街路樹にぶら下げられていたのは、巳の首。

背後を見守るために使いました。。。

3

申と仲間になりたいと言う一点において、卯は常軌を逸して誠実だったと。。。

第五戦 羊の皮をかぶった狼

未、本名・辻家純彦。元々は武器商人。戦禍に巻き込まれるうちに、戦士としての頭角を現し、辻家家に見初められて婿入り。

前線から引いていたが、愛する孫が出場者に選ばれそうになったのをうけて、名乗りをあげたと。

十二大戦は、二回目。第九回の優勝者です。

その時の願いは、孫の顔が見たい(笑)

最近はスマホのゲームにはまり、そちらの世界でも戦士と呼ばれると(笑)

1

総合的な強さで順位付けすれば、自分は10位以下だと考える未の戦士、必爺。

進化した今の戦士から取り残されているのだと。

が、それほど否定的には考えていません。こちらにあるアドバンテージもあると。その最たるものが経験です。

そして自分以外の戦士たちの事を知っていると。正確には子の戦士以外です。十人わかれば、消去法で、残りが子だと。

今回の参加者には、当代一流の戦士が三人。申、卯、丑と。三人は偏りすぎだと。この三人と直接対峙することはあってはならないと考えます。

裏を返せば、その三人が潰し合う展開に持っていければ、勝ちの目はあると。

そして順位をつけると、自分より下にいるのは、子と寅だけ。

子は若すぎて、迂闊に計りかねないところもあると。

しかし寅は弱すぎると。場違いと言っても良いと。。。

下を見るよりも上と。九人をどうだしぬくかを考えます。

そしてもう一つのアドバンテージ。手には、呑み込まなかった毒の宝石が。。。

2

宝石を呑み込まなかったのは、明確なルール違反。それでも言われるがまま宝石を呑み込むリスクの方が高いと判断しました。

戌と同じような長期戦は取りません。

不正がばれたらその場で失格の身です。じっくり腰を据えているわけにはいかないと。

毒の宝石を持っているというアドバンテージで、ランキングの中位と交渉すると。

自分の腹部から、宝石を取り出したと嘘を語り、あなたの体内からも取り出しますよと。

時間もたち、頃合いと、騙す相手を探しに動き出す必爺です。

3

探索を始めてわずか10分で、戦士を発見。

公園のベンチで酒をたらふくかっくらっている若い娘。寅の戦士です(笑)

ランキング最下位の戦士に、仲間にするには微妙と。。。

酒をかっくらっている姿に、最下位からでも評価が暴落するとはと(笑)

ただ、次の相手が交渉しやすいとは限らないと、御し易いと前向きに考えて、寅を傀儡に据えようか。。。

が、そもそも会話が成立するのかと(笑)

ならば隙だらけの寅を攻撃しようかと。

その時、寅から、いるんだろと声をかけられます。

4

隠密行動に気づかれたのが衝撃でしたが、喋れてはいるが、完全に酔っ払いの繰り言だと(笑)

寅の前に出ます。

寅、酔ってないと(笑)

なら、かけるべき情けはないと。

投擲手榴弾で爆破しようと。

その威力、申が床を抜いて逃げざるを得なかったほどのものです。

名乗り合い。

未の戦士、騙して殺す、必爺

寅の戦士、酔った勢いで殺す、妬良

酔った勢いで?と聞き咎めた時には、未はすでに切り裂かれてました。。。

酔拳だと。。。酔えば酔うほど強くなる。。。

5

虎が動き始めました。

第六戦 千里の馬も蹴躓く

午、本名・早馬好実。戦場での敗北を機に肉体改造。歴代の当主の中でも一番の巨漢と。寡黙で知られ、名乗りを除けば、彼の声を聞くのは、側近のみと。とても良い声と(笑)声優誰でしょうね(笑)

特筆すべきはその防御力。防御術『鐙(あぶみ)』は、人体では考えられない強度と。

本当は無骨に『鎧』と名付ける予定が、漢字を間違えて『鐙』と(笑)

1

この大会の内幕。世界中でも戦う彼らを集めて競わせるには、それに匹敵する理由があると。

これは代理戦争。戦争の代わりに行われる大戦争。戦争の中の戦争だと。。。

国をチップにベットを行います。そのベットが行われるのは、戦士が半分になってから。

そのオッズ順は、丑、卯、寅、午、辰、子です。

鉄板でも大穴でもない、平凡なオッズがついた戦士、午。前評判は良かった馬が、こうも中途半端なものになっているのは。。。

つか、掛ける国なんてもってないです(笑)

2

酉が血まみれの丑を見て、誰かを始末したと考えたのは早計だったと。

丑と対峙して生き残ったものはいないと言う記録は、酉が殺される前に破られていました。

そのため、用心深く酉を殺した丑です。

天才でも反省すると。。。

丑と対峙して生き残った午。丑のゴールデンレコードにキズをつけた本人は誇っているかと言うと、しっかり傷ついていました。肉体的にも精神的にも。

死ななかっただけで、気分的には完全に敗北と。

多量の手傷をおったからオッズが中途半端になったわけではないと。

戦闘後の行動の印象が、あまりにもよくなかったとのこと。

銀行の金庫の中に逃げ込んで、立てこもったと。

心折られて引きこもってしまったようにしか見えないと(笑)

午は、丑も同様に穏健派だと思っていました。

しかし、丑はネクロマンチストがいると推測し、平和裏に大戦を収束させると言う選択肢がなくなったと考えました。

死体を辱められるくらいだったら、丑が痛みもなく殺す方が浮かばれるだろうと。。。

そんな丑の胸中など知りもしない、午は戦闘になり、心の準備ができていなかったと。

そして結果は惨憺たる有様。引きこもりたくもなると(笑)

しかし、それが他の戦士たちを苦境に追い込んだと。優勝候補の面々はあくまで対人のためのスキル。

バリケードを突破できるタイプではないと。

このままいたずらに時が過ぎれば、全員毒死ということに。

が、そこにいたのは、子。こんなに暗いと寝ちゃいそうだなと(笑)スマホの光が金庫内部を照らします(笑)

子、スマホを新調したら、真っ先に画面を叩き割るタイプと(笑)え?そんなタイプの人いるの?(笑)

名乗り上げ。

午の戦士、無言で殺す、迂々馬

が、スマホから目を離さない子です(笑)

なぜここにいるのか、巳に追われて、ここで緊急避難だと(笑)

そして申が死んだことで、和平案はパーになったことも告げます。

さらに生きてるだけなら、死んでるのと一緒だよなと。。。

未の爺さんがどこにいるか聞きます。

知らないなら気にしないでくれと。

そして出て行こうとする寝住。

巳が来るかもしれないから、動いた方が良いと。生きていたいのならと。

寝住の言葉が、頭の中に反響します。。。

そして、金庫の中に煙が。。。燃やされています。。。

3

燃やしたのは巳。。。

戦いを避けた午は、戦うこともなく敗北できたと。。。

第七戦 竜頭蛇尾(先行)

巳、本名・積田剛保。辰巳の二人一組で戦う戦士です。断罪兄弟は、歴史の中でもナンバーワンの息の合いかたと。弟である彼は、火を武器に戦います。自宅では爬虫類を飼っていて、戦場では殺しっぱなしの彼も、ペットの面倒は最後までみると(笑)

1

現在、飛び抜けて有利なのは卯だと。

卯が率いる死体の軍勢を阻止する建設的なすべないと。。、

2

辰の戦士、遊ぶ金欲しさに殺す、断罪兄弟・兄!

巳の戦士、遊ぶ金欲しさに殺す、断罪兄弟・弟!

と兄弟揃って、名乗りをあげることはもうないと。

弟は、子を殺すために歩き続けます。

地面からの振動を感じとり、子がどこに逃げても、追い続けることができると。

鼠を捉えるまでまで、ゴーストタウンを徘徊していると、そこに現れたのは一人の酔っ払い。

3

子の戦士以外でも、追跡を妨げるものは殺せと命令に従うだけと。

寅に攻撃を仕掛けます。

が、炎をかわす寅。

そしてさらに強力な炎を浴びせようとしますが、その前に右腕が吹っ飛ばされます。さらに火炎放射器も。

タンクの中に入っている液体をアルコールと言って呑む寅(笑)

そして蛇拳の構えをする巳。

が、ただ操られているだけの死体とわかり、やる気を失う寅。

その場から離れようとします。

しかし、巳は、一度行く手を遮って、そのあと気まぐれに離反しようとする相手に、どう対処すればいいか分からず、動きを停止。プログラムエラーですね(笑)

寅をロックオフし、子の追跡をしようとしたとき、丑のサーベルが死体の身を襲います。

4

今度は、左腕が吹っ飛びます。

丑、ウォーキングデッドだって、ただ殺すと。

しかしそこに、戦闘の気配を感じてか、寅が戻ってきました。

寅は、丑に何か因縁が・・・

丑と寅がやりあおうとした時、巳の左腕と右腕が、丑と寅の喉元に飛びつきます。

人間はどこまで人間なのか。。。

5

それを空から見下ろすのは、干支十二獣で唯一無二の空想生物、辰の戦士です。

第八戦 竜頭蛇尾(後攻)

辰、本名・積田長幸。双子の識別方法は、一人称が俺様が兄と(笑)

戦士のポリシーはなく、金の折り合いがつけば、どんな戦争にも参加すると。

資産家や裕福層から巻き上げた金を慈善事業に使い込む。それはただの遊びと。

弟の火炎放射器の対となる氷冷放射器。正直、火炎放射器よりも使い勝手が悪いと(笑)

1

今回の勝利条件は、宝石を十二個集めることである。

最初から二個持っている辰は、全員から標的にされかねないポジション。

にも関わらず、ここまで誰とも戦っていません。

なぜなら、辰は、大戦勃発以来、ずっと空の上にいたと。。。

普段はちゃらけた若者を装っているが、実際は意外と沈着で、根気もあると。

弟の戦いを見下ろし、丑を始末できる機会を逃すべきではないかもなと。

2

寅と丑を掴む腕の力は凄まじいと。

寅の意識の消失も時間の問題と。。。

そこに丑が呼びかけます。協調の申出です。

丑が寅に決闘を申し込むことを約束すると。

寅、それを受け入れます。

丑、サーベルを寅の足元に投げつけ、火花が散ります。

そして全身が炎に包まれる寅。。。

丑は燃え盛るアウターを手に取り、死体の左腕にまきつけ、急速に力を失ったと。。。

天才にしても、この局面は間一髪でした。

午が焼かれて死んだのに、ウォーキングデッドになってなかったことから、死体を殺す方法に辿り着いたと。。。

寅も消火作業を終え、右腕を焼き殺してました。

そして丑は、首なし腕なし死体へ顔を向けます。

が、焼け殺す手段がない二人は打つ手なしと。

3

辰、乱入するならこのタイミングと。

が、彼の手元に何かが落ちてきました。それは弟の生首。。。

卯が打ち上げたものだろうと。これで辰の場所はバレてしまいました。

身の安全の確保をしないとと、油断した瞬間、生首に噛みつかれました。。。

そして地上から目を切った瞬間、その一瞬で卯が彼の正面に跳ねてきました。。。

辰の胴体を横薙ぎに真っ二つにします。

4

兄弟の縁は切っても切れないと。

断罪兄弟は、二人揃って、ラビット一味に編入されました。

そして、二人の強敵に囲まれた弟を、スーパーヒーローの死体のごとく、駆け抜けると。。。

第九戦 二兎追う者は一兎も得ず

卯、まさかの詳細不明(笑)アニメどうすんだろ(笑)

1

首を投げたのは、申と。

しかしそれが辰の手に落ちたのは、本当にたまたまでした。

そして卯を投擲したのも申です。申、ぱねぇ。。。

卯、あと三人と。。。

2

膠着状態に陥っていた寅と丑ですが、そらから降ってきた上半身と下半身が、膠着を破壊します。

これで巳の首も含めて、四対二と。

丑、卯が総力をかけてきたことで、大戦が終わりつつあること察します。

あまり得意ではないが、策を弄するとしようと。

辰の液体窒素に目をつけます。

が、それを寅に言う前に、向こうが動きます。

しかし、寅は察して、辰の上半身を狙います。

辰が冷却装置を使わなかったのは、使えなかったから。冷却は、究極の停止です。

兄弟の死体は混ざり合って、死なば諸共と。。。

そして出てきたのは卯です。

申は子を追わせているので、一人と。

それでも殺しにかかります。

が、丑寅タッグからすれば、その動きは拙いものと。

卯を八つ裂きに。あっけない決着です。

使役する死体のないネクロマンチストなんて、この程度だろうと。。。

そして、丑と寅、さあ決闘だと。

3

卯はたしかに死んだ。だか、八つ裂きになる前に、舌を噛み切っていました。。。

ネクロマンチストが自身を殺したらどうなるのかと。。。

第十銭 虎は死んで川を遺す

寅、本名・姶良香奈江。実際の酔拳は、酔った動きを模した拳法であり、酒を呑む必要はないと。アルコールを摂取する言い訳に、酔拳の使い手となったと(笑)

強そうと見せるってのが、既に弱そうとの考えで、威圧感を消す生き方が自然に身についたとのこと。

己を弱く見せることが、彼女の特質と。これに未は騙されたんですね。。。

そして休日は女友達とショッピング、ただ最終的には呑み会になると(笑)

1

十二大戦の開戦意義という観点から見れば、卯ほど真摯に戦いに取り組んだ優等生はいないと。

そして丑と寅の前に姿を現したのは、うっかり死ぬ為ではないと。

申を向かわせなかったのも、丑(欲を言うなら寅も)というお友達を作るためです。大戦が終わった後のことを考えてのことです。

死体ではやりすぎる恐れがあるから、自分が赴きました。

が、断罪兄弟に、ああも損傷少なく勝ったのは、想像できなかったと。

生きてる人間とも信頼関係を築くことができるというような、そんなありえない事実と直面したとき、卯の戦士の気持ちは十二大戦から降りたのだろうと。そして自らの死を選びました。。。

しかし、ネクロマンチストの十二大戦はまだ終わっていないと。。。

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寅が始めて戦場に出たあたりの頃は、思慮深い女の子だったと。

真面目すぎる彼女は、世界の矛盾や汚れを受け流すことができませんでした。

そして自らの道を外れたと。酒に溺れている間は、何も考えなくて良くなったと。。。

皮肉にも酒に溺れることで、戦士としての才覚は増しました。。。

真面目で健全だった少女は、不真面目で不健全な大人になっと。。。

どんどん適当になっても、結果を出すから評価は上がります。不真面目にやってる方が褒められると。。。

適当にやっても支障のない日々の中、一人の天才に出会いました。

それが丑です。

丑に、迷わず、不安を感じず、間違わずに、正しいことが出来るのかと聞きます。

まず、正しいことをしようとする。次に正しいことをする。

以上だと言う丑(笑)

理論が天才すぎて、何も伝わってこないと(笑)

が、理解はできなかったが、理解したいとは思った寅です。

①したいと思う。②する。

とりあえずその辺りから始めてみることにしたと。

目標にしたい師匠ができました(*´ω`*)

戦場でいつか会えると信じていたが、世界は広く、無数の戦場があり、やっぱり会えないんじゃないかと諦めが入ったところに、今回の十二大戦です。

寅は丑に会うために、この大戦に参加しました。

が、向こうは寅を覚えていません(笑)

そんな怒りを込めながら、名乗りもあげずに、丑を突き飛ばします。丑の両刀から守るために。。。

でもウォーキングデッドになってまで、丑と戦うのごめんだと。。。だからその前に殺してくれと。。。

丑、了承したと。ただし、あくまで決闘はとりおこなうと。きみは私に負けて死ぬのだと(涙)

決着は一瞬。寅、敗退しながらも願いを叶えた、十二大戦史上、唯一の戦士でした(涙)

第十一戦 人の牛蒡で法事する

丑、本名・樫井栄児。初陣は5歳。初陣から皆殺しだったと。。。その時より天才の名を欲しいままにしてきました。

戦争を迅速に終わらせる戦士として、戦争をいつまでも停め続ける戦士の申と話してみたいと思っていたと。

細身だが、大食漢と。料理は作れないので、一人でご飯が食べられる店にとても詳しい(笑)

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感傷に浸っている時間はないと思いつつも、もう動くことのない寅の死体を見ます。。。

寅の中に、かつて戦場で会った少女の面影があると。。、

その時に投げられた質問に答えたあの時が、丑の天才性が完成された瞬間と。

が、死体に視線をと心をとらわれたのは、一瞬。

意識を完全にスイッチし、卯のことを考えます。

卯、死してなお、優勝を目指していると。

勝利条件さえ満たせば、死んでいても優勝資格はあると考えます。

異様な風体で、異様な戦い方をしているようで、していることは全て正しいと。

でもなぜそこまでするのか?

疑問は尽きないが、できることは供養してやることだけと。

丑は、また慣れない作戦を考え始めましたが、そこに現れたのは、斬りきざんだ死体の部品が再び集結して、一人の人間のシルエットを形作ったものでした。。。

もう一度バラバラにして、また組み上がる前にガソリンを調達するかねと。

天才の刃が、死体を襲います。が、斬り裂いた死体の中から、申の死体が飛び出してきました。。。

まるでびっくり箱と。。。

死体の中に死体が詰まっているなんて、完全に発想の外です。。。

状況が、完全に詰みました。。。

卯にとどめを刺される前に、自殺しようとしますが、それも申に阻止されます。

そこに現れたのは、子。

子は未の死体から、申も恐れた投擲手榴弾「醜怪送り」を探してました。

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タイミングは今しかないと。このタイミングを逃せば、卯と申の死体をまとめて始末できる機会は、金輪際ないだろうと。

子、この手榴弾を手に入れられたのは、寅が倒してくれたからと。あんたの相棒の功績だと言います。。。

何か言い残すことはないかと。

丑、ない、やってくれと。

子、手榴弾を転がします。。。

鼠は丑の頭に乗っかって、干支の一番乗りをした動物です。

丑も、寝住に会ったことがあるようなと。

そして爆発。こうして十二大戦は終結しました。

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終戦 大山鳴動鼠一匹

子、本名・墨野継義。戦士にして現役高校生。戦士としての特徴は、確率世界への干渉力『ねずみさん』。同時に100までの選択を実行できると。100通りの予知ができて、その中から選べると言うのが、近いとのこと。

ただそれは、自己予言であり、その上実体験であることが大きく違うと。同時に100の体験をすると、精神は過大な負荷を強いられるため、眠くなると。

そして、選ばななかった選択は消滅し、他の人の記憶からは消えます。でも、たまに覚えていることがあると。それでみんなデジャヴを感じていたんですね。

妙に達観した性格になった彼ですが、チーズを食べている時だけは、テンションがあがると(笑)

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子が優勝者です。

そして審判員が、インタビューをしたいと。

断っても良い結果にはならないので受ける子です(笑)

いつも通り、百の戦術を同時に実行して、その一つが大当たりしただけと。

終わってみれば寝住の圧勝という審判員に、簡単に言ってくれるぜと。

自分が勝てたルートはこれだけだったと。しかも自分の戦術ではなくて、申のおかげと言います。

申は自分が操られたら、殺してくれと。そしてその方法として、強力な爆発物なら有効だと教えてくれてました。

今回のことはまぐれだと言う子です。

ねずみさんを使ったとき、ロクでもないやつらばかりだったけど、意外と話せたりしたと。

そしてみんなの願いは、意外と普通だったと言います。

優勝インタビューは終わりです。

子、願いはゆっくり考えると。

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翌日、百の人生を同時に生きながら、どうしても叶えたいたった一つの願いと、割とそうでもない99の願いを考えることに。。。

 


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kei

アニメやゲーム、マンガ、読んだ本のことなど、興味のあることをつらつらと書き連ねています。 書いている内容はとりとめのないものですが、このブログ名のように少しでも良い影響を与えられれば幸いです。 連絡先はこちら。 good.influence.k@gmail.com